ボウイの思い出・その1
アカウント取得したものの呟く内容が思いつかず(一言でまとめられないのでブログをやっている)、フィギュア関連の印象的な発言をリツイートするだけの存在となっていたツイッターですが、ボウイを悼むアーティストの皆さんの言葉を残しておきたくて、ついリツイートしてしまいました。一気に統一感がなくなってしまいましたが、興味がある方はこちらをどうぞ。
で、本題ですが……
かつて、私はFM STATIONという雑誌を欠かさず買うFMラジオ好きでした。
番組表をチェックしては、ラジオで流れる曲をカセットテープに録音してました。
ボウイとの出会いもFMラジオでした。
「世界的なスーパースターであるらしいデビッド・ボウイという人」の、ニューアルバムを紹介する番組があるというので、興味を持ちラジオの前にスタンバイしました。
まだ洋楽ビギナーだった私は、洋楽一般常識として、ボウイという人の事を知っておきたいと思ったのでした。
あ、当時のレコードなどのオフィシャル表記は「デビッド」だったと思います。最近は「デヴィッド」なんですけどね。
最初にかかったのは『レッツ・ダンス』に収録されている曲でした。
"China Girl"だったか"Let's Dance"だったか?
「ふーん、こんなのが大ヒットしたのかぁ」と思いました。無感動でした。
が、その後にかかった曲にKOされてしまいました。
"Blue Jean"にやられた事はよーく憶えてます。
この1曲でボウイに興味を持ったのか、あるいはその時ひょっとしたら"Modern Love"もかかっていたのか……そこ迄は憶えていないのが、情けない所。
"Blue Jean"はノエビア化粧品のCMソングにもなって、CMを見る度に「いい曲だなぁ」と思わされました。
ノエビア化粧品は他にもUKロックを使ったCMを何本も作ってくれて、その都度楽しませてくれたっけ。
並行して"Blue Jean"のビデオを見て、「なんて面白くてカッコいいビデオなんだろう!」とボウイに興味を持ったのでした。
アルバム『トゥナイト』を聴くべく、お金のなかった私はレンタルレコード店へ向かいました。
「新譜だけではなく、昔の曲も聴いてみたいなぁ」と思ったのですが、既にベテランの域に達していたボウイは沢山のアルバムを出しており、ビギナーの私は何を借りていいのかわかりません。
取りあえず『アラジン・セイン』は真っ先に候補から外しました。無茶苦茶引きました。「こんなジャケットの物、恥ずかしくて絶対カウンターに持ってけないよ」と思ったっけ(笑)。
迷った末に選んだのは『フェイム&ファッション』。帯に魅かれました。
「デビッド・ボウイのアルバムはどれもベスト でもこれは違う」
というコピーが入っていたような。
「違うってどういう事? ベスト以上のベストって事?」と気になってしまったのでした。
今思えば、ただの中途半端なコンピなんですけどね(^^;;;;;;)。
これに収録されていた"Space Oddity"に、それはそれは強い衝撃を受けました。
トム少佐ですよ、ロック検定2級に出題されたという彼ですよ(笑)。
以前ここで"Space Oddity"に衝撃を受けた事を書きましたが、「こんな歌を作るボウイって凄い」と感動し、「こんな歌が売れたイギリスも凄い」と感心し、ボウイとUKロックへの興味が増したのでした。
そして、あまり良い評判を聞かない『トゥナイト』ですが、こちらも私は気に入っちゃいました。
当然"Blue Jean"は大好きだし、イギー・ポップとのデュエットも好きでした。
ティナ・ターナーはそれ程好きではないけれど、スペシャル・ゲストって感じでお得な気分になりました。
"GOD ONLY KNOWS"も当時はすごく気に入って、オリジナルを聞いてみたくて、ビーチボーイズにも手を出しちゃいましたよ~。あまりに雰囲気が違っていて、「ボウイ、凄い!!」と感心しまくったのでした。
……と、音楽ファンっぽく語ってきましたが、当然というべきか……ルックスにもやられちゃったんですよね~(^_^;)。
当時学校の帰りに寄った本屋さんで見かけた『魅惑トゥナイト』という写真集の虜になってしまいました。
写真集なんて買った事なかったんで、最初は買うなんて夢にも思ってませんでした。
でもなんだか気になってしまって、何度も何度も本屋に寄っては眺めてしまってました。
1冊しかなかったから、「そのうち売り切れるだろう」と思っていたのに、いつまで経っても置いてある。表紙に結構目立つ折り傷が付いていたから誰も買わなかったのかもしれません。
ある日買う事を決意し、でもどうせならキレイな物が欲しいので(^_^;)、他の本屋なども探したのですが、見つけられず、当時はAmazonなどもなく、しぶしぶその折り目のついた物をゲットしたのでした。
その後ボウイ本を色々買いましたが、こんなミーハーな写真集が、今でもトップクラスのお気に入りの一冊となっています
タイトルに「その1」と付けましたが、当然「その2」以降が続きます。
実はもう記事は作成していて、予約投稿のセッティングはしました。
しばらくは毎深夜0時に更新されるようになってますので、よろしければチェックしてくださいね(^^)/。
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コメント
言いたいこと伝えたいこと、あふれる気持ち・・・
ゆっくり読ませていただきます。
投稿: ぽぐぽぐ | 2016.01.13 00:21
ボウイの訃報を聞いたとき、真っ先にYAGI節さんのことが思い浮かびました。
「Blue Jean」は僕もノエビアのCMで気に入り、シングルレコードを買いました。
小学生だった僕が生まれて初めて買ったレコードでした。
あと、なぜだか「Let's Dance」のカセットテープが家にあり、それもよく聴きました。
たぶん、父が衝動的に買ったんだと思いますが、彼は全く聴いていませんでした(^^;)。
いろんな声色を使い分けていて、すごいヴォーカリストだと、子どもだったけど思いましたね。
「ロウ」「ヒーローズ」の2枚はiPod Touchに入れてあって、今でもたまに聴きます。
YAGI節さんの投稿、じっくり拝読させていただきますね。
投稿: cake | 2016.01.13 08:58
ご無沙汰しております。
続きもお待ちしております。
投稿: ゆず | 2016.01.13 19:28
YAGI節さん、こんばんは。
自分もボウイの訃報を聞いた時は、YAGI節さんのことを思い浮かべました。
おそらくしばらくはショックで何も発信しないのでは・・・とも思ってましたが、こちらの記事を拝見して少し安心しました。
ボウイを全然聴いてない自分にはコメントのしようもありませんけど、「Blue Jean」だけは自分にとっても思い出の曲になってます。
この曲については、FROCKLでも自分のBLOGでも、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
自分もYAGI節さんのボウイの記事、じっくり読ませていただきます。
投稿: SYUNJI | 2016.01.13 22:11
ありがとうございます。
下らない記事になりそうですが……
お付き合い頂けたら幸いです。
うわー、聴かないとはいえ、買うだけで凄いです>お父様。
うちの親は、マイケル・ジャクソンとボウイの区別も付いてませんでした。
幸か不幸か今回の事でボウイについてはわかってもらえたみたいですけど。
ノエビアのCM、良かったですよね
わぁっ、書き込みありがとうございます!!
ゆずさんのお名前見たら"Hallo,Spaceboy"を聴きたくなったのですが、Pet Shop Boys ヴァージョンが見当たらない……。
「持ってなかったんだろうか? そんな筈は……」と葛藤しながら、とりあえずYou Tubeで聴いてます(^_^;)。
お気遣い、ありがとうございます。
ボウイの事、色々思い出してます。
下らない事も多いんですけど、書きたい事が次々浮かんで……
多分、当ブログ史上最高の更新の嵐になると思います(^^;;;;;;;;)。
数ヶ月後に読み返して呆れるかも(笑)。
じっくり読むのはヘビィだと思いますので、テキトーに読んで頂ければ幸いです。
投稿: YAGI節 | 2016.01.13 23:36