デヴィッド・ボウイ写真展ツアー その2
続きです。
正伝寺を後にして、バスは再び京都の中心地へと向かいます。
そして東山駅近くの通りで降ろされました。
「あれっ、じゃ、この近くに蔦屋があるんですか!?」
と添乗員さん(岡田さんではありません)に思わず訊いてしまう私。
が、「ごめんなさい、ちょっと不勉強でわかりません」と言われてしまいました。
「この人は蔦屋がそんなに珍しくて行ってみたいのか?」と呆れられたかしらん(汗)。
実は、京都岡崎蔦屋書店で、
「『デヴィッド・ボウイの愛したものたち』フェア」
というのがやっているので、行こうと思っていたんです。
「迷ったら困るので場所の確認だけ出来たら」と思ったんですが、なんとなく言いそびれて、そそくさと引き下がった私でした。
さて、
次の目的地は古川町商店街。
昭和の雰囲気が残る、懐かしい感じのする商店街です。
一時は寂れたそうですが復活した為、他所のシャッター商店街化しつつある街の人が視察に訪れるのだとか。
再生出来た要因は3つあるそうです。
1番大きいのは民泊を始めた事で、外国人客が増えたから。
そして映画のロケ地に使われたから。
色々な作品に登場するそうですが、最近は『僕は明日、昨日の君とデートする』が撮影されたらしい。観光客、訪れますよねー。
そして、もう1つが、我らがボウイ!
ボウイが訪れたという事で、私達のようなボウイ・ファンが訪れるという(笑)。
ボウイが確実に訪れたのは、野田屋といううなぎ屋さん。
なんと、ここで八幡巻きを買っているボウイの姿を鋤田正義さん(『HEROES』のジャケット他でファンにはお馴染み)が写真に撮っているのです。
鋤田さんはこんな紙を残していったそうで、見せて下さったのですが(写真右)、私はちょっと離れた所にいて、目も悪いので、よく見えませんでした。「サイン?」「それは貴重ですね!」などと皆さんがおっしゃってるのが聞こえたので、てっきりサインかと思って、今写真を見たら、これ、カメラの設定値っぽいですね。絞りが5.6で……シャッタースピードが1/35秒、1.4は……露出……とか?
八幡巻きというのはごぼうを鰻で巻いた物です。
これがツアー参加者には配られました。
一本1800円で売ってましたが、「一本1600円」と書いてあるサイトを見たので、1980年にはその値段だったのかもしれません。37年前(!)ですから、同じ値段というわけにはいきませんね。
これは、2日位日持ちするとの事だったので、帰宅後に食べるつもりでいたのですが、ホテルで見たら袋からちょーっと油が滲み出ていて、まぁ、それは更にビニール袋に入れていたので大丈夫だとは思いつつも、持ち歩くうちにさらに染み出す事を考えたら心配になって、急遽その夜に食べちゃう事にしました。
が、これ……切れてません。
しかし、ホテルの部屋にナイフはない。
その日は食欲があまりなかったので夕食はヨーグルトにしようと思っていたので、食事に使える物はヨーグルト用のスプーンしかない……。
以前ごぼうを見て「日本人は木の枝を食べるのか」と驚いた外国人がいるという話を聞いた事がありますが、切れてないごぼうはまさに木の枝のよう。
スプーン一本で切れてない八幡巻きを食べるにはかぶりつくしかありませんが……いやー、大変でした(恥)。ごぼう、結構固いしね(^_^;)。
スプーンで日本の食べ物と格闘して、外国人の気持ちになれましたよ(違)。
ボウイはちゃんと切って食べたんだろうか?
誰か切ってくれたかな?……切ってくれますよね(笑)。
鰻はとーっても美味しかったです。1800円もするんだから、外国産とかじゃなくて、京都の鰻ですよね。
と、鰻話で引っぱってすみません(^_^;)。
次の目的地はタイトル通りミック・ロックの写真展です。
「アンテルーム京都」というホテルで開催されてました。
写真OKとの事だったので、撮ってみました。
著作権とかよくわからないので、小さめにしときます。
デビューからジギー位までの写真でした。
アンテルーム京都を出る頃に、雨がちょっぴり降りはじめ、バスが京都駅に着く頃には本降りになりました。
正伝寺とかで降られなくて本当に良かった。
ボウイが頑張って、この時間まで雨が降るのを抑えててくれたのかも……なんて考えると幸せな気分になります(笑)。
京都駅で解散。
なんだか、あっという間のツアーでした。
京都旅行は続きます。
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