国連のおばちゃん
2月26日になると、思い出す人がいます。
中学時代のクラスメイト。クラスの女子の中で一番勉強が出来て、私の事を「妹みたい」とかわいがってくれた人(同い年なんだけど)。
「2・26事件の日に生まれた」と言っていた事をおぼえています。卒業してから一度も会っていないのに、忘れないなぁ。
将来の夢は「国連のおばちゃん」と文集に書いていたっけ。「国連」という当時の私にとっては異次元の世界が、彼女にとっては身近なものだったのでしょうか。「国連で働くような女性は特別の人なんだろうなぁ」と思っていたのに、「おばちゃん」呼ばわりする事に衝撃を受けました。中学生で「おばちゃんになった自分」を想像出来るのも凄いと思ったっけ。
私とはレベルが違う気がして、一目置くというか、あまり踏み込めなかったけれど、もっと色々聞いておけば良かった。
今、彼女は「国連のおばちゃん」になっているのだろうか?
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