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2013.01.15

雪とか八重の桜とか

昨日は東京では珍しい大雪が降りました。
今日は呼吸器科の病院に行く日だったんですが、「いつもと違った写真が撮れるかも」と思い、帰りに大國魂神社に寄ってみました。

O1 O2

成人式の片付けをする為なのか、係の人が沢山いて、あいにく雪は結構片付けられてました。
でも天気が良くて気持ち良かったです。
鋪道の雪が溶けてキラキラ光っている様を見たら思わず、『レ・ミゼラブル』の
"The pavement shines like silver"という一節を連想してしまった("On My Own")。
もっともあれは、雨に濡れた鋪道がライトに照らされて銀色に光っているという夜の歌なんですけどね。

O3 O4

録画しておいた『鶴瓶の家族に乾杯』見ました。
綾瀬はるかさんがゲストで、『八重の桜』に因み、会津若松を訪ねる旅でした。
鶴ヶ城からスタートしたんですが、雪で真っ白のお城がとても美しかった。
今年の春、会津行く予定なんですが、冬も行きたいと思ってしまった……
っていうか、一瞬「明日行っちゃおうか」とか思ってしまった。さすがに思い留まりましたけどね(^_^;)

『八重の桜』の第二回の感想文を書いた後も、あの回の事を色々考えてしまったのですが、「『やむにやまれぬ心』というタイトル、いいなぁ」と改めて思いました。

以前、司馬遼太郎さんの『世に棲む日日』を読んだ時、「ドラマ(『『蒼天の夢』)はわかりやすいのに、原作は随分難しいんだなぁ」と思いました。
小説に出て来た「狂」という言葉の意味がなんだかよくわからなかったんです。
でも、「それって、『やむにやまれぬ心』って事か!!」と今頃腑に落ちた気になりました。
吉田松陰も覚馬兄ちゃんも、八重もそして新島少年も持っていた「やむにやまれぬ心」。
前回スポ根にたとえましたが、引退時の松井秀喜選手の言葉を借りれば「命がけ」?
がむしゃらに全てを賭けて夢中になってやるというのが「狂」であり「やむにやまれぬ心」なのかな、なんて考えてます。
で、そういう尋常じゃない位に頑張る人に魅かれてしまう私なのでした。
幕末にはそういう命がけの魅力的な人が沢山いるから、私は幕末が好きなんだろうなぁ。
そして、そういう人を沢山見続けられそうな『八重の桜』がやっぱり楽しみで仕方ないです

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