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2018.01.13

解説・字幕付き 能・狂言2018

府中の森芸術劇場で毎年行われている「解説付き能・狂言」、今年も観に行ってきました。

K2今年は解説のみならず、なんと字幕が付いちゃいまして、チラシには「解説・字幕付き 能・狂言」と書いてあったので今日の当ブログのタイトルもそんな感じにしてみました。
中森貫太さんが主宰している鎌倉能舞台では字幕システムを導入しているという話を1年位前に新聞で読んで興味を持っていたのですが、ついにホール公演でもやってくれた!!

入場時に配られるアンケートを滅多に提出しない私ですが(ごめんなさい)、今回は珍しく書いてきました。「字幕最高」と(笑)。
なんか朝の部で「字幕いらない」ってアンケートに書いた人がいたらしいので、「なくなったら困る!」と思って書きました。ぜひ末長く続けて頂きたいんで。

ただ、この公演では毎回歌詞カードもとい詞章が配られてまして、それもとてもありがたかったんです。今回は字幕を出したせいか詞章の配布がなくなってしまったのが残念でした。以前から貫太さんは「詞章を配ると、そちらを読むのに夢中になって舞台をあまり見てもらえない」とぼやいていらしたので、そういう事を踏まえての「字幕提供&詞章不配布」なのかもしれません。私は両方欲しいけど、どちらか一つ選ぶとしたらやっぱり字幕かな。

K1字幕は和歌など一部を除き現代文でした。
詞章を訳すのは私にとっては大変な事なので、それをしなくてすむのは無茶苦茶ありがたいです。
この日上演された能は『夕顔』で、能の中でも特に動きが少なく地味な曲との事でした。「眠くなると思いますが、たまにはこういうのを観るのも良い事です」みたいなお話をされていて、貫太さんも太鼓判を押す程の眠い曲(違)だったんですが、眠くなりつつも寝ないで済んだのはあの字幕とリンボウ先生の解説のおかげだったと思います♪

謹訳 源氏物語 一 改訂新修 (祥伝社文庫)はい、今回の解説は林望さんでした♪(去年は本阿彌光蓮さん)
10年前、初めてこの公演を見た時の解説も林さんでした。林さんの解説を一番沢山聴いてるのかな。葛西聖司さんの解説も3回位聴いてます。
喋りは元アナウンサーである葛西さんの方がスムーズで面白いんですが、林さんの作家ならではの切り口と上品な語り口も好きです。
実は丁度、「角田光代さんが訳した『源氏物語』を読んでみたい」と思っていた所なのですが、「林さんのにしようか」と迷いはじめてしまいました(^_^;)。

恒例の貫太さんの「質疑応答」も楽しかった♪
能が終わると帰っちゃう人が多いのですが、これ聴かないと絶対もったいない!!
今回は前から2番目という嬉しい席だったのですが、同じ列の方も結構帰ってしまってました。帰ろうとする人によっぽど「この後の質疑応答、毎年すごく面白いですよ!」と教えてあげようかと思ったけれど、そういう時に限ってつまらなかったりする事もありえるので、我慢しました(^^;)。

珍しく、萬斎さんのお話が最後になってしまいました。
すぐ近くで見られて嬉しかった~。しかも、丁度私の方角に向かって歩いてきてくれるシーンなどもあって最高でした(笑)。
肩衣がナマズ柄で、ちょっとかわいかったです♪(最初、鮎かと思った)
ただ、今回演じられたのが『咲華』。前にも見てるし、あんまり好きな演目じゃないです……。

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