フジファブリック

音楽番組『バズリズム02』を偶然観ました。

この番組、ちゃんと観た事はない気がします。
今回も、なんとなーくテレビを消しそびれたら、知らない間に始まってた感じ。
このところ、早寝をこころがけてたのに、夜更かししちゃったよ(>_<)。

そこで流れた『若者のすべて』という曲に心を奪われました。
頭から離れなくなってしまった。
富士吉田市の夕方のチャイムに使われたそうなんですが（期間限定だったのかな？）、それがイイ感じでした。フジファブリックの皆さんのパフォーマンスも観られました。
が、本来のボーカリストはそこで歌っていた人ではないそうです。
なんと、もともとのボーカリストは29歳で亡くなってしまったというではありませんか。
そんなマーク・ボランみたいな人が日本にいたのか。
志村正彦さんというそうです。すみません、全く知りませんでした。お恥ずかしい限り。

彼の歌声も聴いてみたくて、地元の図書館の蔵書（CDが充実してます）を検索してみたのですが、残念ながらありませんでした。仕方ないので『若者のすべて』をダウンロード購入しようと思ったんですが、Amazonのポイントが結構たまってたので、「『バズリズム02』で話題になっていた『茜色の夕日』もダウンロードしてみようか」と思ったり、なんかフジファブリック・ファンの皆さんの間で人気らしい『銀河』という曲も気になってきちゃったりして、「だったらベストアルバムをCDで買っちゃおうか」と思いました。CDよりダウンロードの方が大幅に安かったので結局ベスト盤（志村さんが存命の時の作品11曲入り）をダウンロード購入したんですけどね。ダウンロード購入はポイント使えなかった。しまったー。

私のiPhoneは容量が残り僅かなので、とりあえず３曲だけ入れて、残りはパソコンにダウンロードするにとどめておいたのですが、この３曲はもう気に入りすぎて聴きまくってます。結局他の曲も楽しみたくて、他のアーティストの曲をちょっと消して、残りの８曲もiPhoneに入れちゃった。
こんなに邦楽にハマったのは久しぶりです。

なんで、志村さんが生きている時に気づけなかったかな(>_<)。
志村さんが亡くなったのって、2009年だそうです。知るのが遅すぎて情けない。
志村さんはボーカリストであり、作詞作曲も担当していたフジファブリックの顔だから、彼が亡くなった時点でバンドが終わっていてもおかしくなかったけれど、残されたメンバーが頑張って続けてくれて、テレビにも出演してくれたおかげで私も知る事が出来ました。
でも、偶然『バズリズム02』を観てなかったら、知らないまままた何年も経ってしまったんですよね……。知らないまま人生を終えてしまった可能性だってある。そう思うと、この出会いは奇跡のように思えます。

なーんて、余計な事を考えて付加価値を勝手に付けて、ますます好きになっていたりして。うーん、自分の事ながらよくわかりませんが、とりあえず、フジファブリック、いいよ！
……って、もう、とっくに皆さん御存知ですね(汗)。失礼しました～。

志村さんの歌詞で、「これはどういう意味なんだろう？」と気になるところがいくつかあるので検索してるんですが、なかなか歌詞を解説してくれてる人がいないのが残念です。日本語だし、自分で色々想像するのが醍醐味なのかもしれませんが、つい答を求めてしまう悪いクセ(>_<)。
……「世界の約束」ってなんですか？