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2014.01.21

わかりやすい解説付き能・狂言2014

「わかりやすい解説付き能・狂言」、今年も見に行って来ました。
中森貫太さんがメインの公演ですが、毎年野村萬斎さんをよんでくれます。
来年も萬斎さんをよぶ事が既に確定しているそうです

萬斎さんが近所に来てくれて、貫太さんの楽しい質疑応答が聴けて、識者のタメになる解説も聴ける……ので、私の中での優先順位はトップクラスの公演です。

No解説は元NHKアナウンサーの葛西聖司さん。
冒頭で「今日初めて生で能を観るという方、拍手して下さい」と促し、「79名ですね」と対応するのは一昨年と同じ。
今、一昨年の当ブログを読み返して「数字まで一緒だったのか」と気付きました。昨年もそのネタを使っていたかどうかは憶えてません(^_^;)。
今回は『一富士二鷹~初夢の風景~』というタイトルでのお話をしてくれました。
「鷹」は空飛ぶ鷹の事だとずっと思ってましたが、「愛鷹山」という山の名前なのだとか。
「ぎゃー、間違えておぼえてた~」と青くなりましたが、今調べてみたら鳥の鷹を意味するという説もあるようです。ほっ。

ちなみに私の今年の初夢はなぜか大阪市長の橋下さんとダンスを踊る夢でした。なぜ~?
どうせなら萬斎さんとダンスしてる夢が良かったよ(笑)。

狂言 ◆呂連(ろれん)/野村萬斎・高野和憲・中村修一
普及公演という事もあって、定番の曲をやる事が多いこの公演。
「観た事ある…」と思う事も多いのですが、これは初見でした。やったー
萬斎さん扮する僧は、濡れ衣を着せられて怒られるちょっぴり可哀想な役でした。むしろ人のせいにしちゃう側、濡れ衣を着せちゃう役の方が萬斎さんに合っていそうな気がしないでもありませんが、困っている萬斎さんもキュートでした。
キュートといえば、『にほんごであそぼ』の猫萬斎さん、かわい過ぎる~~~っ!!

能 ◆羽衣(はごろも)/観世喜正・殿田謙吉・大日方寛
和合之舞という通常とは異なるヴァージョンだったようです。
『羽衣』といえば、玉三郎さんと愛之助さんという素敵過ぎる共演の歌舞伎ヴァージョンが印象に残ってます。
百人一首好きな私としては「天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」という和歌が謡われていた事に反応してしまったのですが、能の『羽衣』にも使われてました。
ちなみにこの句を作ったのは遍昭。「坊主めくり」の中では疎ましい存在ですが、萬斎さんが狂言で演じてから一気に気になる存在となりました。「坊主めくり」で引いてしまっても今では嬉しい(笑)。
あと、「天の原 ふりさけ見れば 霞立つ」というフレーズが出て来ました。
やはり百人一首の「天の原 ふりさけ見れば 春日なる」にかけてるのかなぁ?
月からはるばる地球へ来た天女と、日本からはるばる中国に渡った安部仲麿、帰りたいけど帰れない境遇は似ているかも?

◆質疑応答/中森貫太
今回印象に残ったのは面の金額の話(^_^;)。
演者の人が新品を買う場合、安い物で30万位だそうです。般若はツノがあったりと手間がかかるせいか倍位するらしい。
一般の人が買う場合はもっと高くなるとの事。
もっとも、面は着けてこその物なので、飾る為などに販売する事はあまりしないそうです。
母の実家(長野県)の客間に般若の面が飾ってあったような気がするんだけどな。レプリカかな? 遊びに行くとそこに寝かされるので、慣れる迄は恐かったです。
以前『秘密のケンミンショー』で「石見では引越祝いに般若の面を贈る」と言っていた気がしたので今調べてみたら、「石見神楽面」となってました。能面とは違うのね。

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