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2015.04.29

松陰、最期の言葉

『花燃ゆ』の感想、初回しか書いてませんが、実は毎週欠かさず見てます。
松陰先生目当てで見るみたいな事を以前書きましたが、その松陰先生がとうとう退場です(>_<)。

Ha写真右:新宿駅構内に貼られていたポスター。携帯で撮ったので、不鮮明

実は私は吉田松陰という人がよくわかりません。
子供の頃は悪人だと思ってました。
牢屋に入れられる罪人って事で(単純)。

その後、「松陰じゃなくて井伊直弼が悪人だったのかーっ!?」と思うようになったけれど(単純)、それでも松陰に対しては「過激でコワイ人」というイメージを持ってました。

そんな私の印象を大きく変えたのがドラマ『蒼天の夢』。
中村橋之助さん演じる松陰先生(この時から「先生」呼ばわり)は「過激でコワイ」とは正反対でした。
穏やかで腰が低くて争いとは無縁で優しい雰囲気をまとっていました。
高杉晋作役の野村萬斎さんはこんなセリフを言ってました。

「吉田松陰という人は何をするにも大真面目で、それが妙な色気になる変な人だった……」

うん、色気は感じなかったけれど(爆)、魅力は感じたよ!

その後、世田谷と萩、両方の松陰神社に行く機会がありました。
当時ガチガチの佐幕派だった私(今はふんわり佐幕派)は、アウェーに乗り込むような軽い緊張感を抱いて鳥居をくぐったのですが、妙に居心地が良かった。
どちらもお天気が良くて(というか、敷地に入った瞬間に天気も良くなった)気持良かったという事もあるのかもしれませんが、なんだか包み込まれたような気がしたんです。
誰とでも分け隔てなく接した松陰先生だから、訪れる者は佐幕派でも歓迎してくれるんだと思えました。
私、パワースポットとかって全くわからない筈なのですが、なんだかいい「気」が満ちてるような気がしました。不思議な感覚でした。一度ならず、二度共です。って、気のせい?

Sho1ただ、あんな穏やかな人が、「間部を暗殺しよー」とか言い出し、渋る高杉らに絶交を言い渡すのがよくわからなくて。
「絶交」なんて言葉、子供からしか聞いた事がないよ~(^^;;;;;;;)。
『蒼天の夢』の原作本『世に棲む日日』を読めばわかるかと思ったのですが、ダメでした。っていうか、「狂」の意味など、わからない事が余計に増えた(爆)。

「人は生まれつき善」「呼びかければ必ず通じる」なんて言う松陰先生が、なんで暗殺とか言い出したのか?
そういえば、『八重の桜』の小栗旬さん演じる松陰先生も出番は少なかったけれど、それはそれは無邪気で爽やかないい味を出していました。
「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」は小栗さんも言ってたみたいですね(忘れかけてます)。

うーん……「時が松陰先生を変えた」とか「獄中生活が松陰先生を変えた」とかは思わないんですけど。
もともと過激な部分と温和な部分、両方持ってたという事なのかなぁ?

松陰先生の事を何話にもわたって取り上げる『花燃ゆ』を見れば理解出来るかと思ったけれど、やはりよくわからなかった。
間部暗殺を言い出す辺りではやはり引いてしまいました……。

Sho2が、前半のステキなお兄様ぶりや、野山獄でのエピソードはやっぱり良かったなぁ。
とにかく井伊直弼に直訴したくて、頑張っちゃう所も引きこまれた。
井伊を引きずり出せた時には「やった!!」と血湧き肉躍りました。
しかも高橋英樹さんだし。相手にとって不足なしという感じでした。ああいうフィクションは大歓迎♪

彦根城に行った事もあり、実は井伊にもちょっと親近感沸きつつあります。思ってた程悪い人ではないんじゃないかと。
高橋英樹さんが演じるという事で、ステレオタイプの「悪人井伊」ではなく、それこそ松陰先生が信じていた性善説にのっとった井伊を見られるかと期待したんですが、それはなかったですね。「お互いリスペクトしつつも死罪にするしかなかった」的な図を期待しちゃってたけど、さすがにそんな期待は叶いませんでした、残念。

という感じで、一部理解に苦しむ所はありつつも、伊勢谷友介さんの松陰先生には楽しませて頂きました。ありがとう♪
伊勢谷さんと松陰先生の顔は似てないと思っていたけれど、時々目がつり上がっている時があって、そういう時はなんだかよく似て見えたなぁ。
あと、ママの元に幽霊として現れちゃう時の伊勢谷さんの笑顔、とーーーーーってもステキでした
適役だったと思います。「お疲れ様でした」と言いたいです。

そうそう、近藤勇役を中村昌也さんがやるそうですね。
バラエティー番組でしか見た事ない~。どんな演技をするのか?
そして、坂本龍馬役は伊原剛志さん。
近藤の方が2歳上なんですが、このキャスティングって……。
いや、伊原さんなら大丈夫でしょう! 楽しみです。

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