ロンドン五輪を振り返って③

ここの続きです。

10日目は、ウサイン・ボルト選手
11日目は、なでしこJAPAN（サッカー）
12日目は、火の鳥NIPPON（バレーボール）
13日目は、伊調馨選手
14日目は、吉田沙保里選手
を選んでました。

ボルト選手、強かったですね～。
そして、その伝説的な走りをリアルタイムで目撃する事が出来て、徹夜したかいがありました（笑）。
大歓声の客席がスタート直前のほんの一瞬、水を打ったように静かになる事にちょっと感動しました。熱気に満ちた大観衆の沈黙って、本来ありえないものですよね。不思議というか不気味というか奇妙というか……何ともいえない世界でした。そして、その一瞬の沈黙がスタートのピストル音と共に壊れる。そのギャップにしびれました。

大会前に放送されていたNHKスペシャルミラクルボディー『ウサイン・ボルト 人類最速の秘密』、そして、それと連動していたNumber誌の特集が面白かったのですが、それらのおかげで、よりレースが楽しめました。
恵まれた才能の持ち主かと思っていたけれど、100m走をやるには致命的な欠陥を抱えていたんですよね。人は問題がある方が強くなれるのか？

あ、ちなみにボルト選手の記事が載っている『Number』（807号）は美容院で読みました。
今行っている美容院では私が行くと『Number』を出してくれるのです♪
最初は普通に女性誌を出されていたのですが、ある日勇気を振り絞って(？)「その『Number』見せてもらっていいですか？」と言ってみたのでした。
その美容院には男性客も来るので、『Number』が置いてあるんです。
それ以降、「こいつは女性誌を拒否する」とインプットされたのか、何も言わなくても『Number』が出てくるようになりました。
始めはちょっと恥ずかしかったのですが、今は「言って良かった」と思ってます。
美容院って苦手なのですが、「『Number』読めるし」って事で、苦手意識がちょっぴり薄れてます。記事の余韻がさめず、感動してうるうるしながら帰る事も少なくありません（笑）。

同じ号のバレーボールの竹下選手の記事もとても面白くて、夢中になって読んでしまいました。
「竹下選手って、そんなに凄かったのか！」と見直しまくり。
実は、今の全日本チーム、「強い」と言われていたのに、オリンピックの切符を掴むのにやたら手こずっていたので、「期待外れだ……」と思ってしまったのですが、改めて興味が沸きました。
キム・ヨンギョン選手の竹下選手に関するコメントなども興味深く読んだのですが、まさか３位決定戦でぶつかるとは。
この記事読んでいたおかげで、より一層楽しく観る事が出来た気がします。
ありがとう、『Number』。ありがとう、美容院（笑）。
（同じ物がここで読めるようでした。）

という感じで３位決定戦の対韓国戦ももちろん良かったんですが、圧巻は準々決勝の対中国戦ですね。今大会全競技の中で一番興奮しました。 スコア、28-26、23-25、25-23、23-25、18-16ですよ。フルセットで全セットが２点差だなんて、凄すぎるっ!!　あんな試合が見られて嬉しい。ほんとにほんとに素晴らしかった!!　うぉー!!

個人的にはバレーボールが強いと嬉しい。
基本的にはスポーツほぼ何でも好きなんですが、同じ位好きというわけではなく……
中には「この競技、日本が弱かったら見ないかも」という競技もあります。
が、バレーボールは日本が出てなくても、オリンピックゲームなら見たいと思える競技です。
そういう競技で日本が強くて、勝ちゲームを見られると楽しいです♪

そして、サッカー。 「11日目のなでしこ」は、準決勝の対フランス戦を意味します。 これもスゴイ試合だったな～。

リードしているのに、あんなにハラハラする試合ってあるでしょうか？
シュートの数、27対４だって。フランスが約７倍も多い
ハラハラしていたのは視聴者だけではなかったらしい。
「ジェットコースターに乗っているように、シュート打たれる度にキャーキャー言っていた」と語ったのは岩淵選手だったかな？　選手も試合中にキャーキャー言うのか（笑）。
勝てたから良かったものの、ホント心臓に悪いゲームでした(^^;)。

伊調選手と吉田選手の三連覇はスゴイですね。
吉田選手の「前夜は不安で眠れなかった」という発言にキュンと来ました。
それでも結果を出す所はさすがです。