ラザルス
11/06付UKアルバム・チャートで『ラザルス』が10位にランクインしました。
このアルバムは、『ラザルス』(デヴィッド・ボウイ企画のミュージカル。ボウイの名曲群がフィーチャーされています)の舞台キャストによるパフォーマンス曲19曲とデヴィッド・ボウイ自身が歌っている物4曲で構成されています。CDだと2枚組です。
4曲のうち1曲は『★』に収録されていた"Lazarus"なので、未聴は3曲だけ。
2枚組って買う側から言わせてもらうと、ちょっと負担が大きい。しかも、私にとって舞台のアルバムとは「舞台を見た後、気に入ったら買う」という物です。観る前から購入意欲が沸いた事はないし、見もしない舞台のCDを買う事なんて考えられません。
さらに、「未発表曲なんて、ボウイが発表する気にならなかった曲という事だから、期待出来ないのではないか」なーんて思ってました。
が、その3曲、ボウイ自身の意思で、次に発売しようと思っていた曲だというではありませんか。
しかも、チャートインのニュースを見たら、「そんなに多くの人が購入している物をファンの私がスルーするわけにはいかない」という義務感(?)も芽生え……買っちゃいました。
聴いてみました。
舞台版主役のマイケル・C・ホールは、ボウイとは似ても似つかない声でした。
ボウイのそっくりさんなんて山程いるのに、何故こんな似ていない人が選ばれたのだろう?
別に似せる必要はないのかな? でも一応主役はニュートン(ボウイが『地球に落ちて来た男』 で演じた役)だから、似ているべきじゃないの???
その辺りは、実際舞台を観ないとわからない事ですね。
女性ボーカルはとても良かった。
ソフィア・アン・カルーソという人で、「いかにもミュージカル・スター」といった感じの歌い方です。大好きな『レ・ミゼラブル』のエポニーヌっぽくて好きだなぁ……と思ったらなんと14歳。うー、そんなに子供っぽい声とは思わなかったけど……どうも私はロリ声に弱いらしいです。レディー・ガガのボウイ・メドレー(グラミー賞)より数倍気に入りました。
男性ボーカルはどうしてもボウイと比べてしまって、「ボウイの方が良いに決まってる」と思ってしまうのですが、女性ボーカルだと新鮮さがあって(アレンジも変わっている)良かったです。
"Life On Mars?"は改めて曲の美しさに感じ入りました。
"This Is Not America"も良かったなぁ。
お目当ての新曲3曲は……
当然というべきか、『★』っぽかったです。
「死」を連想してしまう感じで、まだ普通に聴けないかも。
"Lazarus"も実は、飛ばしてしまいました。
曲の"Lazarus"はまだちゃんと聴けない私ですが、ミュージカルの『ラザルス』は滅茶苦茶観たくなりました。
ニューヨーク公演は終わったけれど、今ロンドンで上演中だそうです。
ロンドンで観たい~。ボウイの縁の地巡りもしたい~。
昨日は「スペイン行きたい」なんて書きましたが、その十倍ロンドンに行きたいです。
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