『ジギー・スターダスト』 ジギー誕生50年記念公開

一昨日はデヴィッド・ボウイのお誕生日でしたが、今日はデヴィッド・ボウイの命日です。
そして、昨日は映画『ジギー・スターダスト』を観てきました。
「ボウイ生誕75年、ジギー誕生50年記念公開」だそうです。

またコロナ感染者が増えてきたので、行くかやめるか直前まで迷ったのですが、仕事帰り、勤務先の最寄り駅にいた人がとても少なかったので、「これなら渋谷も密じゃないかも！」と思い、行っちゃったのでした。

Bunkamuraの１階のインフォメーションのような所で「ここで映画のチケット買えますか？」と尋ねたところ、「6階で買ってください」と言われました。向かおうとすると、映画のタイトルを訊かれました。怪訝に思いながら「『ジギー・スターダスト』です」と答えると、「残席僅かなので急いでください」と言われてびっくり。時間的な余裕はあったのですが、慌てて6階に向かいました。

すると……

なんと、
残り２席でした。最前列の両端しか残ってなかった。ネットで前もって買っておけば良かったとも思いましたが、直前まで迷ってたので仕方ない。
うわー、密密じゃん……。

幸い、スクリーンが小さめだったので、最前列でも首が痛くなることもなく、最前列だったので足をのばす事が出来ました。椅子は狭かったのですが、端なのでひじ掛けからひじが通路側に出ちゃってもOK。ゆったり見られたのは不幸中の幸いでした。

当ブログの過去記事をチェックしてみたら、2017年の１月に映画館で観てたんですね。その時の事はここに書いてありますが、サエキけんぞうさんのトークのある日に観に行ってたみたい。サエキさんといえば、１週間程前に某FM番組で稲垣吾郎さんとボウイについて語っていました。稲垣さんって、結構ボウイのアルバムを聴いてるんですね。『ジギー・スターダスト』がお好きなのはもちろんですが、『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』も好きみたいな事をおっしゃっててびっくり。"Time Will Crawl"も好きとか、結構マニアックじゃん！(笑)

稲垣さんといえば、年末年始の『ワルイコあつまれ』観ました!!
「慎吾ママの部屋」に豊臣秀吉や徳川慶喜が出て面白過ぎた。
かつて『戦国鍋TV』という番組に「戦国武将がよく来るキャバクラ」という戦国武将と現代人が語るコーナーがありました。大好きでした。あちらは知らない役者さんが戦国武将役をやっていましたが、「慎吾ママの部屋」に登場するのは大河ドラマ『秀吉』で秀吉役を演じていた竹中直人さんと『青天を衝け』で慶喜役だった草彅剛さんですから、豪華過ぎ。さすがNHK（Eテレ）。竹中さんは「ちょこちょこやってるヤツ（byモビットCM）」ですけど、慶喜は旬でした。

話を戻して……
５年ぶりに観た『ジギー・スターダスト』なんですが、感想は５年前とほぼ同じ。
あんまり好きじゃないです(爆弾発言？)。
『ジギー・スターダスト』、音楽は大好きなんですが、衣装やメイク、ステージングはあんまり好きじゃないんです。あの衣装やメイクがあったからこそ、伝説的なショーになったとは思うんですが。
初めてサントラで"My Death"を聴いた時は感動して泣きそうになった私ですが、あのメイクで楽屋で冷たく笑うボウイを思い出すと涙も引っ込む(^^;)。

何度も観たから内容はわかっているのに、
観に行ってもそれほど楽しめないとわかってもいるのに、
それでも観に行ってしまうのはボウイのライブ映画がこれだけだからです。
「シリアス・ムーンライト・ツアー」の映画だったら無茶苦茶楽しめるんだけどなぁ。
「リアリティ･ツアー」でも「アウトサイド・ツアー」でもいいよ。
なのに、映画館で見られるライブはジギーのライブだけなのでした。
いや、映画館で好きなアーティストのライブを見られるなんて、恵まれてますよね。ありがたい事です。文句言ったら罰が当たりそうです。ありがとう、ありがとう。

そういえば、一昨日、ＴＶＫでは映画『ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡』を放送してくれていました。「これをやるなんて、さすがＴＶＫ」と感激しちゃいましたが、あれこそもう一度映画館で観たい。っていうか、フレディ・マーキュリー追悼コンサートのシーンを映画館で観たい。『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしたし、あの追悼コンサートの映像を丸々映画館で流したら、そこそこ人が入るんじゃないでしょうか？　出来ないものかなぁ。

あ、そうそう、
書きたいと思いつつ、書き忘れていた出来事が一つ。
先月だったかな、病院で診療受付機（診察券を入れると呼出機が出てくる）の前で並んでいたら、見ず知らずの女性に声をかけられました。
私は『ドラクエウォーク』に夢中で全くおぼえていなかったのですが、バスで隣に座っていた人だそうです。
「デヴィッド・ボウイのスマホケースをお持ちでしたよね」
なんて言われてしまったのです。
ボウイのスマホケースはとてもステキなのですが、ちょーっと気恥ずかしいので普段は公衆の面前に晒さないようにしています。
が、その時は多分『ドラクエウォーク』の画面を隠す事の方に気がいっていたと思われます(恥)。
「バスの中で余程声をかけようかと思ったんですが、勇気が出なくて。でもここで目の前にいらしたので」
みたいな事をおっしゃってたかな。

いやー、見られてるもんなんですね。
以前ここに載せたスマホケースです。「ドラクエやめるよりも機種変える方が早くなっちゃったらどうしよう。」なんて書いてましたが、その通りになってしまいました(汗)。機種変えたんですが、大きさは同じ（iPhone 6SからSE第二世代）なので、随分前に買ったカバーを今利用しているのでした。
「（カバーの）写真撮らせてください」なんて言われちゃった。
ボウイ・ファンかな。ボウイ・ファンですよね。
『ジギー・スターダスト』を上映している映画館でだったら、そういう事言われる事もありそうですが、病院でですから、ホント驚きましたー。いや、映画館ではかえって恥ずかしくて隠しちゃったりしそうな私(苦笑)。
ちょっとしか話さなかったけれど、どうせ待合室で延々と待たされるんだから、もうちょっとおしゃべりすれば良かったかなぁ。同じ病院だから、また会えるかもしれませんが、顔忘れちゃった(爆)。またスマホケースで招くしかありませんね(笑)。