日比谷で……
大好きだった歴史バラエティ番組『戦国鍋』。
その中でも特に私が好きだったユニットは『天正遣欧少年使節』でした。
そこで伊東マンショに扮していた相葉裕樹さんは、『戦国鍋』以外はどうも私の守備範囲とは異なるところで活躍されていたようで、それきり見る事もなくなっていたのですが……
な、なんと、『レ・ミゼラブル』に出演中というではありませんか!(気付くの遅すぎ)
ミュージカル好きな私ですが、一番好きなミュージカルは『レ・ミゼラブル』なんです。
でも、何回も見たので、「しばらくは見なくていいかなー」なんて思っていたら、そんな事になっていたとは。
しかも、アンジョルラス役とは!!
アンジョルラス、プリンシパル(主要キャスト)の中では出番少なめですが、一番カッコいい役です。っていうか、カッコいい人がやらなくちゃいやだー。
えっと、あまりにも有名だからネタばれしちゃって大丈夫ですよね。
理想に燃える若き革命家なんですが、威勢のいい事を言っておきながら、あっという間に亡くなってしまうのです。
これ、カッコ悪い人が演ったら、本当にカッコ悪い(>_<)。
カッコいい人がやるからこそ映えるんですよね。
私は島田歌穂さんと鹿賀丈史さんの歌声が好きだったので、ロンドンで観た時も、
「なんだ、日本版も本場に負けてないじゃん。ジャン・バルジャンとエポニーヌは日本版の方がいい位♪」
なんて思っていたのですが、アンジョルラスだけは、それはそれはカッコ良くて……、「日本人には出来ないー」と思ってしまったのでした(^_^;)。
帰る際にはキャストの皆さんがお見送りをしてくれて、近くで見たらマリウス役の人もカッコ良かったのですが、舞台映えしたのは断然アンジョルラスでしたねー。役者さんの名前も知らないし、街でその人を見かけたとしても、もうわからないと思うけれど、しばらくは「あー、ステキだったなぁ」と思い返してはうっとりしてました(^^;)。
そんな思い出のアンジョルラスを、マンショ、いえ、相葉さんはどう演じているのか、興味津々で、チケットを購入しようと思ったら、私が気付いた時には全日全席売り切れでした。まじかー。
「ま、売り切れっていってもさ、ジャニーズとかじゃあるまいし、ぎりぎりに行けば案外当日券とか出ちゃったりしてるんじゃないの? あんな大きな会場なんだし」
と思い、勤務先から歩いて行ける事もあり……帰りに帝国劇場に寄ってみたのですが、満員御礼でした。
うー……、『レ・ミゼラブル』って、そんなに人気でしたっけ?
いや、人気があるから何回でもやって、映画にもなってるし、私も大好きなんですけど(^^;;;;;)。甘く見てました(>_<)。
せっかく日比谷に来たので、日比谷公園を通って帰りました。
なんか花が咲いてます。
iphoneで激写……しつつ、ふっと横を見たら、
「伊達政宗 終焉の地」という看板が。(左の写真、クリックすると大きくなります)
政宗って、日比谷で亡くなったんですか。知らなかったー(恥)。
そして、なんと今日(1636年の6月27日)は伊達政宗が亡くなった日だというではありませんか。なんという偶然! 私、政宗に導かれたのですか? チケット買えなかったのは政宗公のせいですか?(や、訪れたのは昨日なので命日ではないですし、知ったのも今日なんですけどね)
というわけで、『レ・ミゼラブル』が見れなかったのは残念ですが、ちょっとだけ賢くなりましたー(笑)。
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