GR3に魅入られました

一眼レフのカメラにずっと憧れていました。
キャノンのEOSシリーズが欲しいと思ってました。
最近、かなり安い物も出ています。
「買っちゃうおうか」と思いましたが……

時代はミラーレスらしい。
「今、一眼レフを買うのは、スマホを買わないでガラケーを買うようなものだ」という記事（極端すぎる？）を見かけた事もありました。
憧れのEOSからもミラーレスが出ました。

「EOS M200」という機種にしようと思いました。
レンズを別に買うと高いけど、単焦点のレンズが欲しいから単焦点のレンズがセットになった「ダブルレンズキットというのを買おう」と決めたつもりでしたが……

お店に行ったら、M200で撮ったアルバムのような物が置いてありました。普通のレンズで撮った写真にはあまり心ひかれなかったのですが、単焦点レンズで撮った物はとても美しいです。
「そうそう、こういう写真を撮りたいの！」と思いました。
よく見たら、２種類の単焦点レンズの写真がありました。そして「こんな写真が撮りたい」と思った方のレンズはセットには含まれていなかったのです。危ない、危ない。

そのレンズの型番は忘れてしまったけれど、おそらくバラで買わなければ手に入らないんじゃないだろうか。なんかマニアックな話になってきちゃうなぁ……。
っていうか、そもそもレンズ付けたり外したりって、大変そうじゃん。単焦点のコンパクトデジカメがあればいいのに。

……と思ったら、あったんです。それが、RICOH GR III。

そして、10年近く前に、似たような事を当ブログに書いていた事を思い出したのでした。
RX100に魅入られましたという記事です。
「EOS買おうと思ったけど、ソニーのRX100を買った」という旨の記事です。すっかり忘れてました。
今日の記事はRX100がGR3に変わっただけのような記事です。進歩がなく忘れっぽい自分にびっくり。びっくりついでに、記事のタイトルも進歩してない同じようなタイトルを付けてみました。

RX100は10年近く使ったんですね。
それ以前は結構コロコロ買い替えていたけれど、RX100には満足して使い倒してきました。
RX100は評判の良いカメラで、いまだにWEB検索すると好意的なレビューが山ほど見つかります。
ただ、私のRX100は最近異音がするようになりました。ピントを合わせる時に「ジー」という音がしますが、その音がなかなか鳴りやまない。撮影モードではなく再生モードの時まで鳴り続けてたりします。壊れる日も近いのかも、というか、既に壊れているのでしょうか？　買い替えてもバチは当たらないタイミングのような気がしてきました。まだ捨てたくないから、「買い替え」ではなく「買い増し」というべきか。

一時期当ブログによく遊びに来てくださっていた方が「GRが欲しい」みたいなコメントを書いていらしたっけ。当時は「いくらきれいに撮れても、望遠機能が付いてないカメラはちょっと考えられないなぁ」と思っていたんですが、ミラーレスカメラと単焦点レンズを買おうとしていた事を思えば、望遠機能なんている筈がない(笑)。ちなみに私、30倍の望遠のついたコンパクトデジカメを持っているので、望遠が必要ならそれを使えばいいわけで。望遠カメラと単焦点カメラを持ちかえる、レンズを付けかえるのと同じようなものではないですか！（そうか？）
あいにく、私が行った店にはGR3は置いてなかったけれど、ネットにはGR3で撮った美しい写真が溢れているし、評判も良いようなので、Amazonで買っちゃった次第です。

試しに、「買ってから日が経ってくたびれてしまった花」を撮影してみたら……結構きれいに撮れちゃいました。背景が私好みにそれなりにボケてくれました。

説明書読まずに、室内の蛍光灯の下でテキトーに撮ってこれだけ撮れれば大満足です。いろんな物、撮りたくなってきちゃいました。

RX100も「コンパクトデジカメでこの金額？」と思う程高かったけれど、GR3はもっと高いです。もっとも私が買ったRX100は初代ですが、後継機のRX100M6とかM7は更に高いんですよね（3/20時点で145000円）。もう手の届かないところに行ってしまいました。