ロンドン五輪を振り返って①
ボクシング、前日の清水選手に続き、村田選手が銅メダル以上を決めました♪
っていうか、村田選手の試合楽しみにしていたのに、今朝だったのか……。
日程は結構チェックしていた筈なのに、痛恨のチェック漏れ(泣)。
昨夜はなでしこジャパンの試合を観て力尽き、6時台は夢の中だったなぁ……。
準々決勝の生中継って、あったんでしょうか? あったとしたら、見逃して悔し~。
NHKハイライトで、一部カットはあったものの3R結構しっかり放送してくれたのが救いです。
準決勝(金曜日)は見逃さないようにしなければ!!
さて、ロンドン五輪も、もう半分以上過ぎてしまいました。
書きたい事、山ほどあった気がするのですが、どんどん忘れてしまいます(爆)。
が、過去の五輪の感想など、今読み返すと懐かしく興味深いので、ロンドンの感想も残しておきたい。
という訳で、やや中途半端なタイミングですが、毎日ひっそりと選んでいる「MIS」(Most Impressive Something)を元に振り返り記事をアップしてみる事にしました。
開会式を1日目とカウントし、2日目は柔道の平岡選手、3日目は「センターテーブルのジュリー」を選んでました。
4日目は「競泳の寺川・入江・鈴木、3選手の3レース連続銅」を挙げてますが、柔道の松本選手と体操の審判でかなり迷ったっけ。
という感じで、序盤に印象に残ったのはやはり柔道。
それにしても柔道は難しい。
オリンピックでしか見ないので大きな事は言えないのですが、それでも毎回かなりの試合を結構真剣に観ています。にも関わらず、わからない事が多すぎ(恥)。
そして、素人目に難しいだけではなく、審判にとっても難しいようですね
ロンドン五輪は「審判を審判する」ジュリー制度が初めてお目見えする五輪となりました。ジュリー制度誕生のきっかけとなったのは「篠原選手に対する世紀の誤審」との事。
あれは悲しいアクシデントではあったけれど、「それを生かしてくれたんだ」と思うとテレビの前で篠原選手を応援していた日本人としては嬉しい。
間違ったジャッジがなくなるよう、関係者の皆さんが努力している事はとてもよくわかって好感が持てました。が、問題も山ほど……。
特に審判の威厳がなくなるというのは由々しき問題です。
あと、ジュリーがでしゃばって何度も中断すると、選手が集中力を持続するのも大変そう。見ている方も興醒めしてしまう。
う~ん、改革って、大変ですね。改善しようとしているのに改悪となってしまう事は多々ある。それは柔道に限った事ではなく……皆、より良くなるよう努力をしている筈なのに、えてしておかしな歪みが起こってしまう。ままならないものですね。
……と、スポーツ以外の事も色々教えてくれる五輪なのでした。
そんな中、金メダルを獲った松本薫選手、凄かったですね~。
あの恐ろし過ぎる眼差し。あの顔で睨まれたら泣く。その恐怖からは狼を連想しました。いや、実際狼が獲物を狙って恐ろしい顔をする所を見た事はないような気もするのであくまでイメージなのですが。思わず「壬生狼」と呼ばれた新選組隊士を思い浮かべてしまう新選組狂の私でした(^_^;)。
帰国して色々な番組に出演する松本選手は穏やかで、かわいらしいとも言える。そのギャップがたまりません。
ところで彼女は妖精を何度も見ているんでしょうか? それとも1度だけなのか?
ハイライトで見ていた方にはピンと来ないかも知れないのですが、この3人、3レース続けて出て来たんです。3レース連続で日本の選手が銅メダルって凄過ぎ。1日3つの銅メダルでも凄いのに、3レース連続って一体。これぞ「2度ある事は3度ある」?
ビックリといえば、男子体操団体戦の判定にも驚かされました。
審議の時間がそれはそれは長く感じられました。
内村選手が「2位でも4位でも同じ」と言っていたけれど、私も結果を待っている時は「メダルとか、もういいから。変にゴネて、あんまり日本のイメージ悪くしないで」なんて思ってました。イギリスは体操団体100年ぶりのメダルとかで盛り上がりまくってるし、客席にはウイリアム王子もいる。ここで水を挿すなんて、申し訳ないよ。
が……内村選手にとっては2位でも4位でも同じでも、他の選手にとっては初メダル。
メダリストかそうでないかで、その後の人生が大きく変わってしまうのかも知れない。そう考えると「やっぱり取らせてあげたいかも」と心は千々に乱れたのでした。
一時の気まずさと引き換えに栄光が待っているのか?
で、ですね、審議中に流れた映像、国際映像だと思うのですが、内村選手と加藤選手のツーショットだったんです。最初は内村選手を映していたのですが、横に座っていた加藤選手もついでとばかりに(?)同じフレームに入れてました。これ、加藤選手のルックスが影響していたと思うのは私だけでしょうか? 「あ、なんか見映えのいい子がいるから、一緒に映しとくか」みたいな(笑)。この2人のツーショット、「好感度を得られそう」と思いました。
人相の悪い選手だったりしたら、ダーティなイメージになってしまうと思うのですが、加藤選手が映っていると、きれいな雰囲気になるんですよね。個人的にはすごく救われた気分になりました。
あれによって海外視聴者の心証が変わるかもしれない?
判定が覆っても、
「4位のくせに、クレーム付けて2位になりやがって」という否定的な空気が、いくらか和らぐのではないかとちょっぴり期待してしまったりして。
その後、「中国で加藤選手大人気」という記事を見たので、この想像もあながち間違っていないのかも。
が、勿論好意的な反応ばかりではなく……
「日本が判定をお金で買った」みたいな記事も出たらしい……
なんでも抗議をする際には手数料を払わなければいけないそうで、そのお金を日本人が握っている写真が出たのだとか。買収のお金じゃないのに~。
ところで、「判定が覆った瞬間、場内大ブーイングだった」という記事も読んだのですが、生中継を観ていた私の耳には聞こえませんでした。
なので、「ああ、イギリスの皆さんはなんて寛大なんだ」と感謝をしたのですが、実際はブーイングが出たのですか? メダルの色が変わっても「100年ぶりのメダル」である事は変わらないので、そんなに怒っていないのかと思ったのですが……それは虫が良すぎる考えか。
ちなみに、会場にいたという日本人キャスターは「会場では何が起こっているかわからなかった、アナウンスが流れたけれど、メダルに湧く歓声にかき消されてよく聞こえなかった。会場の外で他の人に聞いて、事の次第を知った」みたいな事を言ってました。
広い会場なので座っている場所によっても状況は異なるのかも知れません。真実を見極めるのは難しいものですね。
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