平昌五輪旅行記・1
フィギュア観戦記は既にアップしちゃいましたが、それ以外の事を旅行記スタイルで綴ってみようと思います。
「フィギュアはテレビでリアルタイム観戦したいなぁ」と思い、2月16日はお休みを取った私。最初はあくまでテレビ観戦のつもりでした。
が、16日は金曜日。つまり三連休になったのです。そして、
「韓国だったら三日もあれば行けちゃうじゃん」
と思い立ったのは、実際に出かけた日の約1ヵ月前でした(^_^;)。
そこから大慌てで航空券を取り、ホテルを取り、パスポートを取りました。
韓国観光公社ではこんな充実資料を送料400円で送ってくれました。
ギリギリにお願いしたのに、ちゃんと出発前に届くよう送ってもらえて感動。
写真右:かわいいシールで封がされてました。こんな人が送ってくれたのかぁ。ありがとうイル君!
問題だったのはKTX。
フィギュア会場のある江陵は、仁川空港からも首都ソウルからも結構離れています。
仁川空港を成田、ソウルを東京、江陵を静岡にたとえると丁度いい感じかも。
オリンピック期間中は大渋滞のおそれがあり、バスでは到着時間が読めません。さらに私は車に酔うのでなんとしても電車に乗りたいと思いました。そして日本の新幹線にあたる物がKTXなんです。
KTXは日本からでもネットで予約が出来るのですが、外国人は購入時にパスポート番号を入力しなければなりません。パスポートが切れていた私はパスポートが出来上がるまで予約が出来ないわけです。そうこうしているうちに、乗りたい便全て売り切れたー。
結構幾つも候補があったのに、ことごとく満席でした。でもバスじゃ、競技に間に合わないかもしれない。「せっかく行ったのに見られない」という事態だけは避けなければなりません。
KTXには「立ち席」という物もあるらしいのですが、それは現地でしか買えないようでした。「立ち席」はどれ位売るんだろう? 通勤ラッシュの混雑状態になる程売るものなのだろうか? 不安でした。ただ、今回私は深夜便利用の為、朝5時前に仁川に着く予定でした。さすがにその時刻に「立ち席」が買えない事はないだろうというのが心の支えになりました。
2月15日、仕事を終えて帰宅して仮眠。
2時間位は寝たかったのですが、「んー、これじゃ1時間しか寝られないよ」というタイミングで布団へ。が、なぜか間違って20分後位にタイマーを鳴らしてしまいました(>_<)。……ほとんど寝られませんでしたー。
起きてシャワーを浴びて、羽田へGo! 夜中のお出かけになんだかワクワクドキドキしました。夜遅いとラッシュもなくて良いですね。
普段羽田へはモノレールで行くのですが、今回は京急で。
「駅から」で調べてもモノレールがヒットしなかったんです。モノレールは終電が早いのかしらん?
予約していたポケットWIFIを羽田で借りました。「現地で借りた方が安い」という噂も見聞きしたけれど、1日380円位だったのでこっちでOK。
深夜の空港はやはり人が少なかったです。人ごみ苦手なので、嬉しいです。深夜便クセになりそう。
17日の便で帰るので1泊3日という感じですね。
友人は「せっかく行くんだから、もっとゆっくりしたい」という事で先に現地入りしてました。待ち合わせ場所はフィギュアスケート会場の席。つまりフィギュアの行われる江陵までは一人旅です。一人で深夜の羽田空港に佇むなんて大人になった気分(って、年だけはとっくにとんでもなく取ってるけど)。
深夜便ですが、機内食が出るのは調べて知っており、夕飯抜いて待ってました。待ちくたびれたー(笑)。袋に入ったパンは現地での非常食(?)として持ち歩こうと思っていたのにコーヒー出されたら「一緒に食べたら合いそう」と思ってしまい、……食べてしまいました。美味しかった!
大韓航空の機内プログラムには「スポーツ」というチャンネルがあったので見てみたら、冬期オリンピック種目の内容説明みたいなビデオでした。フィギュアの説明にはもちろんキム・ヨナさんの映像などが使われていました。
朝5時前に仁川空港に到着。新しく出来たという第二ターミナルはキレイでした。
そして不安の種KTXですが……日本語対応の自動切符販売機が置いてありました。試しに7時発の江陵行きのチケットを選んでみると……なんと買えちゃいました! やったーっ!! 日本で調べた時は満席だったのに。嬉し過ぎる。そういえば、「KTXはキャンセル料が安いので直前にキャンセルする人が結構いる」という話がありました。そして早朝だったからキャンセル分がまだ捌けてなかったんですね。ラッキー。良かった良かった。
調子に乗って翌日の復路分、江陵-仁川空港のチケットも買おうとすると、機械の表示がハングルに変わってしまいました。スタート画面に戻る事も出来ません。側にいたお姉さんに声をかけてもどうやら持ち場を離れられないようで来てくれない。担当が違ったのかもしれません。KTXの窓口が開くのは6時からとの事なので、それまで待つしかありませんでした。
軽く空港を散策した後、ポケットWIFIの準備をしてみる事にしました。が、WIFIの機械の電源が入りません。まさか電池切れ? 充電器もセットで貸してくれてはいたけれど、「充電もされてない物を貸すとは」と軽くキレながらさまよっていたらさすが空港です。充電出来そうなスポットがありました。喜々として充電器を差し込んでみるとなんかフル充電されてるような表示になりました。??? でも、電源は入らないんですが。壊れてるの? 壊れたWIFIを持って歩かなきゃいけないんですか? がっくり……。
そうこうしているうちに6時になったので、再びKTXの窓口へ。
希望の電車数本の情報を印字した紙を見せると、希望してない時間のKTXを提案されました。
「もっと早い時間の電車がいい」というつもりで "earlier"と言ってみたら、"sold out"と言われてしまいました。
提示された電車だと帰りの飛行機が心配でした。出発2時間前にカウンターに行くよう指示されていたんですが、その電車だと間に合わない。ただ、実際2時間前に行くと結構時間が余るんですよね。「1時間前じゃ怒られる」と聞いた事があるけれど、1時間半前位だったら許されるレベルじゃないかと判断し、結局提示されたチケットを買う事にしました。っていうか、バスだったら更に時間がかかってしまうんです。となると試合見ずに帰って来る事になっちゃいます。そんなのイヤだー。もうKTXに委ねるしかない私でした。
買ったチケットは「立ち席」でした。「立ち席」にも売り切れがあるんです。どうやら無理矢理押し込むような事はしなさそうです。
写真左が往路、右が復路のチケット。切符というよりレシートみたい。それは、機械で買っても窓口で買っても同じでした。復路の方が値段が安いのは「立ち席」だから。
「立ち席」がどんな物か、大韓航空のカウンターで「遅い」と叱られないか、という不安は若干残りましたが、最大懸念「KTXに乗れないかも」という問題だけは解決出来て心底ほっとしました♪
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