はじめての失敗(注射)
今日の東京の新型コロナウイルスの新規感染者数は2万を超え、過去最多となってしまいました。
こんなタイミングで、本当は病院になんて行きたくないけれど……
今日もデュピクセントを打ってもらいに行きました。
が、タイトル通りです。
なんと失敗!!
痛くないとは思ったんですよね。
当たり前です、針がちゃんと刺さらなかったみたい。
液の一部がズボンに垂れました。
生地が濃いグレーだったので拭いてる時はよくわからなくて、「乾けば大丈夫かな」と思ったのですが、乾いたら白っぽくなっていた。7~8センチのシミになっちゃったー。
もしおしゃれ着だったら、クリーニング代請求してよい案件でしょうか?
病院におしゃれ着なんて着てかないけど。っていうか、おしゃれ着って何?(笑)
洗えば多分大丈夫……かな。
デュピクセントは冷蔵庫で保管する薬です。そして室温に戻してから使います。
毎回、私が病院に到着してから冷蔵庫から出すらしく、数十分待たされるのですが、失敗した為、室温に戻すところからやり直し。
文句のひとつでも言いたいところですが、「だったら自分で打てばいいじゃん」と思われそうだし、怒らせて痛い事されても困るので(ないない)、言えませんでした。うう、患者なんて、まな板の上の鯉ですね。
30分程待たされた後に再トライ。
「寝てやってみましょうか?」と看護師さん。
が、喘息になってからは、仰向けになると咳が出る事の多い私です。
眠る時は仰向けになりたいけれど、いきなり仰向けになると咳が出るので、まず横向きになり、少し時間をおいてから徐々に、ダマしダマし仰向けにしていくのです。今日もいきなり仰向けになろうとしたらやっぱり咳が出そうになりました。注射している時に咳って怖すぎる。
まな板の上の鯉どころか、まな板の上に寝る事すら出来そうにない私(汗)。
「じゃ、立ってやってみましょうか」と看護師さん。
驚きつつも、お腹を出して立ち尽くす私。
「やっぱり、座ってやりましょう」と看護師さん。
結局一度目と同じ姿勢で打ってもらいました。
果たして……
成功しました。
「一度目はなんだったんだろう?」と不思議がる看護師さん。
それは、こちらのセリフです~。
「力入れるのと抜くのと、どっちがいいんですか?」と聞いてみましたが、よくわからないようでした。
もっとも、一度目も二度目も特に力をいれる事なく、特に力を抜く事もなく、同じ態勢で臨んだと思われる私ですけど。
本当は自分で打つべきなんですが、「看護師さんだって失敗するんだから、自分で打つなんて、やっぱり無理だ」という思いを強めてしまいました……。
「高い授業料になりました」みたいな事を言って、「あ、病院が負担するんですけどね」と言い直してましたが、もしやペナルティとかあるのだろうか?
「喘息治療、1発35万円のシリンジに震える手」という見出し(日経メディカル)を見た事があります。ファセンラという薬について書かれた記事でしたが、会員でないと最後まで読む事が出来ず、誰の手が震えるのか不明なのですが、お医者さんや看護師さんでも高価な注射を打つ時は手が震えるのかもしれませんね。
デュピクセントはファセンラほどではないけれど、高価な薬です。私が看護師だったら、打つ時、プレッシャーを感じるかもしれない。そんな想像をすると、打ってもらうのがますます申し訳ないような気分にもなるけれど、でもでも、そこはきちっとお仕事やっていただけないと(>_<)。
打たれる前は、まな板の上の鯉の気分で、文句も言わなかったのですが、終わったら安心して、つい愚痴っちゃいました。
「今日、喘息の医療券更新に行く予定だったんですが、もう間に合わないですね……」
病院帰りに役所に寄る予定で、書類を一式持っていたのでした。
心の広い人だったら、そこはグッとこらえるのかな。
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