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2018.12.01

『ボヘミアン・ラプソディ』観てきました

批評家受けは悪く、コアなクイーン・ファンには評判が悪いという噂も聞きました。
実際、フレディ・ファン(と昔言っていた)友人には「興味ない」と言われてしまったこの映画。
が、大ヒットしているし、ライブ・エイドを知らない某方には「絶対観た方がいい!」と言われたし、ボン・ジョヴィ・ファンの某方は「3回観た!」とおっしゃっていました。
そして、なんとあのピーター・バラカンさんが褒めていたというではありませんか。
もっとも、バラカンさんはクイーン・ファンではなく、「ベスト盤に入ってる曲は大体知っている」という程度らしいので、私と一緒ですね(?)。

行く日の2日前にIMAX版のネット予約をしようとしたら、席は前方と端しか残ってませんでした。もう公開されて随分経つのに人気なんですね。数日違いで「応援上映」を観た方によるとそちらも満席だったそうです。すごい。

今年の春に開業した複合施設「東京ミッドタウン日比谷」で観ました。
仕事帰りで時間ギリギリだったのに、迷った(>_<)。
「TOHOシネマズ」と書かれている所に近づいて行ったんですが、『ボヘミアン・ラプソディ』のポスターとか貼られていません。尋ねてみると、「向かいのビルです」と言われてしまいました。
HPを確認してみると、

「TOHOシネマズ日比谷」は、東京ミッドタウン日比谷内に11スクリーン/約2200席、東京宝塚ビル地下に2スクリーン/約600席を一体運営化した、都心最大級となる13スクリーン/約2800席の映画館です。

と書いてありました。私が行ったのは宝塚ビルだったのね。

うう、「駅直結」って書いてあったから間に合うと思ったのに、地下鉄の駅のホームからは結構遠かったし、ビルの4階だったし、到着した時は開演時間過ぎちゃってました。
まぁ、予告とかあるので本編には間に合ったんですが。
着席した途端に始まりました。
……と思ったけど、冒頭の20世紀フォックスのファンファーレ(ブライアン・メイが弾いたヴァージョンらしい)が全く記憶にないので、間に合ったとはいえないかも(爆)。

Go1  Go2

以前あったゴジラ像は室内に移動

Go3 Go4

新ゴジラ像が出来てました

映画はLIVE AIDのシーンから始まるんですが、スーツの袖の一部を観た瞬間に「デヴィッド・ボウイっ!?」と思いました。
直後に「ボウイ」というセリフがあったので、正解ですね。
イントロ・クイズならぬ、袖クイズ? すごい早押しが出来た気分でした(笑)。
もっとも、ボウイ役の人の顔は写らなかったんですけどね。結局その一瞬の袖だけ。
途中で"Under Pressure"はかかりましたが、ボウイとのエピソードは全く出てきませんでした、残念。
そういえば、情報番組『スッキリ!』で『ボヘミアン・ラプソディ』の特集をやっていたのですが、LIVE AID の説明をする時ボウイの名前を一番最初に挙げてくれました。そんな事が嬉しい私。

でも、LIVE AIDといえば、やっぱりクイーンなんでしょうね。
ボウイ・ファンの私としては認めたくなかったけど、ボウイよりクイーンの方が盛り上がっていた。
「音楽性が異なるし、ファン層も違うから」と自分に言い聞かせてましたが、「クイーン、出ないって事だったのになんか急に出てきて、あんなに目立っちゃって」とちょっと悔しかったのをおぼえています。当時はあんまり好きじゃなかったので、復活してくれても別に嬉しくもなんともなかった(^_^;)。
でも、映画を観てからあれを思い出すと(パフォーマンス自体はほとんど憶えてませんが)感慨深いものがあります。

ちなみに私がクイーンの曲の中で一番好きなのは"The Show Must Go On"。これがエンディングに使われていたのは嬉しかった。
この曲がどんな風に作られたかの描写もあったら良かったのになぁ。

最後に実物のライブ映像が出ましたが、あれはワザと汚い映像を選んだんでしょうか?
「役者さん達頑張ってるけど、やっぱり本物の映像を観たい」と思っていた私も、「げ、こんなんじゃ、さすがに大きなスクリーンで流し続けるのはキツイか」と諦めがつきましたから。……本当はもっとキレイな映像あったんじゃないですか?(爆)
それにしても、ブライアン・メイはソックリだったなぁ。
ロジャー・テイラー役の人は、吉沢亮さんかと思った(笑)。

「ロックの映画が大ヒットする」とわかった所で、今度はLIVE AIDのドキュメンタリー映画でも作ってくれないかな。お金をたっぷりかけて、最新の技術を駆使して、本物の映像をキレイに甦らせるとか。昔の白黒映画をカラーにする事だって出来る時代なんだから、やれますよね、やって下さい、お願いします。

ボウイの映画は、作ってほしいような、ほしくないような。
ボウイの人生は映画のようにドラマティックだとは思うけれど、ボウイを完璧に演じる人がいるとは思えないし、相当似てても「こんなんじゃない!」と思っちゃいそう。でも、『ボヘミアン・ラプソディ』みたいに全編に本人の音楽が使われていたら、いいなぁ……。

日比谷のライトアップはキレイでした。

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