徳川には勝てそうでも勝てない

日本vsベルギー戦は結果を知らない状態で、出勤前に録画を観ました。
原口選手のシュートが決まった瞬間につい叫んでしまったのですが、録画なんだってば。
４時頃騒いでたら、「サッカーだね」とわかってもらえそうだけれど、３時間後に騒いでいたら意味不明ですよね。

原口選手といえば、某番組で難病の少年にＷ杯でゴールを決めると約束をしていました。
その後別の局の番組では小さな女の子（無茶苦茶かわいかった！）にやっぱりＷ杯でゴールを決めると約束していました。
「そんな約束しちゃって、大丈夫？　決められなかったらがっかりしちゃうんじゃ？」と心配してたのですが、見事な有言実行。関係ない私がほっとしちゃいました。
得点してないと、「誰かにパスしちゃおっかな」なんて弱気になりそうな気もするけれど、「いやいや、約束したんだから俺が決めなくちゃ」なんて思うのかな？　良かった良かった。
柴崎選手のパスも素晴らしかったですね。
「魔法の右足」っていい表現だなぁ。

柴崎選手といえば思い出すのが、『真田丸』の最終回とバッティングした一昨年のFIFAクラブワールドカップ決勝戦。
あの日はどちらも「赤揃え鹿の角軍団（鹿島アントラーズ＆真田家）が、天下の最強軍団（レアルマドリード＆徳川）をあわやという所までおいつめるという不思議なシンクロニシティを見せてくれました。あれ以来、柴崎選手からは真田幸村を連想してしまうのですが、今回の日本の戦いはまさに真田の戦いのようでした。強い国に囲まれた弱小真田家が、周囲をあっといわせていた感じ。さしずめ西野監督は真田パパ（昌幸）？　まさに侍ジャパン。『真田丸』みたいに楽しかった。
今回赤いのはベルギーでしたけどねー。
そういえば昔は「日本といえば日の丸で赤か白なのに、なんでサッカーはブルーなんだ？」と不満に思っていたのですが、今ではすっかりブルーのユニフォームに親しみを感じるようになりました。

西野監督に合いそうな昌幸のセリフ
「大博打の始まりじゃあっ！」
「喧嘩に卑怯も何もあるか。勝ったもん勝ちよ」

乾選手のシュートも見事でしたね。気持ち良かった!!

が、途中で私はそわそわ。
延長戦になる事を想定していなかったのです。
出かける時間が迫ってきてしまったんです。もっと早起きすれば良かった。出勤してしまったら、結果を知らずに帰宅する事は無理でしょう。

「延長戦にならないでほしい」と思ってしまったのがいけなかったのか、 アディショナルタイムにやられてしまいましたー(>_<)。
いやいや、私が何を考えようが、何をしようが、もう結果は出ていたんだってば(^^;;;;;;;)。
ああ、「私が○○したからこうなった」と全然関係ない事でも勝手に結びつけて妄想するのもリアルタイム観戦の醍醐味なのに（？）、録画観戦ではそういう楽しみも失われるのですね。
あ、私がリアタイ応援しなかったから、負けちゃったのかしらん(爆)。

それにしても、あんな短い間に３点取られる事もあるんだから、「ポーランド戦も攻めてたら危なかったのかも」と改めて思い知らされました(^_^;)。