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2013.12.29

会津人首相も靖国神社を参拝するのかな

安倍首相の靖国神社参拝が問題になってますね……

オフィシャルガイドブック 新・ようこそ靖國神社へ靖国神社といえば、外国と戦った人が祀られているというイメージが強いと思いますが(そう思っていたのは以前の私だけ?)、最初に祀られたのは戊辰戦争の長州を中心とする新政府軍の犠牲者です。旧幕府軍の人達は祀ってもらえなかったんですよね。

小説の中で斎藤一が「会津の人達は墓を建てる事も許されないのに、新政府軍の死者はこんなに立派な神社に祀られて……」みたいに悔しがっていたっけ。

というわけで、佐幕派の私は靖国神社を参拝する気にはなかなかなれず、夜桜能を見に靖国神社を訪れる時はちょっと勇気が必要でした。
祀られている長州人には「『(敵である)新選組ファンが来やがった』と思われるんじゃないか」とか、斎藤さんには「『裏切り者』と思われるんじゃないか」と考えてしまった(^_^;;;;)。

NHK大河ドラマ総集編 花神 [DVD]高杉晋作など好きな長州志士はいるし、大村益次郎の事もキライじゃないけれど、あの銅像が余裕綽々で原田左之介が命を落とす上野を見ていると思うと複雑です。
その後新政府軍以外の人も祀られるようになって、「新政府軍の神社」から「日本の神社」みたいになりましたが(外国の人も祀られているんですね)、会津の人にとって靖国神社はどういう存在なのかと考えてしまう今日この頃です。

ちなみに安倍首相は長州人らしいですね。
やはり他の地域の人以上に靖国神社には思い入れがあるのかな? 会津人の首相だったら、反対を押し切ってまで靖国神社参拝はしないような気が……。

そういえば、安倍首相は会津若松を訪れた際に
「先輩がご迷惑をおかけしたことをおわびしなければいけない」と言ったそうですね。
山口(萩市)が頑張っても会津とは友好都市の関係を築けなかった(断られた)という話もありました。
幕末の国内のわだかまりでさえ簡単に消えないのだから、昭和の外国とのわだかまりを消すのは並大抵の事ではなさそうです。

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