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2018.03.13

曽根崎心中

以前、三谷幸喜さんが書いた文楽『其礼成心中』(それなりしんじゅう)を観に行きました。その過去記事はこちら
それ以来、いつかは本物の『曽根崎心中』(そねざきしんじゅう)を観たいと思っていました。今回は、六代目竹本織太夫(おりたゆう)さんがお初(ヒロイン)役というので、「観るならコレだ!」と思いました。

豊竹咲甫大夫と文楽へ行こう (旬報社まんぼうシリーズ)織太夫さんといっても、ピンと来ない方が多いかもしれません。
今年1月に襲名したばかりで、以前のお名前は「豊竹咲甫太夫(とよたけ さきほだゆう)」でした。『にほんごであそぼ』に出ていらっしゃるあの方です。

『にほんごであそぼ』は、
狂言界からは野村萬斎さん、
歌舞伎界からは(以前は市川猿之助さん、現在は)中村勘九郎さん、
落語界からは立川志の輔さん、
尺八界(?)からは藤原道山さん……と、第一線で活躍するスターしか出られない番組らしいので(笑)、「織太夫さんもそういうスターなんだろうなぁ」と、想像しています。
襲名する名前の大きさがピンと来ていない初心者の私です(>_<)。

まずは、豊竹咲寿太夫(さきじゅだゆう)さんによる解説。
字幕用の機械に「G・マーク」と名前を付けて掛け合いのような事をやって楽しませてくれました。思わず萬斎さんの「電光掲示君」を連想しましたが、「G・マーク君」の方がカッコイイかな。咲寿太夫さんのお話に「そだね~」と相槌を打たせるあたり、流行も意識しているようです。こういう試みは咲寿太夫さんのような若い方だからなのか、あるいは橋下さんの影響なのか?

あ、もう忘れてる方もいらっしゃるかもしれないので補足しておくと、橋下さんが大阪市長だった頃、「もっと新しいファンを開拓する努力をしなきゃ、文楽には補助金出さない」的な事を言ってモメたんです。
ちょっと調べてみたら、当時(6年前)橋下さんは文楽を2度しか観た事がなく、その2度目に観たのが『曽根崎心中』だったらしいんですね~。橋下さんは『曽根崎心中』を「演出不足」とおっしゃって大バッシングを受けたようなのですが……

Bun1「演出不足」とは言わないまでも……確かにとっつきにくかったかも。
わかりやすく楽しい解説があって、G・マーク君が字幕を出してくれていたにも関わらず、睡魔に襲われまくった私でした。
お目当ての織太夫さんが出てきてからは幾分眠気がおさまり、ラストの心中シーンの迫力には引きこまれたのですが。

ちなみに、以前観た『紅葉狩』はここで書いたように、抜群に面白かったです。立ち回りにワクワク、興奮しました。あんなに文楽が楽しいものだとは思わなかった。
が、『一谷嫩軍記』(いちのたにふたばぐんき)は眠かったんですよねー。まぁ、武士の話を真面目にやられると眠くなっても仕方ない気がします。
が、今回は世話物だったのにー。あれで眠くなるとは、我ながらちょっと情けない、とほほ。
昔、ギオンコーナーで「お試し」みたいな感じで初めて観た文楽『八百屋お七』のハイライトは人形の動きに「すごい!」と感動したっけ。なので、私は文楽はキライじゃない筈。
素人でも楽しめる演目もあるんですよね。
が、自分好みの演目と出会うのは意外と難しいかも。数観ているうちに、目が肥えて楽しめるようになるのかな。

ところで……
一部の新選組ファンの方はおぼえていらっしゃるかもしれませんが、
以前、「蜆橋」というのを観に行った事があります。一度目は見つけられず、二度目でようやく見つけられた蜆橋跡地。蜆橋はなんと曽根崎川に架かっていた橋なんです。まさにあの辺りが『曽根崎心中』の舞台なんですね~。
そして、辿り着けなかった一度目の訪問の事まで、私は詳しくブログに残してました(^_^;)。こんな発言が残っていました。

私「新選組の縁の地なんですが……あ、近松門左衛門の作品にも出てくるらしいですっ!! 橋っていっても、今は橋じゃないんです。川は埋め立てられているらしいんで、地図には載ってないかもしれません」
淀屋橋の駅員さんを困らせていたみたい(ごめんなさい)。

いやー、自分のブログの過去記事って、懐かしくて楽しいなぁ(^^;)

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