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2016.09.22

鞍馬天狗(松平健版)

「新選組」というワードに反応して勝手に録画をしてくれる私のレコーダーが今日録っておいてくれたのは松平健さん主演の『鞍馬天狗』。
2001年に放送されたようです。

早速、観てみました。


冒頭で、いきなり新選組をバッタバッタと斬ります。
「ああ、野村萬斎版の『鞍馬天狗』を見た時に「新選組隊士達を斬るな~!」と怒りに燃えたっけ」と懐かしく思い出しました。
当時は、萬斎さんの事、それほど好きじゃなかったんですけどねー。まさか、ファンになるとは(^_^;)。

メインストーリーは、萬斎版の第7回と最終回を繋げた感じ。角兵衛獅子のくだりですね。
萬斎版に出演されていた火野正平さんが、こちらにも出ていました。
松平健版では天狗の味方役なんですが、萬斎版では悪役を演じていたのでそのイメージが頭をよぎり、「あー、杉作ちゃんのお金取られちゃう~」とか「天狗が裏切られちゃう~」などと、関係ない所でハラハラしてしまいました(^^;)。

萬斎版で、それはそれはカッコ良く描かれていた近藤勇役を、松平健版で演じているのは中村敦夫さん。
うーん、渋い。さすがの貫禄です。
最後は萬斎版同様、天狗と近藤勇の一騎討ちなのですが、対決の終わり方は違っていました。天狗に刀を跳ね飛ばされた近藤は万事休す、あとは斬られるのみ……と思われた時に、杉作ちゃんが駆け寄って抱きつき、身を挺して守るのです。
かつて、身を挺して天狗を守った杉作ちゃん。今度は同様に近藤を助けるんですね~。
天狗にも、近藤にも助けられた事があるから、どちらにも死んで欲しくなかったのですね。
私も(天狗と近藤の戦いは見たいけれど)、どちらにも死んで欲しくないよー。
そういえば、国生さゆりさん演じる「新選組隊士の夫を天狗に殺された未亡人」も、敵討ちの為に散々天狗の命を狙っていたけれど、最後は天狗の身を案じて、「死ななくて良かった……」なんて呟いてました。

原作は同じで、ドラマのストーリーもおおまかにいえば同じなのに、演じる人が異なると、印象は随分違いますねー。
萬斎版天狗は、山から降りてきたばかりの世間知らずで、桂小五郎の言いなりになっている感がなきにしもあらずでしたが、松平健版天狗は、最初から「尊皇攘夷の志を持ち」なんてナレーションが入ってました。もうちゃんと自分の考えを持ち、自分の意志で活動し、同じ志を持つ西郷隆盛や桂小五郎と対等にわたりあっている感じでした。

殺陣が萬斎天狗は柔、松平健天狗は剛といった感じ。
どちらも無双に強いのですが、萬斎天狗は傷ついてボロボロになるシーンがあって、「天狗も人間だったかー」と思わせるところがまた良かったなー。普段は萬斎さんの方が人間離れしてるんですけど。
そして、松平天狗は品行方正。中山忍さんにも国生さゆりさんにも、決して手を出さないだろうという感じがしましたが、萬斎天狗(というか萬斎版倉田)はちょーっと、アブない所がありました。
黒谷友香さんの前ではポーッとしてたし、京野ことみさんともどうにかなりそうでしたよね(笑)。
あ、ちなみに「倉田」というのは天狗が頭巾を被っていない時に名乗る名前です。
松平版の天狗は「倉田が頭巾をかぶってるだけ」という感じ、いつも凛々しいのですが、萬斎版では「凛々しい天狗」と「ちょっぴりヘタレな倉田」みたいなギャップがありました。いや、倉田も十分ステキでしたけど

『鞍馬天狗』、何年かに一遍作られているようです。
草刈正雄さんが演じた事もあったようですね。それ、見たいなー。
最後に萬斎さんが演じてから早くも8年が経ってしまいました。そろそろ新作が見たいです、萬斎さん主演で!!(終わった直後からずーっと言ってる)

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