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2017.01.22

解説付き能・狂言2017

期間限定だと思うのですが、
東京駅の地下にガチャの機械が山ほど並んでました。
「『銀魂』や新選組関連の物あるかなー?」と思い、寄ってみると、あいにくどちらもなかったのですが(『刀剣乱舞』関連はあった)、なんと「能面根付」というのがありました。

黒式尉(こくしきじょう)、小飛出(ことびで)、小面(こおもて)、泥蛇(でいじゃ)、痩女(やせおんな)のどれが出るかは回してみなければわかりません。
『三番叟』を観たばかりなので、「黒式尉だったら欲しいかも……」と、ついふらふらとガチャると、

果たして出て来たのは……

泥蛇!

Han

こわっ!!
でも300円とは思えないクォリティ。さすが海洋堂さん。

『道成寺』も観たばかりだから、ちょうどいいか……
って、どうしよう、これはどうすればいいのか。こんなツノの付いた物、キーホルダーにするには危険ですよね。それより、これをキーに付けていたら、怪しまれる(^^;;;;)。
説明書には「お守りのようなアイテムとして、気軽に楽しんでいただければと思います」とありました。

お、お守り。
そういえば、「石見では引越祝いに石見神楽面(一見般若)を贈る」とか、母の実家の客間には般若の面が飾ってあったなんて事を以前当ブログにも書いたっけ。まさか私の部屋にも加わるとはー。
持ち出す勇気はないけれど、部屋の中にいて頂いて、悪い物を追い払ってもらう事にします(^_^;)。
……捨てる時は神社にでも持って行った方が良いですか?(汗)

またしても前置きが長くなりました。

Kyo府中の森芸術劇場開場25周年記念の「解説付き能・狂言」観て来ました。
先週の事なので……相当忘れちゃってますが。

今回の解説は、本阿彌光蓮さんによる「日本刀とのふれあい」。
最近は日本刀を観に行く女性が増えているというお話が当然出ました(笑)。
寝不足の為、眠くて仕方なかったのですが、蛍丸復活のお話になると目が冴える私であった(^_^;)。

そして、野村萬斎さんシテの狂言「佐渡狐」。
この曲を観るのは二度目で、前回は大蔵流でした。
茂山千作さん(人間国宝)が演じた役を今回は萬斎さんがやってました。
千作さんがお亡くなりになってから、もう4年も経つんですね……。
当時の当ブログには、

この日は寝不足でボーっとしてました。なので、(略)眠くなっちゃうかも」と不安だったのですが、面白くて寝るどころじゃありませんでした

なーんて、書いてたのですが……
今回は話を知っているせいか、せっかく萬斎さんが出ているのに眠くなってしまいました。そしてそういう時に限って良いお席。萬斎さんと目が合いそうなポジションでした。眠そうな私を萬斎さんが睨んでいるように見えて(錯覚)、「はっ!」と我に返ったりする私でした(滝汗)。
前半は睨んでいるように見えてしまう萬斎さんでしたが、後半は賄賂を貰ってすっかりニヤついて(そういう役です)キュートでした。

その後は、能「小鍛冶」。
狂言で眠くなっているようですから、何をか言わんや(-_-;)。
もう情けない限りです。ごめんなさいごめんなさい。

最後は恒例、中森貫太さんによる質疑応答。
いやー、素晴らしいっ!!
たとえ全部寝てしまったとしても、これを聴けば元が取れます(こらこら)。
これがあるから、このシリーズはやめられません。
もうすっかり慣れた貫太さんのお話なのに、またしても感心させられました。
たとえば、
「檜の木は、何本使ってるんですか?」というお子さんの質問がありました。
皆がきょとんとしていると、お母様(?)のフォローが。
なんでも、能舞台は檜の木で出来ているという事を最近知ったようで、何本位使われているのかという質問だったみたいです。
でも、ここホールだし。ちゃんとした能楽堂じゃないから「なんちゃって舞台」だし。それにそんな事は、さすがの貫太さんも知らないだろうと思い、どう答えるか興味津々で見守っていたら……

やはり、正確には御存知ありませんでした。
が、そこからが貫太さんの見事な所。
能舞台の広さだとか、伐った檜も全部を使えるわけではなく、舞台に使える部分はわずかであるとか、最近は日本の木ではなくて輸入している木が殆ど(タイって言ったっけ?)だとか、新しく作るのは大変だから、古い能楽堂に使われている木を再利用する事もあるとか……トリビアな話を色々聞かせてくれました。
わからない事でも、突拍子のない質問にも、諦めず(?)何とか話を広げてくれる(でも関係ない話をするわけでもない)技に毎回唸っちゃうのでした。

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