ビートルズvsプリンス
ファイターズ優勝おめでとうございます。
最近すっかり野球に疎くなってしまった私にとって、ファイターズで一番馴染みのある人といえば吉井コーチだったりします(^^;;;;;;;;)。
吉井コーチの趣味はギターと競馬。素晴らしい(笑)。
大昔にテレビで一瞬だけですが彼が自室(だったと思う)でギターを弾きながら"I'm Down"を歌っているのを見た事があります。
「洋楽好きだったのか!」と共感を持ち、テレビで野球選手が英語の曲をシャウトしながら歌っちゃう度胸に感心した事をおぼえています。
当時はまだ彼も若かったし、メジャーリーガーの数も少ない時代だったので、まさかその後、メジャーリーガーになっちゃうなんて想像も出来なかったけれど、本人は意外と海外を身近なものと捉えていたのかもしれませんね。
あのギター青年(?)が、大リーガーになったり、日本一チームの投手コーチになっちゃうなんて感無量です。ちなみに吉井コーチは去年はソフトバンクの投手コーチをやっているので、二年連続の日本一。「日本一請負人」って感じですねー。
一時は栗山監督との確執が噂されていましたが、かつては仰木監督と揉めつつ(?)後には「尊敬している」なんて言っていたし、短気な所はあっても、根に持たない人のような気もするので、今はうまくいっているのかもしれませんね(勝手な想像)。
ちなみに私は"I'm Down"をエアロスミスで知りました。
なんか、
「吉井さんってば、ビートルズ好きとか言いつつエアロの曲歌ってるよ」と勘違いしつつ、その後念の為確認してビートルズの曲だと知った……というお恥ずかしい記憶があります(^_^;)。
野球の季節が終わると、フィギュア・スケートの季節です。
今日はスケートカナダの放送がありました。
初日首位につけたパトリック・チャン選手のショートプログラムはビートルズ・メドレー。"I'm Down"が含まれてる……なんて偶然はあいにくなく、"Dear Prudence"~"Blackbird"でしっとりまとめてきました。
シングルの競技でボーカル入りが認められてからは……3シーズン目になるのかな?
今でもまだ、ボーカルが聞こえると新鮮な感じがします。ポールの声、やっぱりステキですね~。
対する羽生選手はプリンス。
羽生選手は確かに「氷上のプリンス」って感じですが、プリンス違いな気がする。
ミュージシャンのプリンスは名が体を表してないですもん。
プリンスというよりは魔王じゃないですか?
でも芸名じゃないんですね。本名プリンス・ロジャーズ・ネルソンだそうです。
ミュージシャンのプリンスのファッション・センスは私には理解出来ないものです。そして、彼の事をヴィジュアル的に魅力的だと感じた事が全くないので……それを継承していると思われる羽生選手の今回のコスチュームもいかがなものかと……。
でも、振付は素晴らしいですね。
さすがジェフリー・バトル!!
羽生選手のプログラムの中で、今迄一番カッコ良かったと思うのは『パリの散歩道』なのですが、あの振付を手掛けた彼です。
バトルといえば、現役時代(トリノ五輪銅メダリスト、トリノ五輪の男子シングルの過去記事がここにありまーす)はクラシカルなイメージが強かったのですが、ゲイリー・ムーアに続きプリンスとは、実はロックがお好き?
今ちょっと調べてみたら、現役時代もエキシビションではロックだらけでした。クラッシュ、エルトン・ジョン、ロビー・ウィリアムズ、コリー・ハート、コールドプレイ、ベン・フォールズ・ファイヴ……などなど。うー、言われてみれば、そんなのもあったような気が……? でも、エキシビションはあまり見る機会がなかったからなぁ。
現在のバトルの映像を見れて嬉しかったです。ありがとう、テレビ朝日さん。
ただ……"Let's Go Crazy"は難しそうな気がする。
ただでさえレベルの高い技術を色々取り入れて大変そうなのに、あの曲って結構リズムを取りにくそうな気が。冒頭のセリフ(?)のバックの音の伸ばす所とか。「あれ、まだキーボード(?)の音鳴ってたか」みたいにわかりづらい。その後はテンポ早くなって、それはそれでハードそうだし、途中の打楽器はズッチャ、ズッチャって定期的に刻み続けるのではなく、数回に一回チャラッチャみたいなおかず(?)をいれてくる。聞いてる分にはあの打楽器は好きなんですが、「滑る側としてはどうなのだろう?」とちょっと心配になります。
が、難しい事にこそ燃えそうな気がする羽生選手なので、シーズン後半には上手く仕上げてくるかもしれませんね。楽しみにしたいと思います。
現在5位はイスラエルのダニエル・サモーヒン選手。今年のジュニア世界選手権のチャンピオンです。
イスラエルで思い出すのはミカエル・シュメルキン選手。当時は「イ、イスラエルのフィギュア選手ー!?」と無茶苦茶驚きましたが、彼の活躍のおかげか、今ではイスラエルの選手はそれ程珍しくないかも? が、ジュニアとはいえ、世界選手権のチャンピオンが誕生というのはびっくりです。興味を持って思わず検索してしまったら、なんと、かつてのコーチがイゴール・パシケビッチだというではありませんか!
以前ここに書いた通り、今年謎の転落死を遂げてしまった方です。
その後新たな情報もないのですが、サモーヒン選手が優勝したのが3月18日、パシケビッチが亡くなったのが3月26日。教え子が世界一になった8日後に自殺なんかするでしょうか?
パシケビッチがいつまでサモーヒン選手のコーチをやっていたのかはわからいのですが、ジュニアの選手という事を考えれば、大昔という事はありえない。ひょっとしたら、亡くなる直前までサモーヒン選手を見ていたのかもしれない?
ま、まさか、サモーヒン選手の優勝とパシケビッチの死に、関係があるなんて事は……?
そして、18歳の青年にとって、コーチの謎の突然死って、どんなものなんだろう……
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