TOEIC 受けてみました

１月に「TOEIC 受けようかな」というタイトルの記事を書きましたが、受けてみました（Listening & Reading Test）。

もう聞くも涙、語るも涙です（ちょっと大袈裟）。

まず、IPテスト（オンライン受験）というのを申し込みました。
通常のTOEICは２時間ですが、IPテストは１時間。
「各受験者の能力に応じた難易度の問題を用いて能力測定されるので、少ない時間でも受験者のスコアを算出することが可能」だそうです。
スコアは、通常のTOEIC同様、履歴書に書いて良いらしい。なんと自宅で受験出来ちゃうので、コロナ禍でも安心です。

が、その後、勤務先で通常のTOEIC（3月開催分）の受験料を出してくれる事になり、「タダ」に弱い私は思わずそちらも申し込んでしまったのでした。試験会場の候補の中に自分の出身大学の名前があって、「久しぶりに行きたい」と思っちゃった事もあります。

が……
２月に受けたIPテストの点は惨憺たるものでした。
オンライン英会話の成果ゼロ？　８か月のカラン・メソッドは何だったんだ。全く身になっていなかったんでしょうか？
リスニングの点数がリーディングの倍以上だったので、それはカラン・メソッドのおかげかとも思ったけれど、リスニングの点が高い人の方が普通に多いらしい……。

もうホント落ち込みました。
そして、３月の申し込みまでしてしまった事を激しく後悔しました。３月のテストまでは７週間。８か月勉強して効果が感じられないのに、７週間でそうそうレベルアップするとは思えない。いくらタダとはいえ、また同じような点を取る為に受験するなんてイヤ。実はコロナの影響か、３月の試験は申込者全員が受けられるわけではなく、抽選制となってました。思わず、外れる事を祈ってしまいました。が、当選してしまいました(泣)。

なんとかしたくて、試しに『スタディサプリ　TOEIC L&R TEST対策』の７日間無料体験にトライしてみました。
これ、いいですね。なんか、楽しい!!　「続けられそうでしょ」という桐谷美玲さんのCM、嘘じゃなかったです。
ただ、金額が結構高い。6ヶ月コースとかにすると月額は安くなるみたいですが、１ヶ月しかやる気がない私(爆)にとっては高い……。（追記：複数月コースしかないと最初勘違いしてましたが、１ヶ月のコースもありました）
その為、競合アプリ『SANTA TOEIC』を試してみました。

『SANTA TOEIC』は解説動画がとにかくつまらない。あっという間に眠くなってしまいます。『スタサプ』と違って、楽しい単語テストもディクテーションもありません。が！　『SANTA TOEIC』には『スタサプ』にない素晴らしい機能がありました。それはTOEICの予想スコアを出してくれるというもの。平均誤差は20点以内だそうです。自分も試してみたら……なんと、IPテストより低い点数が出てしまいました。でもその差は確かに20点以内で、精度は信頼出来ると思うと同時に、IPテストの惨憺たる点数も「それが実力」と改めて思い知らされたのでした。

『SANTA TOEIC』は１ヶ月4900円。これも高いと思ってしまった貧乏性な私ですが、実はTOEICの問題集も結構高価なんですよね。TOEIC対策としてはよく「問題集と単語集を買え」みたいな事がいわれるんですが、両方買ったら似たような金額になるし、問題集や単語集では絶対続かない自信がありました(恥)。アプリの方が手軽にやれそうな気がしたので『SANTA TOEIC』で１ヶ月だけ頑張ってみる事にしました。

オンライン英会話の方は１ヶ月お休みにする事にしました。
もともと「オンライン英会話でどの位力がついたか確認する為にTOEICを受けよう」と思っていたので本末転倒ですが、「『今すぐレッスン』で日本人の先生がつかまらない～」なんて悠長な事を言っている場合ではないと思ったのでした。
補足：以前当ブログで「TOEIC対策レッスンを日本人の先生にしてもらうのは大正解な気がしてきました」なんて書きましたが、ネイティブキャンプでは日本人の先生を予約なしに捕まえるのは難しいのです。そして、捕まえやすいフィリピン人の先生にTOEIC対策をしてもらって理解出来る程の英語力は私にはないのです(泣)。

『SANTA TOEIC』では練習問題を50問解くと予想スコアが更新されます。初めはなかなか上がらなかったのですが、慣れてくると面白いように点数が上がるようになりました。１日で60点UPした日もありました。そうするとさらにやる気になって好循環。果たして１ヶ月後には、IPテストの点数よりも215点も高い予想スコアを叩き出してしまったのです!!

いやー、これは『SANTA TOEIC』の広告に出ても良いレベルじゃないですか？
「１ヶ月でTOEICの点数215点上がりました」なんて言ったら誇大広告だと思われそうですが(笑)。
まぁ、元の点数が悪すぎたんですけどね。あと、「身になっていない」と思わされたカラン・メソッドですが、やっていたから215点アップする下地が出来ていたのかもしれません。

そして迎えたTOEIC試験本番！
試験会場は母校ではありませんでしたが、自宅から歩いて行ける楽な場所。天気予報は雨でしたが、私が出かける時にはやんでいました。ツイてる！

が、好事魔多し。
試験中にお腹が痛くなってしまいました。
好酸球性胃腸炎の痛みとは違います。なんか食あたりのような痛み……？　変な物は食べてない筈なんだけど。まさか、『ちびまる子ちゃん』に出てくる山根君状態？　緊張している自覚は全くないけれど、久々のテストに体はストレスを感じているのでしょうか？　知らない間にそんな体質になってしまったの？　どういう事？　なぜなぜなぜ……？

マークシート方式だったので、残りの問題は全てカンで塗りつぶし（正確にいうと、痛すぎて１問は塗り残した）部屋を飛び出ました(号泣)。
今迄生きてきた中で、テストで体調不良で途中退室したのは初めてだと思います。トイレに行ったら落ち着いたけれど、もう席に戻るのが恥ずかしくて、廊下にいた係の人に「帰っていいですか？」と尋ねると、「あと10秒で試験終了なのでお待ち下さい」と言われてしまいました(爆)。結局何事もなかったように解答用紙は回収され、普通に帰りました。外は雨でした。ツイてない！

帰宅後、落胆しながら冷蔵庫を開けて愕然としました。飲みかけのスターバックスのコーヒー（チルドカップ）の賞味期限を見たら３日過ぎていたのでした。これが原因かーっ！
よりによって、こんな日に。馬鹿馬鹿私。

果たして、どんな点数になっているのでしょう？
IPテストの点数より良かったら、笑ってしまう。
いくら高精度の『SANTA TOEIC』も、腹痛は予想できないもんね(泣笑)。
リベンジしたい気もするけれど、もうTOEICの勉強するのイヤだー。１ヶ月だと思ったから、がんばれたんです。別にTOEICの点数欲しかったわけじゃないんです（最初は）。でも取れた筈の点数が取れなかったと思うと悔しすぎる。
今はマークシートだからこその奇跡を願うばかりです。カンが冴えわたって、途中退席を帳消しにするような高得点が出ていれば……ん－、点数がどうであれ、この経験は忘れられそうにありませんけどね。