« 高須四兄弟展 | トップページ | 斎藤一 新選組最強の剣客 »

2014.11.10

MANSAI◎解体新書その弐拾四 STARMAN

萬斎さんの定番イベントの中では3本の指に入る位好きな企画、「MANSAI◎解体新書」に今回も行ってきました。
「STARMAN」なんてサブタイトルを勝手に付けちゃいましたが、本当のサブタイトルは「森羅万象~日常と非日常とのテレポーテーション~」です(^_^;)。

今回(昨夜)のゲストはプラネタリウム・クリエイターの大平貴之さん。
世田谷パブリックシアターをプラネタリウムに変身させてくれました!!

大人の科学マガジン Vol.09 ( プラネタリウム )実は私、大平さんには結構お世話になっています。
たとえば、『大人の科学マガジン』の大平さんの号を持っています。
嫌いな教科が美術・技術・家庭科という超不器用な私が、附録の手作りプラネタリウムは一生懸命作りました。
結構気に入っていたのですが、私が作っただけあって、すぐ壊れてしまった~(涙)。

大平さんのホームスター(家庭用プラネタリウム)も持ってます。
昨夜萬斎さんに「ホームスター持ってる人いますか?」みたいに聞かれて挙手しちゃいました。

日本科学未来館にある大平さんのプラネタリウムも見ましたよ。
その時の事は当ブログの2006年12月2日の記事に書いてますが、今確認してみたら、星の数「500万個」となってました。昨夜は「2200万個」とおっしゃってたから、8年で随分進化しているのですね。

はい、私、プラネタリウム好きなんです。
当ブログでも『ポラリス』(『冬のソナタ』をテーマにしたプログラム)、『ムーミン谷のオーロラ』
『かつしかから宇宙へ』『南十字星に魅せられて』(ゴスペラーズの音楽が流れる中南十字星を眺めるプログラム)、『銀河鉄道999』「大人のための天文教室『太陽系探査・最前線』」などの番組を話題にしました。「大人のための天文教室」は『なかのZERO能』を見に行った帰りに見ました。一日に萬斎さんとプラネタリウムの両方を楽しむなんて、あれが最初で最後かと思いましたが、二回目が訪れるとは。
関西一人旅の時はクタクタになっちゃったのに明石天文科学館のプラネタリウムに行って睡魔と戦ったっけ(爆)。
2時間かけて多摩六都科学館のプラネタリウムに行ったら、最終回の投影が始まっていて中に入れてもらえなかったなんて事もあったよ。
ちなみに最近では、ブログには記載しなかったのですが、『銀河鉄道の夜』というプログラムを見ました……

Kaitaiという感じで、結構プラネタリウムは見ている方だと思いますが、昨夜のプラネタリウムはまた独特でした。
世田谷パブリックシアターの劇場全体に星を映していたのですが、一番端だった私の席のすぐ側の壁にも星が映ってた(笑)。
天井には布(?)が垂らされていたのですが、ドレープに映る星はとても美しかったです。

が、全体的に暗かったかな。
そういえば、家にあるホームスターも、なんか暗いです。私の物より新しいホームスターを持っている弟も「暗い」と言っていました。明るすぎるのはリアルではないとお考えなのかなぁ? 昨日の投影機(MEGASTAR)の消費電力は電子レンジよりやや大きい位との事で、「その程度の電力しか使わないの!?」と驚いたけれど、そこまで節電しなくてもいいからもう少し明るくして欲しいと思ったのは私だけでしょうか?
大平さんは、エンターテイメントとの融合プランを色々お持ちのようでしたが、娯楽性を高めるなら、もっと明るくても良いんじゃないだろうか?
たとえば、劇場の星空化といえば、思い出すのが帝国劇場で観た『レ・ミゼラブル』。
当ブログにも時々登場するお気に入りソングの一つ『Stars』をジャベールが歌う時、劇場には星が輝きます。あれは本当に美しかった。「星をしっかり見られる席に座りたい」と思ってしまう程魅力的な星空でした。でも、あれはあくまで偽物。プラネタリウムは作り物ではあるけれど、リアリティを求めている……んですよね。美しさとリアルさ、どちらを優先すべきか、リアルとエンターテイメントの匙加減は案外難しいのかも、なんて思いました。
あんまり派手になると、イルミネーションですもんね(^_^;)。プラネタリウムは「きれいなだけの存在」になってはいけないのかな? 

ちなみに、萬斎さんにとってプラネタリウムは女性を口説くアイテムでもあったようで……プラネタリウムで隣に座る女性の手を握るマイムをしてました(^_^;;;;)。私は男性とプラネタリウムに行った事はありますが、そこで手を握られた事はないなぁ

大平さんのお話で印象に残ったのは、「ここだけの話、僕は宇宙人なんです」というお話。
セクハラをしたせいで、地球に左遷されちゃったそうです(笑)。
宇宙人とかまっっっったく信じていない私ですが、昨夜はなんだか信じたい気分になりました。宇宙の大きさを改めて教えてもらって(私には理解出来ない位、わけわかんない位大きいよ!)、あんなに広いんだったら、とんでもなく高度な文明を持っている星があって、そこからやって来て地球人にバレないように潜伏している人がいてもいいかなって。
キャプテン・ハーロックや、銀河鉄道999みたいな世界があってもおかしくないじゃないかとか(笑)。

今回は萬斎さんのパフォーマンスは短め。朗読のみでした。
直前まで普通におしゃべりされていたから、うまく切り替えて聴く事が出来ず、最初はなんか気恥ずかしかった~。
そして、雰囲気になれて来た所で終わってしまったのでした。
星空と萬斎さんといえば、『鞍馬天狗』のエンディングを思い出します。
『鞍馬天狗』で朗読して欲しかったなぁ……って、一体何を朗読するんだ(^_^;)。

ジギー・スターダスト発売30周年記念アニヴァーサリー・エディションウォークマンでこんな曲を聴きながら帰宅しました。
◆Space Oddity
◆Moonage Daydream
◆Starman
◆Lady Stardust
◆Ziggy Stardust
◆Life On Mars?
◆Quicksand
もちろん全曲デヴィッド・ボウイ。
ボウイは本当に(異星から)「地球に落ちて来た男」かも!!
Quicksandは歌詞を読んでも意味はさっぱりわからないし、宇宙をテーマにした曲でもないと思うのですが、曲の雰囲気が夜空に合うし、砂ばかりの異星が連想されたりするんで。
プラネタリウムでボウイの曲聴いてみたい……。

|

« 高須四兄弟展 | トップページ | 斎藤一 新選組最強の剣客 »

コメント

プラネタリウム大好きです!「大人の科学」のも持ってます。
銀河鉄道の夜(←KAGAYAさんのですよね)は浸れますね。
DVD買おうかと思いましたが・・全天スクリーンの映像が大迫力で、そしてあのノスタルジー感が・・・

以前、府中市郷土の森で見た「HAYABUSAの帰還」のも泣けました。
多摩六都は近くなので一度行こうと思いつつ・・・最近は時間がなくご無沙汰です。

投稿: ぽぐぽぐ | 2014.11.16 22:32

ぽぐぽぐさんも「大人の科学」持ってましたか!!
壊れたのでホームスターを入手した時に捨てちゃったのですが、むしろホームスターより良かった気がします。
捨てずに修理すれば良かった……(失った物が良く思えるだけ?)。
去年新型が出たそうですね。懲りずに買っちゃうかも(^^;;;;;)。

KAGAYAさんの『銀河鉄道の夜』、素敵でしたね♪
でも古いプラネタリウムで観たせいか、画像がぼんやりしてました、
アイマックスシアターとかだったら、クリアに観れたのかな~。

多摩六都科学館のプラネタリウム、リニューアルしたんですね。
1億4,000万個の星が投影されてるらしいじゃないですか!
いつの間にか、大平さん、抜かれちゃってたのね……

投稿: YAGI節 | 2014.11.18 18:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 高須四兄弟展 | トップページ | 斎藤一 新選組最強の剣客 »