デュピクセント打った

２年前、当ブログでデュピクセント（デュピルマブ）についてこんな事を書いてました。

これは自分で注射出来るので、通院回数を減らせるのかも。
が、
「そうですかっ！　なら、それでっ！」
とは言えなかった～。
自分で打つなんて恐すぎる。

子供の頃は何よりも注射が苦手だった私、病気になってから慣れたとはいえ、不器用な自分が注射を打つなんて無理だと思っていました。デュピクセントには興味を持ちつつも、「自分で打つのが恐い」という理由で避けてきました。

なのに、なんと今迄打っていたヌーカラが、自己注射に変わるというではありませんか。ショック過ぎる……。

ヌーカラもデュピクセントも、どちらも自分で打たなければいけないのであれば、この機会にデュピクセントを試してみようと決めました。

当ブログをあまりお読みになっていない方の為に説明すると……

私は2018年の12月から、定期的にヌーカラを打っています。
喘息用の新薬ですが、好酸球値を下げるので好酸球性胃腸炎への効果を期待して投与してもらいました。
そのおかげか、食生活のせいなのか、現在は胃痛の苦しみからは解放されています。

デュピクセントはヌーカラと似たような薬ですが、更に新しい薬です。
こちらは喘息の薬でもありますが、なんと好酸球性副鼻腔炎の薬でもあるのです!!

好酸球性副鼻腔炎も難病指定されていて、従来の薬では治すのが難しい病気です。私は嗅覚を失ってしまいました。手術が有効と言われていましたが、一旦改善しても時間が経つと元に戻ってしまう人が多いと聞いたので手術には踏み切れずにいました。なので、好酸球を下げて、喘息にも好酸球性副鼻腔炎にも効く薬があるなんて夢のようだと憧れていました。

私の場合、好酸球値が高いせいで胃が痛くなったり、喘息になったり、肺に影が出来たり、嗅覚障害になったり、一時は耳の調子が悪くなったりしたので、好酸球を下げれば全てが良くなると思いました。実際、経口ステロイドを使った時は、好酸球値が下がり、それらの全ての症状が劇的に改善したのでした。が、経口タイプのステロイドは長く使って良い薬ではなく、使用をやめたら（お医者さんの指示に従いましたが）元に戻ってしまったのでした。

ヌーカラは好酸球を下げてくれましたが、私の鼻には効かなかったぁ。まぁ、ヌーカラは鼻の薬じゃないので仕方ないですね。というわけで、好酸球性副鼻腔炎の薬でもあるデュピクセントに期待したという次第です。

自己注射という事で、指導を受ける事になりました。
皮下注射で、脂肪のある部分に打つらしい。腕やおなか、腿などだそうです。でも自分で腕に注射をするのは難しいのでお腹に打つ事になりました。
初回は看護師さんが見本を見せてくれる感じで打ってくれたのですが、お腹出すの、恥ずかし過ぎた(>_<)。
そして「切腹みたいな感じで」とか言われて、怯みました。
以前、ヌーカラがペンタイプになった旨を当ブログに書きましたが、デュピクセントもペンタイプ。
針が隠れていて見えないので、普通の注射よりは見た目の恐さは少ないものの……、でもでも、やっぱりコワイ!!

次回も病院で打つ事にはなりましたが、「自分で打つのを看護師さんが見ててくれる」というスタイルになりそうです。その後は自分で家で打つんだと思います。うう、出来るかな～？　憂鬱……。

接種してから１日経ちましたが、今のところ体調に変化はありません。まずは、副反応がなくて一安心。あとは嗅覚が復活するか楽しみに待ちたいと思います。