デヴィッド・ボウイ・イズ

デヴィッド・ボウイの事が世界一好きとかカミング・アウトしたばかりなのですが、
実は波があります(^^;)。
最近はちょーっと情報収集をさぼってまして、ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が今年の初めに劇場上映された事も全く知らなかったのでした。なんたる不覚。

が、神様、いえボウイ様(？)は私を見放しませんでしたよ♪
ちゃーんとアンコール上映をしてくれました、ありがとう、ありがとう。

劇場で前売り券を買うとポスターが付いてくるというので最初は買いに行こうかと思ったのですが、ネットで買うとポストカードが付いてくるというではありませんか。
電車賃より送料の方が安かったし、ポスターよりポストカードが欲しかったので、ネットで買ってみました。

うーん、素敵

そして、今日見に行ってきました。
イメージフォーラムという、渋谷ヒカリエ近くの小さな映画館。
お客さんは十数人しかいなかったかな。
そして、皆おひとり様だったので、上映前も話し声は皆無。
静まり返った中でボウイの歌声が響きます。
"Fascination"とか流れていて渋すぎると思ったのですが、『Young Americans』のＣＤの曲を順番に流してたみたいです。
「なぜ、よりによってこのアルバム？」と不思議に思ったのですが、映画のオープニングとエンディングに"Fame"が使われていたからなんですね。

サイドバーにYouTubeの動画を貼ってありますが、あれのロングバージョンみたいなオープニングから映画はスタートしました。

2013年にロンドンのヴィクトリア＆アルバート博物館 (V&A)で「デヴィッド・ボウイ・イズ」というタイトルのボウイの回顧展が行われ、その最終日にはボウイと親交のあった人やボウイの影響を受けた人が招かれるイベントがあったようなのですが、その模様を撮影しているというスタイルでした。っていうか、「映画を撮るから集まってね」という感じだったのかも？　で、その中で展示の内容も紹介され、キュレーター（学芸員）が解説してくれたり、専門家が話したり、ファンの感想が流れたりしたのでした。

印象的だったのはかつてボウイの衣裳を担当した山本寛斎さんの英語によるスピーチ。
ジャーヴィス・コッカー（PULP）よりも笑いを取ってたよ!!
でも笑わせるだけではありません。
「今はいくらか英語が話せるようになった自分だけれど、当時（ジギー時代）はほとんど喋れなかったから、（ボウイとの）コミュニケーションが成り立たない筈なんだけど、心が通じ合っていた」みたいなお話をしてくれて、胸を打たれました。
そういえば、展示の中に歌舞伎をやる劇場の前に飾ってあるような絵（上演する話の絵）がありました。あれ、アップで見たかったなぁ。
どうでもいい事ですが、ジャーヴィスを見たのは無茶苦茶久しぶり。なんかマツモトクラブを連想してしまいました～（笑）。

それにしても、あの回顧展は素晴らしすぎ。
V&Aがすごいのか、ボウイがすごいのかわからないけれど。
日本でやる展覧会って、なんかこじんまりしてる気が……。
それとも撮影のしかたが上手くて、すごく見えてるだけですか？(爆)

イギリスからスタートした回顧展は、アメリカやフランスも巡回して、今はメルボルンでやっているらしい。
行きたい行きたい行きたい行きたい。
あ、11月１日までだから無理ですね。

その次はオランダで来年３月までやるらしい。
行きたい行きたい行きたい行きたい。
オランダの次は未定だそうです。
日本に来ないかな～？　来い来い来い。いえ、来て下さい。招んで下さい。お願いします、お願いします。
来ないなら、ホント、真剣に海外行きたい。
映画見ながら、「そこもっと見せて～！」とか「アップにして～！」と思う所がたくさんありました。衣裳もびっくりする位充実してました。
特にEarthlingのジャケットで着ていたユニオンジャック柄のコートとか、"Blue Jean"のバイロンの衣裳とか、すごく見たいっ。近くで見たいっ!!!!!

衣裳といえば、ケイト・モスがボウイが着ていた衣装と同じ物をサイズを大きくして着用したなんていうエピソードが紹介されてビックリ。
ボウイの方が、ケイト・モスより細くて小さかったとは。
確かに昔のボウイは無茶苦茶細かったけれど。にしても
映画の中ではブルーグリーンのスーツ（"Life On Mars?"のビデオで着用）の事を言っていたけれど、今ウェブで調べてみたら、ケイト・モスがジギーの赤い服（因幡のうさぎ柄）を着ている写真が見つかりました。両方サイズ変えて着たという事なのか、映画が間違っていたという事なのか……謎です。

最初の数分（前置きみたいな部分）だけ、ちょーっと退屈しましたが、あとは本当に興味深かったです。（大好きなボウイの曲なので当然ですが）音楽も最高でした。
ボウイ・ファンになってから、かなり経つのですが、何度もボウイを見直してしまう私です。「ある時に気づけない魅力を数年後に気づく」なんて事がボウイに関してはよくあるんです。「いい加減、もう飽きたかな」なんて思う事もあるんですが、久々に聴くと「うわっ、こんなに良かったか」なんて感動しちゃう。そんな事が繰り返されるので驚かされます。
再発見がしょっちゅうあって、結局飽きないんですよね～。

ちなみに今回はアルバム Young Americansを見直しまくりです。
これ、ボウイのアルバムの中ではあまり好きな方ではなく、ウォークマンには入れてませんでした。が、待ち時間に劇場でかかっているのを聴いたらすっごい良かった。
今回のテーマ曲ともいえそうな"Fame"も最高じゃないですかっ!!(今更)

や～、やっぱりボウイは天才だわ。
「すごい人」って知ってた筈なのに、改めてそう思いました。
ああ、私はボウイの事を何度見直し、何度惚れ直させられたら気が済むんだろう。

ポストカード２枚もらっただけでは満足出来ず、製品版も買う事にしました。
16枚入りか50枚入りか迷いに迷って、奮発して50枚入りを買ったのに、ウェブで見て気に入ったカードが入っていませんでした。
50枚入りの方が枚数多くて色々入っていると思っていたのですが、中身全く違ったみたいです。ショック……。

でも、こんな興味深いカードが入ってました。

　

前回『ダイヤモンドの犬』のジャケットの写真を載せましたが、あれは犬の写真と犬のポーズを真似たボウイの写真を複数撮って、それを元に絵に描いたそうです。

あとはこんなのに反応♪

　

写真左：ボウイもその気になれば(？)普通にキレイです。
写真右：ボウイが描くハンガー・シティ（『ダイヤモンドの犬』に出てくる架空の街）

16枚入りも買おうか、悩んでいます。前売り券よりは送料高かったので買うとしたら、渋谷に行った方がいいかなぁ……っていうか、渋谷行ったらもう一回見たくなっちゃうんですけど！

帰りにル ショコラ ドゥ アッシュでチョコレートを買いました。
世界一好きな有名人がボウイだとしたら、世界一好きなチョコはル ショコラ ドゥ アッシュのボンボンショコラなんです。
とはいえ、お高いので滅多に買えません。
以前は六本木にしかお店がなかったので、六本木に行った時かバレンタインデーの時位しか買いませんでした。
ヒカリエ内に出来てからはもっと頻繁に買えるかと思いきや、結局バレンタインの時にしか買ってない……。
というわけで、８ヵ月ぶり位かな～。

バレンタイン時は箱詰めの販売のみ。なぜか私の大好きな「バッカス」は殆どの箱に入ってません
今の季節は好きな物をバラで買えるので嬉しい♪

箱に入ってないと高級そうに見えませんが、たった５粒で1512円

大事に楽しみます。

今調べてみたら、六本木店ってなくなった!?
かわりにというべきか、今年銀座店がオープンして、そちらが本店となっているようです。