他の人が歌う志村さんの曲
相変わらずSpotifyで色々聴いてます。
フジファブリックのカバー曲や、志村正彦さんが他の人の為に書いた曲も聴けました♪
今日はそれらの感想を、私が気に入った順に書いてみたいと思います。
「やっぱり志村さんが歌うのが一番」と思ってしまう私にとって、男性ボーカルはどうも「違う」と思ってしまいます。いっそ女性ボーカルの方が別物ととらえられていい。
そして柴咲さんの声はとてもきれいですね。アレンジも涼し気で良い感じです。気に入りました!
以前カラオケで『若者のすべて』を歌った時「キーが合わない」と思いました。「これなら合うかも」と思って検索してみたんですが、カラオケには柴咲さんヴァージョン入ってないみたい。残念。
テレビで披露した事もあるみたいで、こちらはなんとフジファブリックとの共演です♪(志村さんいないけど)
「そりゃ、フジファブリックが演奏してくれれば、それが一番だよね」って感じですし、山内さんとのハーモニーも素晴らしいのですが、柴咲さんのボーカルに限っていえば、CDの方が美しいです。
Bye Bye/PUFFY
フジファブリック・バージョンを聴いて大好きになっちゃった私ですが、発売はPUFFYヴァージョンが先。
以前当ブログでアップした動画では、ステージ上でこんな会話を繰り広げていました。
吉村由美さん(以下由美)「志村くんがPUFFYに書いてくれた曲で……でも今度(フジファブリックの)アルバムに入ってるよね」
金澤ダイスケさん(以下金澤)「入ってます」
大貫亜美さん(以下亜美)「セルフカバーとか禁止なんだよね」
金澤「えっ!?」
由美「本物出たらさ、やりにくいわけよ」
亜美「ちょいちょいされるのよ、そういう事、私達」
由美「本物いいに決まってるじゃん」
金澤「志村が書いた時は、完全にこれPUFFYの為って」
由美「今それ大きな声で言っといて、みんなに」
金澤「(客席に向かって)最初はPUFFYの為です!」
が、『ネトネト言わせて』の#53では、志村さん、こんな事言ってましたよ!
志村「(ファンからのお便りを読む)『Bye Bye』はPUFFYさんへの提供曲だったんですね、ライブで聴いて『この曲好きだ』と思ったのに、なぜ『CHRONICLE』に入っていない? 『CHRONICLE』聴き終わってどーんとノックアウトですよ、提供曲だったんですね」
金澤「入れようとしたよね、実は。そしたらPUFFYがダメって」
志村「そう、PUFFY側からダメって言われたんだ、そういえば。っていうか、曲も取られたんだよ」
金澤「『曲取られた』とか、その言い方はちょっと」
志村「いや、笑い話でさ、PUFFYのお二方とかスタッフの方に聴いてもらったら、『もう、これ、絶対PUFFYがやる』つって、取られたの」
金澤「なら、『取られた』でいい」
志村「そうそう、もう『取ってあげた!』みたいな感じで言ってるから。取られたんだよ。でも、いいよね、あの曲」
金澤「いいね」
志村「PUFFYの曲もすごい聴いてる」
だそうです。
それなのに金澤さんってば、お二人に責められて(?)「最初はPUFFYの為です」なんて言っちゃって。調子いいんだから。もう、楽しいなぁ。
"Bye Bye"は矢野顕子さんにもカバーされてるみたいですが、Spotifyにはありませんでした。YouTubeでもなかった~。Amazon試聴で20秒程聴いた限りではイイ感じでしたが、短かすぎて(>_<)。
DOKI DOKI/PUFFY
"Bye Bye"と同じアルバムに入ってます。
こちらは正真正銘、PUFFYの為に書いてる感じです。女性言葉で、もうかわいすぎる。
歌詞の中に
「♪いたずら心でいつも 意地悪なんかしちゃうけどホントはとっても好きな 裏返しであります」という部分があって、「志村さんってば、こういう事言われたいのか」なんて思って笑っちゃいました(失礼)。
『ネトネト言わせて』の#27では、志村さん、こんな事言ってましたよ!
志村「(ファンからのお便りを読む)"先日PUFFYさんがスペシャに出演されていて、『DOKI DOKI』―僕が提供した曲なんすけど―の話題になった時に、志村さんの話をしていました。『レコーディングの時、彼は失礼な人でした(笑)』と話していて、盛り上がっていましたよ。"……失礼だったかな、俺?」
山内総一郎さん(以下山内)「どうなんやろね、PUFFY姐さんやからね」
志村「歌い方について、結構言ったんだよね、言ったっていうか、曲でさ、すごい良かったんよ、PUFFYが。良すぎて……色んな味があっていいんだけど、『もちょっと色んな事を経験してない風で歌って下さい』って」
山内「(笑)あまりにも経験しすぎてんねや」
志村「そうそうそう。歌に経験が出てるんだね、キャリアというか人生の経験が出てるから、『あまり知らない人っぽく歌ってください』って言っちゃって、それが失礼だった……?」
山内「あいつは失礼だって」
志村「失礼なヤツだって。スタッフ大笑いだったけどね」
山内「『おい、正彦!』って言われてるからな。(略)愛されてますね」
だそうです。もう、楽しいなぁ。
曲を聴いて納得。PUFFYさん、頑張って歌ったんですね。
カラオケで私もあれをかわいく歌ってみたい……気もするけど、絶対恥ずかしい! 恥ずかしくて無理!
どんどこ男/藤井フミヤ
これは志村さんが作った曲ですが、志村さんが歌うよりやはりフミヤさんが歌った方が似合う。フミヤさんを意識して作った曲なんだろうと思わされます。楽しい曲です♪
茜色の夕日/クラムボン
え、何、これ、イントロが"Walk On the Wild Side"じゃん(汗)。あー、無茶苦茶びっくりした。
衝撃度ではナンバーワン。
なんかソプラノ・サックスみたいなステキな音するし、なんなんだ、これ。
今改めてルー・リードの"Walk On the Wild Side"を聴き返してみたら、そちらはアルト・サックスっぽいですね。
うー、「好き」という気分と「こんなのアリ? ズルくない?」という違和感と……うーん、うーん、「好き」の方が強いかな。とっても複雑です、でも好きかもしれない。
若者のすべて/槇原敬之
これはSpotifyでは聴けませんでした。
ライブでは歌ったけれど、CDにはまだなっていないみたい。
が、10月に発売されるCDに新録で収録されるそうです!
ライブヴァージョンはYouTubeで聴けますが、いい感じでした。
CDでは、また違った感じなんだろうな。
バウムクーヘン/蜜
オリジナルは「こんなタイトルなのに、こんな轟音ギター?」という意外性も楽しかったのですが、このアレンジだとなんかタイトル通りな感じ。でも、「あの曲をこんなアレンジにするとは」という意外性もあり……意外なんだか、そうでもないんだか、よくわかりません(笑)。
柴咲コウさん路線な感じです。美しいです。柴咲さんは『蜜』ってアルバム出してるみたいですが、こちらとは無関係です。
若者のすべて/Bank Band
以前当ブログに「Mr.Children」と書いてしまいましたが、Bank Band名義でした。大変失礼致しました。記事訂正しておきました。
で、動画を見た時は「櫻井和寿さんのようなビッグスターが、『若者のすべて』を歌っている」というのがとにかく嬉しくて興奮してしまったのですが、冷静になってSpotifyでじっくり聴いてみると、結構「クセが強い」(千鳥ノブさん風に)。
動画ではお客さん飛び跳ねてたし、「なんか違うなぁ」という感じがしてしまったのでした。櫻井さん自体は結構好きです。邦楽CDあまり持ってない私でも、Mr.ChildrenのCDは持ってます。
茜色の夕日/The SALOVERS
オリジナルにかなり忠実なカバーというかコピー。
このバンドの事は全く知らないし、「このボーカルの人、うまくないけれど、志村さんっぽいかも」なんて思ったんですが、今調べてみたら、無期限活動休止となっていた(^_^;)。
そして、なんとボーカリストは古舘伊知郎さんのご子息・古舘佑太郎さんだった。えーっ!?
この人、俳優さんだと思ってたら、なんとミュージカル映画『とってもゴースト』で主演……って、何それーっ!? 私が日本発のミュージカルで一番好きなの『とってもゴースト』なんですけどっ!? 映画になったんですか!? ちょ、ちょ、ちょっと知らなかったよ。またしても、「検索してたら、お目当てとは違うけど、すごいニュースを知ってしまったパターン」。
若者のすべて/anderlust
アニメ『バッテリー』のエンディング曲だったそうです。
私が「最近フジファブリック好き」と言った相手で唯一フジファブリックを知っていた友人が「『バッテリー』のエンディング曲が『若者のすべて』だったよね、女性ボーカルのカバーだけど」と教えてくれて愕然。野球好きなのに、観てなかった……。
リアルタイムでこのヴァージョンを聴いて、この曲を好きになったかは微妙。
越野アンナさんの声は結構気に入りましたが、アレンジがあんまり……。
ちなみに、anderlustをプロデュースしているのは小林武史さんなんですが、小林さんといえばBank Band、Bank Bandといえば、『若者のすべて』。小林さんって、どんだけ『若者のすべて』がお好きなんでしょう!?
茜色の夕日/菅田将暉
今をときめく大人気俳優さんが、フジファブリック好きだなんて、とても嬉しいです。
「大袈裟なことを言うと この一曲で人生が変わったのかもしれません」というメッセージを発信しているそうです。
そんな思い入れはひしひしと伝わってくるのですが、その感情がちょっと重い感じ。
ただの好みの話なんですが、なんか、私、俳優さんが感情入れまくって歌うのがちょっと苦手なんです。どちらかといえば、柴咲コウさんのように肩の力を抜いた感じの方が好きで、それでも感情が伝わってくるのが俳優さんだと思ったり。菅田さんは歌唱力に自信があるのかも? それで余計に重さを感じてしまうのかな。古館さんより歌お上手だし、声は素晴らしいと思いました(音程はやや微妙)。
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