100回目の夏
甲子園で行われている全国高等学校野球選手権大会、今回は第100回です。
記念大会という事で、毎日第一試合で「甲子園レジェンド始球式」というステキな事をやっています(20日は第二試合にもあるらしい)。
初日の始球式に登場したのは松井秀喜さん。
日曜だったので、生放送を見ました。
この日の第一試合は松井さんの母校の星陵。これ偶然なんですよね。
先に松井さんの始球式が決まっていて、その後組合せ抽選会があって、星陵のキャプテンがクジで開幕戦を引き当てたのだとか。凄い!!
そして、今日の始球式は私の初恋の人(^_^;)、牛島和彦さん(牛島さんについては、昔ここで熱く語ってます)。
しかし、こんなステキな事やっているのに、その時NHKは朝ドラを放送していたのであった。
幸いBS朝日は7:59から中継してくれたので、牛島さんの姿を投球前からしっかりチェックする事が出来ました。ほっ。
一瞬ですが、牛島さんの高校時代の映像を流してくれました。牛島さんの甲子園での勇姿を録画出来たのはHD時代になってから初めてです。浪商時代はホント、カッコ良かったなぁ……。
サッカーの入場のように、エスコートキッズ(最近の始球式では多いみたいですね)と手を繋いでマウンドに向かう牛島さん。
さすがに高校時代の面影は……なかった(>_<)。
投球もワンバウンドでした。
松井さんもワンバウンドだったなぁ。
先週、前園真聖さんが神宮球場のヤクルト戦で始球式をやっていたのですが、こちらはノーバウンドでした。甲子園レジェンド達が、サッカーレジェンドに負けるとはー。(もっとも前園さんのボールは高すぎで、こちらもストライクではない)
甲子園のスターで、牛島さんの次に好きだったピッチャー中西清起さんは14日に登場予定です。
中西さんの姿は、牛島さん以上にもう長い間目にしていないから、随分変わっちゃってそう。もっとも彼の場合は社会人野球を経て阪神に入団した時点で、「うわっ、変わった」と思ったっけ。結構早いうちに「オジサマ化」してしまったので、もうショックは受けないかもしれない。
100回記念という事で、テレビでは特別番組が多数放送されています。
録画したまままだ見れていない物もいくつもあって嬉しい悲鳴。
見たのは、
もはや恒例? 『夏のアメトーーーーーク 高校野球大大大大大好き 栄冠は君に輝くSP』とか
2夜にわたった『真夏の熱球特大スペシャル』とか
4時間にわたった『ファン10万人がガチで投票! 高校野球総選挙!』など。
どれも面白かった~。
しかし選挙ではファン10万人も投票しているらしいのに、その中に自分が含まれていない事が残念でたまりません。いつのまに投票受け付けてたんだ。
この選挙で30位までに入った選手が紹介されてましたが、あいにく前述の牛島さんも中西さんも、そして野手で一番好きだった小沢章一さんもランクインしてませんでした。もっとも、この選挙、人気投票ではなくて、「夏の高校野球で本当にスゴイと思った選手ランキング」なのだそうです。んー、牛島さんも中西さんもスゴかったけど、「本当にスゴイ」というレベルなのかは微妙。しかも2人とも夏より春の方が成績がいいんですよね。
なので、私も泣く泣くこの3人は除外して、「本当にスゴイ」と思う夏の高校野球選手を5人選んでみると……
1.松坂大輔 2.清原和博 3.桑田真澄 4.松井秀喜 5.斎藤佑樹
という感じでしょうか。
実際の投票結果は、
1.松井秀喜 2.松坂大輔 3.江川卓 4.清原和博 5.田中将大
でした。
江川さんの高校時代はリアルタイムで見れてないし、田中投手は3年生の時(体調が良くなかったらしい)しか見てないので世間の評価と自分の中のイメージとやや乖離がありますね。
松井さんは、高校野球となると自分の中ではどうしても敬遠のイメージが強くて、プレーの印象が薄まっちゃうんだよなぁ……。いや、「1試合で5回も敬遠される」という事がまさに「本当にスゴイ」という事なのでしょうけど。
桑田さんは甲子園に5回出場して、成績が20勝3敗だそうです。すごすぎ。沢村賞投手の成績みたい(笑)。
斎藤投手は2006年の夏、本当に凄かった。神がかった凄さがありました。火事場の馬鹿力というか、ゾーンに入っていたというのか……もう、ホント、ありえない位凄かった。
プロ入り後の活躍がイマイチで、「(甲子園の決勝で戦った)マー君と随分差がついちゃったね」なんて私の母は言うんですが、ずっと田中投手の方が「スゴイ」って言われ続けてましたよね。なのに、あの決勝戦では斎藤投手の方が良かった。弱いと思っていた人がすごく頑張っていたから、より感動したんです。マー君はもともと凄かったんだよ。それなのにあの夏のせいで、斎藤投手は一部の人に期待されすぎちゃったように思います……。
| 固定リンク
コメント