【語りたくなっちゃう曲】夜明けのBEAT
私の中で、「フジファブリックの曲で一番好きな曲」の座を『若者のすべて』と激しく争ってるのがこれです。
実はこの曲、「語りたくなっちゃう曲」ではありません。
「無茶苦茶カッコいい。大好き。以上!」って感じ。
カッコ良すぎて、言葉をなくす。言葉はいらない。
ひたすら延々と「カッコい~」と言い続けられそうなので、その意味では語りたくなっちゃう曲といえなくもない……?
それじゃ、「語る」ではなくお題目を唱えてるみたい。
なんとか、お題目ではなくて文章的なものを捻り出してみます。
まず、メロディーが好き。
以前、志村さんのここが好きというタイトルの記事の中で、「『テンポは早いけどマイナー調』というのが私の好み」と書きました。これはまさにそのパターン。
そして、この曲はなんといってもギターですね!
ギターリフ最高!!
以前ここで「好きなギターリフ」について語りましたが、今なら邦楽で一番好きなギターリフを尋ねられたら、『夜明けのBEAT』って答えちゃう! あのリフは山内さんなんですよね。
のみならず、
ギターソロも最高!!
あのソロは、志村さんがデモで弾いたものをそのまま使っているそうです。そう思って聴いちゃうせいもあるんでしょうが、天国から聞こえてくるような気がする。すみません、ここはちょっと冷静に聴けません。
まるで"Beat It"(マイケル・ジャクソン)の「スティーヴ・ルカサーのリフもいいけど、エディ・ヴァン・ヘイレンのソロもいいよね!」みたいな?
山内さんのリフもいいけど、志村さんのソロもいいよね!
あと、サビの前のジャーンという不協和音、あれがたまらなくてたまらなくって!!
「チャチャッチャチャッジャーン!
チャチャッチャチャッジャーン!
チャチャッチャチャッジャーン!
チャチャッチャチャッジャーン!」
というあの4連発。
きゃーきゃーきゃーきゃー!!←4連発で叫んでみた
しかも2番の3回目の「ジャーン!!」の後には1番と異なるギターが入っているぅ~。こういうちょっとした変化が効いてる辺り「さすがフジファブリック」と思わされます。これは志村さんがエライのか山内さんがエライのか?
ギターソロの後の「チャチャッチャチャッジャーン!」も微妙に違いますね。
ちょっとした変化といえば、Aメロの1番と2番のアレンジが違う所もいい。1番はベースのリズムで低音を効かせながらシンプルに攻める感じ(カッコいい!)、2番は音数が増えてこれもまたいい感じ。まるで最初は鰻だけ食べて、途中からだし汁を加えるひつまぶしのように、ちょっとした変化がたまりません。おいしすぎる!!
細かい事を言えば、サビの志村さんの母音「あ」で終わる声が好きすぎる。
「♪旅の始まりの合図さ(あー)」って所です(^_^;)。「♪始まりの合図」のわりには気怠いですけど。やる気あるんだか、ないんだか。いや、あるのでしょう。あの伸ばす長さといい、声の高さといい、ジャスト過ぎます。私のツボすぎます。
スタートが「ワンツースリー」ではなく、「イチニッサン」という声で始まる所も好きだし、サビで控え目に遠くでキラキラ鳴ってるキーボードは「♪都会の真ん中」の夜中から夜明けを連想させて雰囲気盛り上げてくれるし、なんかもうこの曲は全てがいい。
全てがカッコ良くて、私には完璧に聞こえるんです。
PVも好き。森山未來さんの動きは素晴らしい。一瞬だけ写る志村さんの姿や、ラストの演奏シーンに志村さんが不在な所などを見ると泣きそうになってしまうんですけどね……。
冒頭で「言葉をなくす」とか書いておきながら、随分語っちゃった(笑)。
ちなみに、この曲が主題歌に使われている『モテキ』は映画もドラマも観たことありません~。
| 固定リンク
コメント