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2017.12.23

新作狂言「鮎」

フィギュアの全日本選手権の事も書きたいけど……
とりあえず、先に観た物から。

Waオズモールの「東京体験プラン」という物に野村萬斎さんの新作狂言を楽しむというステキなプランがあったので、行ってきました。
本当は、バックステージツアーと和菓子&お茶が付くプランに参加したかったのですが、私が気付いた時は夜のバックステージツアーが満員で、泣く泣く和菓子だけが付いたプランを申し込んだ次第。

抽選で萬斎さんと記念撮影が出来るとの事だったんですが、抽選結果をいつ教えてくれるかわかりませんでした。前もって教えてくれるのか、行ってはじめてわかるのか……?
ひょっとしたら当選しているかも知れないので、念の為私にしてはきちんと化粧してみたんですが(笑)、この日は喘息の調子が悪く、勤務先に着くなり咳き込んでしまったのでマスクを装着。普段は朝と寝る前、それぞれ1吸入位しか薬を使っていないのですが、15時位に2吸入してみました。にも関わらず、調子が良くないので18時位にも追加に1吸入。一応使用限度量内ではありますが、こんなに使った事は初めてです。それでも、なんだか調子が良くないので、行くのやめた方がいいのか、迷いました。新春名作狂言の会では咳が止まらなくて途中退場する羽目になったし(自主的にです)。
が、どうしても観たくて、途中退場覚悟で入場したのでした。

果たして……
公演中は、なんとか咳我慢出来ました!!
萬斎さんのトーク中に1回出ちゃったけど、それだけ。吸入薬乱用して良かった(違)。

えっと、肝心の内容ですが、無茶苦茶楽しかった!!

『鮎』という演目で、池澤夏樹さんが原作との事でした。演出は萬斎さん。
鮎の動きが面白すぎ。
とっても楽しそうに元気に泳いでると思ったら、あっという間に釣られてしまいました。
普通は釣られたら悔しがりそうですが、釣られて喜んでるフシが(^_^;)。
「食べられちゃったら、また鮎に生まれ変わって泳ごう♪」みたいな感じで妙に明るい。
焼かれているのに悲壮感が全くないのが考えてみれば不思議だけど違和感がない。
うーん、何事も考えようで、現世をちゃんと楽しんでしっかり全うしたら、死ぬのも意外と恐くないものなのかも?
最期に「次はどんな人生が待ってるのかな、わくわく」みたいに思えたらいいんですけどね。
いやー、鮎が釣られて焼かれて食べられる様を楽しく観られるなんて、狂言以外ではありえない気がする。恐るべし狂言。

最後に萬斎さんのトークがあったおかげで、能の『邯鄲』をモチーフにしている事がわかりました。『邯鄲』は栗が炊けるまで眠っていた間のお話で、『鮎』は鮎が焼けるまでのお話です。
『邯鄲』では枕が不思議な力を持っているのですが、『鮎』に出てくる鮎に不思議な力があったかは1回観ただけでは謎。
でも鮎だからこそ楽しかったと思います。『邯鄲』には笑える要素はなかったなぁ。主人公ではなくて私が眠くなったよ。いや、『邯鄲』に限らず、能は私にとって眠くなっちゃうものですが(ごめんなさいっ)。

トークといえば、オリンピックのお話もちょっぴり出ました。
萬斎さん、東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の演出を手掛けるチームに選ばれたんですよね♪ もう、嬉しすぎる。楽しみすぎる。
以前私、五輪セレモニーについて考えた記事をここに書きました。
野村萬斎さんと市川染五郎さんの『二人三番叟』を踊るプランを夢見ている事を書きました。これに近いことが実現しちゃうのかもーっ!?
染五郎さんはその頃には十代目松本幸四郎です。

Ayu1  Ayu3

右の写真は会場でいただいた袋なんですが、ミシン線が入っていて切り離すとなんとA4クリアファイルになるそうです。すごいっ!

あ、記念撮影の事は何も言われませんでした。知らぬ間に落選してたんですね

休憩中に国立能楽堂の近くに住んでいる友人にメールしたら、彼女はフィギュアの全日本選手権を会場で生で観てて、「次、宇野くん」とかいうメールが返ってきました(^_^;)。帰りの電車ですれ違って、笑ってしまった。

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