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2017.07.15

京都旅行2017夏 その3

続きです。
7/9のお話です。

京都の新選組関係地はほぼ制覇した私ですが、気になっている所が一ヶ所だけ残っていました。
それは神護寺。
野村萬斎ファンとしてはつい「シンゴジ」と発音したくなりますが、「ジンゴジ」。
大河ドラマ『新選組!』のオープニングで使われている……というだけでも私にとっては凄い場所なのに、なんと野村萬斎版『鞍馬天狗』のロケ地にもなっているんです。
オールタイムで一番好きなドラマと二番目に好きなドラマ、両方に使われているなんて、もう奇跡の地です。
ただ、京都の中心地からは離れていて、バスで1時間近くもかかるんですねー。バス苦手なのに(バスツアーには酔い止め薬を飲んで参加しました)。
なので、ついつい後回しになってしまっていました。

今回は行く気満々でしたが、問題は雨。
最初は「午前:京都観光(神護寺→霊山歴史館)、午後:滋賀観光」という予定を立てていたのですが(帰りは「こだま」にしたので米原から乗れる)、あまり雨が強いようだったら、霊山歴史館だけ行って、あとは滋賀の屋内スポット巡りに切り替えようかと思いました。
それに疲れていたので、早起き出来る自信もありませんでした。
「神護寺は早起き出来て、雨が降ってなかったら行く」という事にしたら……

目覚まし鳴る前に起きちゃいました!
二度寝する気にはならない、神護寺に行くのに丁度良い時間。
幸い曇りです。雨は嫌だけれど暑いのもイヤなので曇りなら丁度良いです。
「神護寺行くしかない!」と思えました。

前日は八幡巻きとヨーグルトというおかしな夕食だったので、朝はホテルでしっかりいただきました。以前当ブログの京都一人旅の記事に「一人でブッフェ・レストランは入りにくい」なんて書いてましたが、今回生まれて初めて一人でブッフェに入りましたー。やってみればどうって事ないですね(笑)。私もオトナになったなぁ(←とんでもない年です)。

1時間に1本しか走っていない四条(烏丸)発高雄行きのバスに乗りました。京都のバスといえば混んでいるイメージが強いのですが、このバスはガラガラ。乗車時は2人、途中何人か乗り降りしましたが、降りる時(終点)は私一人でした。神護寺は紅葉で人気のお寺なので、夏行く人は珍しいのかも。
貸し切り状態に喜んでいたのですが……

バスを降りる際、女性運転手さんに「雨降ってきたので、お気を付けて」と言われてしまいました。小雨ですが、傘ナシでは我慢出来ないレベルです。しぶしぶ傘をさしました。

T1 T2

写真左の矢印を見ると、この坂道を下ればいいように思いますが、「昇りが大変」と見聞きしていたので「本当にここ下っちゃっていいの?」という不安に襲われました。
しかも、人が誰もいません。
「な、なんか、コワイなぁ」と思いドキドキしながら下りて行くと、右の写真のような赤い橋が出現して、山中から人里におりてきたようでちょっとホッとしたのでした。

T3 T4a

結構歩いたかと思ったのに、ここからが本番? 噂の上り階段スタートです。
再び人里(?)から離れ、一人で山奥(?)に進みます。誰もいません。コワイです。でももはやひけません。頭の中には『オペラ座の怪人』の"The Point Of No Return "が流れます。
♪もはや戻れ~な~い~
ひたすら前進。

坂を上っていたら、暑くなってきました。晴れてて暑いなら諦めもつきますが、雨降ってるのに暑いのはなんか納得いきません。理不尽な気分。大した雨じゃないけれど、折り畳み傘だから濡れるし、蒸すし、汗だか雨の滴だかわからない物が身体を伝います。
「暑い、暑い、暑いよー」

……恐いの忘れてました(笑)。
時に暑さは恐さに勝る事もあるらしい。

しばらく歩いていたら、草刈り機(?)を操る不審者が現れました。恐さ復活。
不審者、草刈り機を止めました。
(緊張)…………

「おはようございます!」
人の良さそうなおじさまが挨拶してくれました。
一瞬でも不審者とか思ってすみません。
恐がっていた事はおくびにも出さず(多分出てないと思う)、私も精一杯明るく挨拶しました。
「今日一番乗りですよ!」と言われました。
そうだったのか。どうりで誰もいなかった筈です。

それにしても、ほんっと暑かった。
前日、正伝寺で「でろでろになった」と思いましたが、その比じゃなかったです。
運動以外であんなに汗かいたのはロックフェス以来だろうか?(笑)
せっかく苦労して上ったのに、いくつかの建物は修理中でした。
が、いいんです、私の目的はあの階段だから。
新選組隊士(役の人)達が駈け上り、天狗様(典膳)が腰かけていたあの階段……

あった! ありました!!

Ta S2

お~(感動)。

♪愛しき友は何処に
この身は露と消えても
忘れはせぬ熱き思い
「誠」の名に集い し 遠い日を
あの旗に託した夢を~~~

満足。もう思い残す事はありません。

S5b S4

なんか、右の写真のような図も『鞍馬天狗』で見たような気もしますが、この場所だろうか? イマイチ自信なし。

S3 T5

雨のせいで緑はしっとりときれい。しずくに濡れた感じを写真に残したいと思ったのですが、色々試す余裕はありません(濡れちゃうし)。でも一回モードを変えて撮ったら、右のような変わった写真が撮れました。

1時間に1本のバスを待っている間に入ったお店でアイスをいただいたのですが(「京都サンデー」みたいな名前)、鳥獣戯画のシートに敷いて出してくれて、「さすが京都」と思いました……流れていたBGMはカーペンターズのベストでしたが。
鳥獣戯画のある高山寺は、神護寺の近くにあるみたいでした。

その後は予定通り霊山歴史館へ。
始発の高雄から終点の四条まで、またしてもガラガラのバスに乗り、四条で祇園方面行きのバスに乗り換えたのですが、乗り換え後は激混み。
霊山歴史館は、「東山安井」「清水通」のどちらのバス停からも同じ位の距離なんですが、人をかきわけて「東山安井」で降りる気になれず、皆が降りる「清水通」で他の人に続いて降りました(^_^;)。

この辺はもう、「THE 京都」という感じですねー。

Ya1 Ya2

雨は、傘をさすかささないか迷う位のレベルまで小降りになりました。
が、それ程歩いていないのに、汗が噴き出してきました。
神護寺で汗腺が壊れたのではないかと思ってしまった(^_^;)。
限界も近いと思われた頃、霊山歴史館に到着。

R2 R1

思わず入口のソファにくずれ落ちて、しばらく動けませんでしたー。

ここは何度も訪れてますが、今は近藤勇の阿州吉川六郎源祐芳(あしゅうきっかわろくろう みなもとのすけよし)と土方歳三の大和守源秀國(やまとのかみ みなもとのひでくに)が見られるというので、どうしても来たかったんです。
どちらの刀剣も恥ずかしながら知りませんでした。
『刀剣乱舞』にも出てこないし(違)。
でも、カッコ良かったですー。
刀身って、研ぐとホントいつまでもキレイなんですよねー。うっとりしました。

R3

ここで、刀を模したシャープペンと絵葉書を買いました。(写真クリックすると大きくなります)

続く

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コメント

おお、猛暑の中(しかも雨)、あの階段を登りきったのですね!

私は冬に行きましたが、途中で引き返しました(^^;)。やはりあれを登りきるには「愛」の力が必要だったのでしょう。

私がたとえがんばって登ったとしても、YAGI節さんのように感動できなかっただろうから、あれはあれでよかったのだと、改めて思いました。

なにはともあれ、お疲れさまでした。

投稿: shoh | 2017.07.15 22:24

shohさん
冬というのは、また貴重ですねー。
でも、引き返してしまったのですか(>_<)
って、実は私も四国の金比羅さんで引き返した経験があります(^_^;)。
やっぱり、「愛」の力は必要ですねー(笑)。

イタリア旅行記、楽しませていただいてます♪
また、お邪魔しますね。

投稿: YAGI節 | 2017.07.16 23:20

YAGI節さん、こんばんは。
京都シリーズ、楽しく拝見しました。
お疲れ様でした。
が、ご紹介の場所で自分も行ったことがあるのは六角堂くらいでした・・京都って奥が深いですね。
神護寺ですが、毎回検討はするものの、ご指摘のとおり京都駅から遠くバスの本数も少ないので、未だに行ったことがありません。
夏だと人が少なくて良さそうですね。暑そうですけど・・

投稿: SYUNJI | 2017.07.19 21:28

SYUNJIさん、こんばんは。
京都シリーズ、最後までお読みいただいたようでありがとうございます。

六角堂、行かれてましたか!
やはり、野村萬斎ファン以外の人から見ても、魅力的な場所だったんですね(笑)。

月真院と高杉寓居跡は、SYUNJIさんなら、きっと通りすがってますよ。
高杉寓居跡は碑も無いので、高杉好きでないと意識しないと思います。

神護寺のもみじはキレイでしたー。
「これじゃ、やっぱり秋は相当キレイだろう」と思わされました。
夏だったら……5月位がいいかもしれませんね。

投稿: YAGI節 | 2017.07.20 23:53

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