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2012.10.17

『のぼうの城』試写会

読みたくて仕方なかった小説『のぼうの城』。
私の場合、原作読んでから映画を観ると絶対楽しめないので、今迄我慢してました。
が、ついに解禁です!!
昨夜、試写会で映画版見て来ました♪

観た後すぐに小説を読めるよう、当日買って鞄に入れておきました。
今売られている物は野村萬斎さんの写真入り帯が付いてます。
普通の帯より幅が広いですね、素晴らしい

この先、ネタバレあります。
ネタバレOKな方のみ、お読み下さいね。

Noboさて、小説を読むのこそ我慢していたけれど、映画や忍城に関するテレビや雑紙は思い切り追いかけてしまっていた私。
CMは無茶苦茶気に入ってしまって、何度も繰り返し観てました。
当ブログにも貼り付けてますしね。
そのせいで……なんか新鮮味がなかった~(>_<)。

そんな中で数少ない新鮮に感じられたシーンは、水攻めシーン。
これはCMでは一切使われてなかったですよね。
公開を延期したのがよくわかる、すさまじい映像でした。
高松城の水攻めは有名でよくドラマにも出て来ますが、今迄観た映像は既に高松城が水に浮いているシーンばかりでした。
「湖の中に城がある」という感じの映像ですね。
なので水攻めに関しては「じわじわ水嵩が増して、とうとう周りが水だらけになっちゃった」という、のんびりしたイメージを勝手に持ってました(私だけ?)。
が、今回はそんな水攻めのイメージを覆されました。あれはまさに津波だ。
っていうか、昨年の津波の映像を見なかったら、今回の水攻めのシーンを「映画だから大袈裟に作ってるんでしょ」と思ってしまったかも。
本当の津波の映像を見た後だと、水の恐さを以前よりリアルに感じるのでした。
そして、あの水攻め映像は東北の方は見たくないかも……。

萬斎ファンにとっての最大の見せ場はやはり田楽踊りのシーン。
萬斎さんが作ったそうですが、完全なオリジナルではないようで、部分的に馴染みのある所がありました。ツボだったのは狂言『二人大名』でお馴染みの「ガッテン、ガッテン、ガッテンじゃ~」!!
もう大喜びな私。思わずCMの甲斐姫ばりに「あれを入れたのは、私の為か?」と聞きたくなってしまいました。(で、CMののぼう様ばりに「そんなワケないでしょ」と言われるのも一興)

のぼう様以外で印象に残ったのは石田三成。
可愛く、可哀想だった。
高松城の水攻めを興奮して見つめる三成。
秀吉に憧れているのがよくわかってかわいかったです。
同じような戦がしたかったのに、失敗。
途中おかしくなりかけましたが、最後は相手の将を褒める、人の良い三成に上地雄輔さんは合っていたと思います。
従来の「クールで切れ者」の三成のイメージとは異なっていたけれど、「若い頃の三成はあんな感じだったかも」と思えました。
そういえば『天地人』の小早川秀秋役も従来の「小早川=裏切り者でイヤなヤツ」というイメージとは異なっていたなぁ。憎めないというか「なんだかかわいそうな人だなぁ」と思わされたっけ。
今回も憎めない、秀吉がかわいがるのも頷けるような三成でした。
そして、この敗戦でますます人望をなくし、「それも関ヶ原の戦いで敗れた一因か」なんて考えると、ちょっぴり切なくなるのでした。
忍城を落としていれば、「三成案外やるじゃん」みたいに見直されて、西軍の味方も増え、毛利や小早川(笑)も三成の為にちゃんと働いてくれて、歴史も変わったかも?
でも、そしたら愛しの新選組は生まれない

あ、ちなみに、エキストラの私の姿は確認出来ませんでした。ホッとしたような残念なような(^^;)。

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