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2017.07.26

終わった……

毎回楽しみにしていた海外ドラマ『ダウントン・アビー』が、ついに終わってしまいました。淋しいー。

ダウントン・アビー ファイナル・シーズン DVD-BOX1つのシーズンは7~9話で成り立っていました。
第2シーズンと第3シーズンは続けて放送されましたが、他はシーズン毎にインターバルが入っていたので、ラストの第6シーズン放送終了まで3年以上かかりました。

私は第1シーズンの4話から見始めました。
当時の私は病み上がりでお金がなかったので、副業を増やしたばかりでした(今はもうやめてます)。
その新しい職場で「この人と気まずくなったら、一番困る」という人(以下Sさん)が『ダウントン・アビー』をススメてくれたので見たのが最初でした。
私、普段は他人の事をそれ程気にしない方だと思うんですが、その時は珍しく「この人だけは敵にしたくない」という打算めいたものがありました。

途中からだったので、観ても最初は何が何だかさっぱりわかりませんでした。登場人物多すぎるし、人物を把握出来ないのに色んなエピソードが同時進行で進むのでワケわからなかった。主人公が誰だかわからない事にも戸惑いました。
なのでSさんに感想を言う時には困りました。
たとえ気に入られたくても「面白かったです!」と調子を合わせるウソをつく事は出来ない性格なので、「ワケわからなかった」と正直に言いました。でも「イギリス好きだし先は気になるんで、観てたら面白くなるかも」とフォロー(?)も入れたのでした。

そして、それが現実になりました。
観てたら、面白くなっちゃったんです。ま、人気ドラマですもんね。本当に面白かった!
そして、ドラマの感想をSさんと言い合うのが楽しみになったのでした。
Sさんは良い方だったので、たとえ私が『ダウントン・アビー』を気に入らなくても仲悪くはならなかったと思いますが、『ダウントン・アビー』のおかげで、本当に楽しい時間を共有する事が出来ました。いや、お仕事に行ってたんですけどね、遊びに行ってたわけじゃないんですけどね。楽しかったなぁ……。

『ダウントン・アビー』、どこが良かったのかな。
「主人公が誰だかわからない事に戸惑った」と上述しましたが、皆が主役みたいだった所が良かったかも。脇役が丁寧に描かれてる作品って好きなんです。
オールタイムで一番好きな大河ドラマ『新選組!』も一応主役は近藤勇だったけれど、私は斎藤一が一番好きだったし、土方歳三も主役と見紛う活躍だったし、山南敬助なんて当時全く知らなかったけれど(汗)、堺雅人さんはあれでブレイクしたようなもんだし(普通は「『半沢直樹』でブレイクした」って言う?)……書き出したらキリがないからこれ位にしておきますが、とにかくキャラクターがしっかりしていると感情移入出来てハマっちゃうみたいです。
『ダウントン・アビー』は全52話。大河ドラマは1年ですけど50話程なんで、ボリューム的にはほぼ同じなんですね。

それだけ観てると、情も移ります。
ロバートには「3人の娘が無事に嫁に行って良かったね。パパ、よく頑張ったねー。色々あったよねー」なんて声をかけて一緒に喜び労ってあげたい気分になっちゃったり。
悪役だったトーマスにも最後は「色々あったけど……良かったね、やったね!!」と祝福したくなっちゃったり、
この「色々」をしみじみ振り返られるのが50話の重みなんですよねー。
「色々」あったけど、最終回ではほぼ全部丸くおさまったのも感慨深かった。
ここまでうまくゆくハッピーエンドは珍しいのでは? 現実がままならないから、「せめてドラマ位ハッピーエンドになってほしい」と思っちゃう私です。

名言が多かったのも、このドラマの魅力でした。
1度当ブログのタイトルにした事もありました。
「忘れて微笑んでいる方がはるかにいい」

やっぱり、ブログに載せとくと、すぐ調べられて便利だなぁ(笑)。
他にも印象的なセリフは色々あった筈ですが、ブログに載せてないと思い出せない(>_<)。

最終回にはスティングみたいなセリフが出てきました。

「つなぎとめたければ、解放しなきゃ」

'If you want to keep her, Robert, you must let her go'
と言ってたらしいです。
(ちなみにスティングは'If You Love Somebody Set Them Free')

最終回はイーディスの結婚式という事で、参列者として懐かしい人も出ていたのですが、なんとマーサがいませんでした。シャーリー・マクレーンはそう簡単に出せないのかな。
うーん、マーサの事、結構好きだったような気もするのですが、もはや殆どおぼえていない(汗)。他の方の記述を見るまですっかり忘れてました(爆)。

最後に、
大河ドラマでは毎年好きなキャラクターTOP10を選んでるんで、『ダウントン・アビー』でもやってみました。でも10人も選べない(クセのある人が多いかも)ので、TOP3に留めておきます。

1.バイオレット・クローリー
マギー・スミス演じるおばあちゃま。前述の「ワケわからない」期では「恐くて意地悪な姑?」と思いましたが、全然違ったー。恐いけど筋が通っていて、凜としたカッコいいおばあちゃまでした。『新選組!』を思い出したせいか、野際陽子さんを連想させる……

2.マシュー・クローリー
カッコ良かった……
亡くなった時は、寂しかったなぁ。「もう観る気も失せちゃうよ、つまらなくなっちゃうよ」と思いましたが、その後も引き続きドラマは面白かったのでした。

3.ロバート・クローリー
どうなるかと冷や冷やした時期もありましたが、基本的には良き夫で良き父でした。

次点.レディ・メアリー・クローリー
この人がやっぱり主役かな。初めは「こんな意地悪なヒロインありか?」と思いましたが、段々となぜだかメアリーを応援している自分がいて不思議でした。使用人に優しい所がいい。男性を自由自在に操って、狙った相手は必ず落とす所もいい(笑)。将来はバイオレットみたいな凜としたおばあちゃまになりそう。

テレビシリーズは終わってしまったけれど、映画が出来るそうですね。
楽しみです。

ちなみにSさんには、もう1年以上お会いしてません。元気でいらっしゃるかなぁ……。

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