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2020.02.07

鍵盤と私

ちょっと前に、鍵盤が光るキーボード(カシオ)のCMがテレビでやたら流れてました。
あれ、欲しくてたまりませんでした。
収録曲が微妙なんですが、曲は専用サイトからダウンロードして増やせるらしい。

さらなる情報を求めて価格COMを見てみたら、同じカシオでも海外向けのLK-S250という商品だと、ヤマハミュージックデータショップのMIDIデータと互換性があるらしい。楽曲データに関してはヤマハの方が圧倒的に充実してるんです。そしてそこにはなんとフジファブリックの『若者のすべて』があるじゃないですかーっ!!
バンブラもいいけれど、ちゃんとキーボードで弾けるようになりたいな。
もう「これは買うしかないよね」という感じで、アマゾンで買っちゃいました。光るキーボード。amazon.co.jpじゃなくてamazon.comです。

荷物追跡画面を見ると、DHLのサイトに繋がりました。
サンアントニオという所から発送されたみたいです。テキサス州だそうです。
ダラス→シンシナティ→成田と渡り、無事通関も通過して、今日日本の配送業者へ引き渡されたという事が記されてました。
面白ーい。なんだかワクワクしちゃう。
海外のサイトでお買い物をするのは初めてではありませんが、海外から荷物の流れをこんなに詳細に見たのは初めてです。さすがAmazon。

しかし、実は私、既にキーボードを持ってるんです。ほとんど触ってません。今度はちゃんと触るかな? 楽しめるといいな。

私と鍵盤との繋がりは細いですが長いです。
生まれて初めてピアノに触ったのは、3歳か4歳の時だったと思います。

私の家の前に音大出身者が住んでいて、「3歳までにトレーニングをしないと『絶対音感』は身につかない」みたいな事を母は聞いたそうです。

絶対音感を身につけさせたいと強く思っていたわけではないと思いますが、「3歳までにやらないと間に合わない」という言葉に焦る気持はなんとなくわかるような気がします。それにその頃には既に私は音楽大好きだったみたい。
という事で、「娘をどうぞよろしく」となったらしい。

♪だけど~ ぼくにはピアノがない~

ピアノ習いに行ったはいいんですが、私の家にはピアノがありませんでした。紙の鍵盤で自習をするように言われましたが、紙を叩いて面白い筈がありません。全くやりませんでした。当然上達しないし、楽譜なんてわけわかんない。「今やらないと絶対音感が身につかない」と言われた事は幼いなりに理解していて、「でも、こんな事じゃ、その絶対音感とやらも身につくわけないよね」と思ったのでした。

数か月、あるいは1年位経っていたのかよくおぼえていませんが、その先生には子供が出来て、もっと広い家に引っ越して行ってしまいました。
今ではその先生の顔もまったく覚えていないのですが、忘れられない事が1つ。
その先生がお産で実家に帰っていた時に、旦那さんが別の女性を部屋に連れ込んでいたそうです。目撃した母が憤慨していました。母の遺言(今も元気で健在ですが・笑)が「不倫をするな」で、「母の知り合いが不倫相手に殺されてしまったせい」という事は以前書きましたが、この先生の事も影響していたのかもしれませんね。

不倫といえば、先日文春オンラインの「好きな俳優・嫌いな俳優」のアンケートに答えたんですが、「嫌いな俳優」が思いつかなくて東出昌大さんにしちゃった。今年は相当上位に来るかもしれませんね。『コンフィデンスマン』大好きなのに。
そういえば、『花燃ゆ』で東出さんが演じた久坂玄瑞は、すごくマジメキャラだったのに京都に愛人作っちゃってたっけ。「高杉はわかるけど、なんで久坂まで!?」って感じで。

話がそれました。

小学校高学年の頃、いつも一緒に遊んでいた私を含む5人のグループのうち3人がピアノを習っていたのですが、もう1人が突然ピアノを習いだしてしまいました。つまり習っていないのが私だけになりました。今でこそ我が道を行くタイプの私ですが、当時は「自分だけ習っていない」という状況に耐えられず、「私も習いたい」と親に頼んでしまいました。でも好きで始めたわけじゃないし、相変わらず家にはピアノがないから上達はしないし、バイエルなんて全然面白くないし……レッスン通うのは憂鬱でした。

ただし、レッスンの最後にやった聴音だけは良く出来ました。ハ長調はほぼ完璧。「おお、これぞ絶対音感ってヤツ? 私ってすごいかも?」と思いかけたんですが、実は毎回先生は最初に基準の音を出してくれたのでした。その後に「この音は何?」とか「音符にして」という感じだったんで、それじゃ絶対音感がなくても出来るんですよね(^_^;)。しかも、調が変わったら聴きとれなくなったー。絶対音感どころか、ハ長調だけの音感でした。とほほ。

が、実は、「何でもハ長調に聞こえちゃう脳」になっていたみたい。
だから調が変わると不正解になっちゃうわけで、「何でもハ調に聞こえちゃう病」なんて自虐していたのですが、悪い事ばかりではなく便利な事もあります。1人でサックス吹く分にはいいです♪ 楽譜なくてもハ調だったら何でも吹けますから。あ、「早いテンポで指が追い付かない」という技術的な事は別です(^_^;)。
「楽譜がなくても好きな曲が吹ける」という事は、音楽の才能がある人を除けば「何でもハ調に聞こえちゃう病」ならではの特権ではないでしょうか! でも、調が変わると楽譜があっても途端に吹けなくなる。ヘ音記号は見た目が難しいだけではなく、耳的にも混乱しちゃうー(>_<)。

ピアノがないのにピアノを習う私に、母が一度「クリスマスにピアノを買ってあげようか」と言ってくれた事がありました。嬉しかったんですが、恐かった。もちろんピアノは欲しいんですが、買ってもらったらちゃんと練習しなくちゃダメですよね。そんな高い物を買って無駄にしたら申し訳なさすぎる。でも無駄にしない自信はなく……。
「ピアノはいらないからピアニカ買って。ピアニカの方が欲しい」
と言ってしまったチキンな私でした。

片手で持てるような小さなピアニカではなく、両手で弾けるような立派なピアニカを買ってもらいました。
でも、なんだか母の顔が寂しそうに見えた……。
「ああ、いくらいいピアニカだって、ピアノと比べたら月とスッポンだよ。そりゃ、ピアノの方がいいに決まってるじゃん。やっぱりピアノ買ってもらえば良かった」
と後悔の念が押し寄せました。
その気持を打ち消すように、ピアニカに大喜びをして見せた気がする。演技をしちゃった。

その後、「オルガンがいらなくなったから捨てる」と言っていた近所の人からオルガンをもらいました。
あれは嬉しかったなー。「これでピアノの練習が出来る!」と思いました。
が、なんと、オルガンとピアノではタッチが全く異なるんです。いや、そういう話、聞いてはいたんだけど、思っていた以上に違った。そして音に強弱がつけられませんでした。ピアノは強く叩けば大きく鳴り静かに弾けば小さく鳴るのに、オルガンはいつも一定の大きさです。すぐに、「あー、これじゃ練習にならない」と思ったのでした。それに、弾いて楽しいようないい音色でもなかったんです。とほほ。
そうこうしているうちに、今度は自分達が引っ越す事になりました。小学校卒業のタイミングでした。オルガンは処分。同時にピアノもやめてしまいました。

自分でお金を稼げるようになってからは、また音楽がやりたくなってきました。

コンピューターミュージックに憧れまして、ローランドのソフトと鍵盤がセットになった物を買いました。が、今度はパソコンの操作が難しくて挫折。よくおぼえていませんが、音を出す事すら出来なかったんじゃないだろうか。そうこうしているうちにパソコンが古くなり、買い替えたのでソフトも鍵盤も使えなくなっちゃったのでした。捨てました。あれはもったいなかったなー。

 

コンピューターミュージックは諦めましたが、またピアノが弾きたくなりました。
その頃になると、ピアノタッチのキーボードが売っていたので買いました。オルガンと違って強弱を付けられる優れモノです。音もかなりリアルなピアノっぽい音でした。
ピアノのレッスンがつまらなかったのはお仕着せのバイエルだったからです。「好きな曲を演奏すれば楽しいに違いない」と思い、「何でもハ調に聞こえちゃう病」の私は「ハ調で弾けるピアノ集」みたいなタイトルの教本を買って「これなら自分にピッタリ。楽しく続けられる」と思いました。

果たして……

続かなかった。

なぜだろう?

やっぱりピアノって難しいですよね。なかなか上達しない。
好きな曲でも、上達を実感出来ないとつまらない。飽きちゃいました。
さらに言えば、ピアノタッチという事は結構音が響くんです。ヘッドホンを付けて音色は漏れないようにしても、打鍵音はしちゃう。かといって優しく静かにすると音色が聞こえない。キーボードは壁際に置いてあるので、夜は隣の部屋の人の迷惑になっちゃうかもしれない……という事で、徐々にキーボードに触らなくなってしまったのでした。

かつてのクリスマスプレゼントのピアノを遠慮して良かったと今は思います。
ピアノ買ってもらっても、埃かぶる事になっちゃっただろうなぁ。それとも、親に申し訳なさすぎて気を遣ってイヤイヤ練習していたか?……それもイヤだなぁ。

さて、そんな滅多に触らないキーボードがあるにもかかわらず今回またしてもキーボードを買っちゃったわけですが、ポイントはやっぱり光る鍵盤なんです。鍵盤が光ってどのキーを押せば良いのか教えてくれるのです。上に書いた「ピアノって難しいですよね。なかなか上達しない」という問題が解決しそうな気がしました。
あと、今持っているキーボードはピアノに近づける事に力を入れすぎたせいか、他の部分が疎かになってます。キーボードのくせに5種類位の音しか選べません。
今度のキーボードは400種類の音が出ます♪(CMでやっていた方は600音色なのでそこは劣って悔しい)

という感じで、今度のキーボードでは楽しめそうな気がするのですが。
『若者のすべて』とか『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲とかちゃんと練習したいな。弾けるようになったらいいな。

「ピアノもどきキーボード」の方も捨てる気はないので、あの感触を味わいたくなったら触ろうと思います。

それにしても、国内向けのカシオキーボードは専用サイトでしか対応曲をダウンロード出来ないのに、海外向けだとヤマハのMIDIサイトに対応しているっていうのは面白いですね。国内ではヤマハとカシオはライバルだけれど、海外に出ていく時は「共闘する仲間」という感じなんでしょうか。まぁ、カシオのダウンロード用のサイトはJPOPが多いから仕方ないか。

ちなみに、テレビで宣伝していたキーボードは39800円ですが、LK-S250は169ドルでした。送料が38ドルと高いし、その他にImport Fees Depositなる謎の手数料を取られましたがそれでも請求は日本円で24879円だったので随分安くすみました。
あとは無事に着いてくれれば……
待ち遠しいです♪

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