歌詞が印象に残る邦楽
すぐ、TOP10とか考えたくなるYAGI節です、こんにちは。
しばらくやってませんでしたが、久々にいってみます。
私は洋楽重視だったので邦楽にはあまり詳しくないのですが、歌詞に関しては英語より日本語の方がやはりダイレクトに心に響いてきます。理解度も当然日本語の方が上。
というわけで歌詞が印象に残る邦楽TOP10を選んでみました。10曲選ぶだけで、今日は順位付けはなしで。
◆『検察側の証人』/さだまさし
今迄生きてきた中で、一番衝撃を受けた歌詞です。
「一つの事件が、見る人によってこんなに違うのか」と驚かされました。
「物事は色々な側面から見なければいけないなぁ」としみじみ思いました。
が、
◆『innocent world』/Mr.Children
様々な角度から 物事を見ていたら 自分を見失ってた
という歌詞に衝撃。
さださんからいただいた教訓がくつがえされてしまう~(^_^;)。
うー、この歌詞もホント納得出来るんです。
だったら、どうしたら良いんでしょう?
いや、どうもしなくてもいいんでしょう。だって……
◆『月ひとしずく』/井上陽水奥田民生
人にまかせて僕らは行こう
と歌いつつ
人の心は移りが早い 浮かれていたらバカをみるけど 気にするな ムキになるな 今夜の月もきれいだね
とも歌われてます。
「人まかせ」なんていうと人に頼る事を連想するけれど、そうではなくて「自然に、なすがままに」という事なのかな。人の言う事なんて気にせずに、ぶつからずに、泰然と、肩ひじ張らずに、流れるようにいられたらいいなぁ。
◆『つ・き・あ・い・た・い』/RCサクセション
偉くなったら、偉くない奴とはつきあいたくない
という「俺」が、
だけどそいつがアレを持ってたら 俺は差別しないOh、つきあいたい
と歌われます。
「アレって何?」と気になります。
ロッカーにつきもの(?)の「ドラッグ」、あるいは忌野清志郎さんなので「愛」……など、色々想像出来ますが、ギターウルフのセイジさんは「自分と共通するロック感覚」と解釈しているそうです。きゃー、わかる気がするー♪
清志郎さんだったら、これも印象的。
◆『CHILDREN'S FACE』
心の痛手は やられた方だけが忘れないのさ
というフレーズには深く納得。
長州と会津はいまだにぎくしゃくしているといいますが、会津側にしこりが残っているんですよね。
「いじめ」も、いじめられた方は本当に苦しんでいるのに、いじめた方はなんとも思ってなかったりするんでしょうね(>_<)。
◆『HONALOOCHIE BOOGIE』/THE YELLOW MONKEY
数ある洋楽の日本語カバー曲の中で唯一原曲より好きな作品。
原曲も大好きなのに! その原曲より好きなんです。
もう歌詞全部そのまま載せたい位面白い。
貧乏 大臣 大大臣とかボロは着てても心は錦などの古い流行語(?)が、モット・ザ・フープルの曲にこんなにマッチするとは。
吉井和哉さん、素晴らしすぎます。
この歌詞の「俺」はまるで社会不適合者。ロックン・ロール大臣になりたいみたいですけど、コードは勉強中とかチャック・ベリーって何だ?なんて言っちゃってる超初心者です。かつての吉井さんはそんな風だったんでしょうか? もしそうだとしたら……立派になって本当に良かった。
吉井さんといえば……
大晦日に実家では『紅白歌合戦』を観ます。父は演歌以外には興味がなくつまらなそうに見てる(または寝てる)のですが、THE YELLOW MONKEYの『JAM』には「すごい歌詞だ」と反応していてびっくりしました。
外国で飛行機が墜ちました ニュース キャスターは嬉しそうに「乗客に日本人はいませんでした」 「いませんでした」 「いません でした」
というアレです。
◆『MORAL』/BOOWY
私の大嫌いな言葉、それは「人の不幸は蜜の味」。
私は「人の不幸を蜜の味」と思った事はありません。
が、この言葉を知ってからは、今の心境でいられるのはたまたまラッキーなだけで、「いつの日か人の不幸を蜜と感じる心境になってしまう日が来るのかもしれない」とずっと怯えていました。幸い、まだ大丈夫です。すごく悲しくて、「もう地球なんて滅んじゃってもいいよ」と思った事ならありますが(瞬間的にね)、誰かの不幸を嬉しく感じる事はまだないです。このまま、一生この言葉とは無縁で人生を終わりたい。
なのに、
人の不幸は大好きサと高らかに歌っちゃう人がいたのです。氷室京介さんです(歌詞は氷室狂介名義)。ショックでした。
「人の不幸は大好きだけど、そうじゃないフリをするのがモラル」みたいな内容の歌です。
人の不幸が好きな人の割合って、どの位なんでしょうか。
もちろんゼロだとは思ってませんが、結構多かったら憂鬱かも……。
こんな事書いてたら、笑われるんだろうか?
◆『チャンピオン』/アリス
子供の頃はボクシングが恐くて嫌いでした。
でも、この歌を聴いた時、激しく心を動かされました。感動しました。
恐いけれど……何というか、崇高さのようなものを感じました。
オリンピックとは関係なく、特定のスポーツを歌ったヒット曲って、珍しいように思います。「谷村新司さんって凄い人かも」と思いました。
◆『チェリー』/スピッツ
"愛してる"の響きだけで強くなれる気がしたよという歌詞に対して、
「"愛してる"の響きだけで強くなれるわけないじゃん」
「いやいや、だからあくまで〝気がした"だけなんだってば」という論争がネットで繰り広げられていたのが印象に残っています。
メロディーから明るい歌をイメージしてたので、驚きました。
スピッツって爽やかそうに聞こえますが、一筋縄ではいかないバンドなんですよね。陰・闇が隠されている?
恋愛ソングといえば、
◆『さよならの物語』/堀ちえみ
80年代のアイドルでは松田聖子さんが好きだった私ですが、堀ちえみさんの歌の歌詞には結構やられてました。切ない物が多いんですよね。
僕の天使さ君はネ!って… 恋の天使さ ほんとさ!って… 抱きしめられたあの愛は そうよ二度と帰らない物語
という歌詞を聞いて、「男の人は心変わりするのかー」と教えてもらいました。「ほんとさ!」とか言っても信用しちゃいけないんですね(苦笑)。
それに対して、
きっと誰もがみんな そして大人になるの 愛を捧げた事は 悔やみはしないわとは、なんて凛々しい。ちえみさん、か弱そうに見えましたが強いんですね(歌詞だってば)。
新しい曲知らなくてごめんなさい。
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