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2016.08.06

リオ五輪開幕

録画したきり未見だった『しくじり先生』の清水宏保さんの回をようやく観ました。

人生の金メダリストになる「準備力」 成功するルーティーンには2つのタイプがある (講談社+α新書)私はストイックに戦うスポーツ選手が好きです。
子供の頃は甲子園球児を聖人君子のような人達だと誤解して憧れていました(^_^;)。
年を取るにつれ、甲子園球児がストイックとは限らない事を知りましたが、オリンピックで金メダルを取るような人は特別だと思ってました。
普通の事やってたら、金メダルなんて取れない。命がけで頑張らなくちゃダメなのかと思ってました。が、「そうでもないかも」という事も知りました。
とはいえ、稀に例外もいて、本当にストイックに、そのスポーツに全てを賭けるようにして頑張っている人もいると思ってました。
たとえば、その一人がイチロー選手であり、そして、清水宏保さんなのではないかと思っていたのですが……

それも違ったかぁ(愕然)。
清水さん、モテたい一心で頑張っていたそうです。
モテる為にお洒落をし、高い時計を買い、それでもモテないのでポルシェを買ったのだとか。
長野五輪後はようやくモテるようになって、まだ現役なのに遊びまくっていたらしい(それでも成績は残していたというのは凄い)。
バラエティ番組だから、ちょっと誇張して、面白おかしく話していたのかもしれない。
『Number』誌に書いてあるような話は求められていなかったんでしょうけど、それにしてもあれ程とは……。

私って人を見る目ない?
いや、別に「モテたい」という気持を否定する気はないですよ。
でも、本当に驚きました。
「都会に憧れすぎて、スケートだけじゃなく私生活も滑り倒しちゃった先生」だなんて、おっしゃっていて、切なかったです。ううう。
今は地道に頑張っていらっしゃるようで、良かったです。

そんな、人の人生を変えてしまうかもしれないオリンピックが今回も始まりました。
今日は平日と同じ時間に起床して、開会式の生中継を視聴。
が、なんと入場行進の途中で眠ってしまいました。
幸い、民放放送の入場行進放送時には目が覚めたので、そちらでフォロー出来……た事にしたい。
猫ひろしさんの行進も、見たにゃー。
難民選手団も、見ました(こういうのがあるからオリンピックって素晴らしい)。
もっとも、民放は一部カットがあったかな(>_<)。
聖火台と花火がステキでした

体操ニッポン!―体操王国ニッポンの復活、そして2020東京へ (日本文化出版ムック)夜は、女子バレー→男子体操→男子テニスの順で視聴。
見たい物が重なってしまったので、集中して見られないという嬉しいけれど困った状態になってます。
バレーの日本vs韓国戦、第一セットを取った時は、「楽勝かも?」なんて思ったのですが、甘かった~(T_T)。
体操は鉄棒で内村選手の落下というショッキングな出来事が。
テニスでは錦織選手がラケットを落としながらも、そのラリーを制するという面白いシーンが見られました。
早速色々アクシデントがありますね。

今は水球と競泳見ながら、これを書いてます。
とりあえず、水球が終わったら寝ようかな。
柔道の準決勝以降は、ちょーっとリアルタイムで見るには厳しい時間帯ですね。

開会式の演出は3大会連続で映画監督の担当でした。
北京五輪がチャン・イーモウ監督、ロンドン五輪がダニー・ボイル監督、そして、今回のリオはフェルナンド・メイレレス監督でした。

その昔、チャン・イーモウ監督の映画『HERO』の予告編を見て、その美しさに感動しました。「この映画、ぜひ観たい!!」と思ったっけ。
その昔、フェルナンド・メイレレス監督の映画『シティ・オブ・ゴッド』の予告編を見て、その怖ろしさに震撼しました。「こんな映画、絶対観たくない」と思ったっけ(^^;)。

シティ・オブ・ゴッド [DVD]という事で、この3人の監督を好きな順に並べるとイーモウ>ボイル>メイレレスとなるんですが、好きな開会式を順に並べても同じ結果になるのでした。北京>ロンドン>リオという順(^_^;)。やっぱり相性ってあるんだろうなぁ。

もっとも音楽的にはロンドンが一番好みでしたけどね♪
イギリスにはロックというアピール出来る音楽があって、世界的に有名なスターも多数いる。
ブラジルにはサンバというやっぱりアピール出来る音楽があるけれど、イギリスほどは有名なスターは多くないんですよね~。
そして、ロックのリズムは多分私の身体にしみついているけれど、サンバのリズムには馴染めていない……。
ブラジル人の身体を動かさずにはいられないサンバを聴いても、「楽しそうだなぁ」とは思うけれど、どこか他人事というかなんとなく距離があって、自分が楽しいとはそれほど感じられないのかも。
昨日、MANSAI解体新書を観に行った話をアップしましたが、そこでリズムの話になりました。
「日本人なら誰でも出来る一本締めが、それに慣れていない他国の人は出来ない」みたいな話になったのでした。それを思い出しました。

民放のゲストだった福山雅治さんが「4年後の音楽やったらいいじゃないですか」的な事を言われて、「そしたら、松岡修造さんの隣でこうやって話せない」みたいにやんわりと否定(?)していましたが、東京五輪ではどんな音楽が流れるんだろう?
日本には世界的に有名なミュージシャンって、あんまりいないですよね。そして、アピール出来るような音楽も思いつかない。それこそ日本の民謡は外国人のリズム感とは合わないですよね……。
あ、長野五輪の会場や閉会式で流れた『WAになって踊ろう』では外国の皆さんもノリノリだったっけ。そういうポップスを使うべきなのか、あるいは盛り上がりよりも「日本の文化をアピールする場」と割り切って、独自音楽を流すべきなのか……?

もっとも、音楽的には特に魅力を感じなかった北京五輪の開会式であんなに楽しめたのだから、リオ五輪以上の開会式を東京でやる事は可能だとは思います。

……なんていっているうちに、水球日本が7点目を取りました。すごいすごいー♪

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