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2019.06.14

志村さんのここが好き

体調不良の為一時期聴くのを(自主的に)禁止していたフジファブリック、
体調回復に伴い解禁しました(^^;)。

「フジファブリック大好きになっちゃった」と言いたいところですが、志村正彦さん死後の作品にはあまりときめきません。クオリティは高いと思うんですが、なんか「違う」と思ってしまう。どうも、私には爽やか過ぎるみたい……。
そこで、志村さんのどこが好きか考えてみました。

1.歌がうますぎない

プロとしては特別上手い方じゃないのかもしれません。
でも私、歌がうますぎる人苦手なんで。
自分の歌に酔ってるようなタイプは苦手なんで。

「自信があるわけじゃないけど、なんとかして伝えたい」という感じの人が好きで、その為の創意工夫をしている人が好きです。
音痴は苦手ですが、「声量がない」とか「声域が狭い」とか「テクニックが足りない」とかは気にしない。

志村さんからは「伝えたい」という気持が伝わってきます。淡々と歌っているようでいて、曲によって表情が違うし、なんかニュアンスがいいんですよね。表現力が(無さそうで)ある!

"Bye Bye"の「手はもう離してしまった」という歌い方には、胸を締め付けられます(>_<)。
この曲はもともとPUFFYの為に書かれたそうで、PUFFYが歌っているのも雰囲気は全然違うけれど、いいですね♪

 

2.ヘンなんだけどオーソドックスな事も出来る

これ、デヴィッド・ボウイにも通じる部分だと思います。
私、基本的にはヘン(oddity)なのが好きな気がする……。
でも、あからさまにヘンなのは困る。変態までいっちゃうのはイヤ(笑)。
いざとなったら普通のフリが出来て、しっかり普通の名曲も書けるんだけど、なんか引っかかる「ヘン」な部分があるのが理想です。

オーソドックスな名曲といえば、「若者のすべて」。
↓はBank Bandによるカバーですが、桜井さんってば途中で観客に歌わせてます。桜井ファンはこの曲を歌えるのか! そんなに定番になってるのか!!(驚)

「共感できるのは志村さんのオリジナル・ヴァージョン、でも、なりたいのは桜井さん」みたいな事を書いてる人がいて納得。

3.曲がいい

「テンポは早いけどマイナー調」というのが私の好みなんですが、志村さんの曲にはそういうの多いです。
あと私、転調好きなんですが、それも多い。

4.引き出しが豊富で飽きさせない

アルバム単位で一番好きなのは今のところ『CHRONICLE』なんですが、たとえば「All Right」と「タイムマシン」のギャップは凄すぎ。

「All Right」のイントロとサビはヘヴィすぎます。志村さんはAC/DCがお好きとの事なので、納得。周りは轟音でも志村さんのボーカルはいつも通りでそこが面白くもあるんですが、シャウトは一転、「誰これーっ!?」という感じ。あれ、志村さんなんですか? びっくりびっくり。
続く「タイムマシン」は真逆の静かなバラードです。

ストーン・テンプル・パイロッツの『Tiny Music...Songs From The Vatican Gift Shop』を聴いた時の感動を思い出しました。って、わかりづらいたとえですみません。どちらも、一枚のアルバムの中で起伏が激しいという意味です。どちらも、バラバラなようでいてまとまっているようにも思えるのですが、賛否両論あるところも共通点かな。そしてボーカルのスコット・ウェイランドは志村さん程ではないけれど夭逝(泣)。

5.コーラス・アレンジも好き

といっても、私が好きなのは爽やかコーラスではなくて、一部の曲に使われている低音コーラス。本当は低音ボイスが好きなので、ああいうコーラスはたまりません。

6.興味をひかれる歌詞

歌詞に関しては、面白い部分もありツッコミ入れたくなっちゃう部分もあり……

歌詞について語ると自分の内面についてもうっかりさらけ出しちゃいそうなので、
「なるべくしませんが それもどうだか分からないんです」

なぜか、タイトルはありきたりですね。
どこかで誰かが使ってそうな物ばかり。
シングル曲のタイトルを並べてみると、「桜の季節」「陽炎」「銀河」「虹」「若者のすべて」「Sugar!!」って……。
「もっとひねってこい!」と、誰かに言われないのかな。逆に何かこだわりがあるのかな。わざとなんでしょうね。
ありふれたタイトルでも後ろに「フジファブリック」って付くと一気に個性的には見えてくるので、バランスが取れてるといえなくもない。

「夜明けのBEAT」も、どこにでもありそうなタイトル。でもPVの森山未來さんのダンスはありえない位すごい!

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