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2019.06.18

洪庵先生の十年後

その昔、ドラマ『浪花の華』が好きでした。

最終回の後、私は当ブログにこんな事を書いていました。

栗山千明さん扮する左近が良かった。
最後まで凛々しく強く格好いい女剣士でした。
そして「野暮天・本の虫」、窪田正孝さん扮する緒方章(後の緒方洪庵)も、良かったな~。侍好きな私ですが、医者もカッコいいよ!!
やっぱり何かを極めようとする人はステキですね。それが剣の道であれ、医学の道であれ。
この2人が互いに魅かれ合いつつも、結局何もない所も好き。

あれから十年、窪田さんが医者役としてドラマに戻ってきました(正確には医師免許を持つ技師)。
『ラジエーションハウス』です。

昨日が最終回でしたが、私の感想は↑と似ています。ヒロインは栗山千秋さんではなく、本田翼さんですけどね。
『浪花の華』は幕末のお話、『ラジエーションハウス』は現代のお話(漫画が原作)ですけどね。

ちなみに、ドラマ『JIN-仁-』には年を取った洪庵先生が登場するのですが、あの洪庵先生(武田鉄矢さん)も素敵で、なんか『浪花の華』→『ラジエーションハウス』→『JIN-仁-』が続き物のように思えてしまったのでした。窪田さんが武田さんになるのはどうかと思いますが(笑)、とにかく偉大な医師(技師?)になるって事で。

10年前の窪田さんは20歳ですから初々しくてかわいい部分があったのは当然ですが、30歳の窪田さんがヒロインの前でデレ~っと子供みたいなかわいい笑顔になるのにはちょっと感動。なのに、ヒロインを助けるために(手術を)「代わります」とキリリと言うシーンは無茶苦茶カッコ良くて、そのギャップにもうっとり。窪田さんって、普段は地味目な感じなんですが、劇中では時々すっごく輝く瞬間があるんですよね~。大河『平清盛』の演技も忘れられないなぁ。
来年のNHKの朝ドラの主役に抜擢されたみたいですし、まだまだ勢いは止まりそうにないですね。

『ラジエーションハウス』は、ちょっぴり群像劇っぽくもあり、登場人物がイイ人ばかりというのもストレスなく見られて良かったです♪ 悪役に見えた浅野和之さんが意外とイイ人というのは嬉しかった。
終わってしまってとても寂しいんですが、なんと来週は2時間スペシャルが放送されるそうで嬉しい! 楽しみ!

窪田さん演じる五十嵐の子供時代の事をヒロインが憶えていないというのが不思議で、WEBで調べてしまいました。あんな事があったのかー! 結構重要なエピソードなので、もしスペシャルでも取り上げられなかったら続編があると期待しちゃいます。

しかし……
私、結構な頻度で同じ病院でレントゲン撮ってもらってるんですが、技師さんの顔も名前も誰一人憶えてないなぁ……。

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