八重の桜 第八回・壬生浪士組参上!!

いや～、あっという間でした、『八重の桜』第八回。
終わった後、思わず「えっ!?」と言ってしまった。
「もう終わりなの？」と驚いてしまったのでした。
『八重の桜』は毎回夢中になって観てますが、にしても、今週は集中度が違った!!
のめり込んで観てました。

まず冒頭の斎藤さん!!
スゴイよ、近藤や沖田を差し置いて、新選組の代表みたいな感じでいきなり登場したよっ!!　これって、破格の扱いじゃないですか。
さすが、会津の大河だな～。
しかし、やっぱり無口な斎藤さん。
セリフ無かった。
セリフ無いのに、タイトルロールには一人で一画面使ってたのもスゴイ。
斎藤さんの声、早く聞いてみたい気もしますが、どこまで喋らないか期待したい所でもあります（笑）。

覚馬兄ちゃんの斎藤さんに対する第一印象が悪かったのはちょっぴり残念ですが、今後仲良くなるであろうから良いとして……問題は勝海舟です!!
まだ人斬ってないのに、壬生浪士組の事、人斬りとか言ったっ!!
そんな早いタイミングから新選組の事を嫌っていたとは……って、それが史実かどうかはわかりませんけど、後の色々な行動を考えると、ありえそうな話ではありますね。きーっ、きーっ、きーっ!!

一方好感が持てるのは佐藤Ｂ作さんが演じてる人。
今回は田中土佐ですけど、『新選組！』ファンとしてはどうしても「永井様」と思ってしまう。なんか立ち位置が似てます。
佐藤さんってば、永井尚志になっても田中土佐になっても新選組を評価してくれるんですね（笑）。ありがとうありがとう。

そして、山川大蔵が結婚しました。
時尾さんのショックが尋常ではないようで、「もう誰とも結婚しない」みたいな事言ってましたが、斎藤ファンであり大蔵ファンである私はどう反応すれば良いんですか？
「だったら、斎藤さんと結婚するなーっ！！」と言うべきですか？
傷付いた心を癒してくれた斎藤さんと結婚するという流れになるのかなぁ？
それとも、大蔵以外ならどうでも良くて、まさかヤケになって斎藤さんと？
うわーん、そんな事ないですよね。
……なんか、どっちもイヤかも。どうしよう……(爆)。

そして、今週も苦悩の表情を見せる容保公は、ついに西郷頼母を蟄居処分にしてしまいました。
この描き方がまた良かった。
孝明天皇から涙が出る程ありがたいお手紙を貰って、「何としてでも天皇をお守りしなければ」と固く心に誓った直後の頼母の「京都守護職やめましょう発言」。
頼母の言う事はすっごいわかるけど、天皇を見捨てる事が出来ないという容保公の気持もすっごくわかります。
片方が悪いという描き方ではなく、「どちらも間違ってない」という描かれ方、好きだな～。

馬揃えもカッコ良かった。
雨でもビシッと決めてしまう会津藩、さすがです
しかし、天皇の周りには色々な人がいて色々な陰謀が渦巻いているのですね。
『平清盛』の時も御所では色々ありましたが、時代が変わっても恐ろしい場所である事は変わらないようで

さて、来週は八月十八日の政変ですね（タイトルは「八月の動乱」）。
またまた見逃せない～