はじめてのMX4D(トップガン マーヴェリック)
(デヴィッド・ボウイを俳優とカウントしない場合、)私が一番好きな俳優はジェームズ・スチュワートなのですが、一番多くの作品を見ているのはトム・クルーズです。
「トム・クルーズがオファーを受けるなら、面白い作品だろう」と信頼しているかも。20本以上の作品を映画館で見ています。
とはいえ、『トップガン』は、それ程好きなわけではありません。
なので、「36年ぶりの続編ができた」と聞いた時は「すごい!」と驚きつつも、映画館に足を運ぶ気はありませんでした。
が……
4Dが気になりました(^^;)。
『るろうに剣心』の時に体験しようか迷ったのですが、迫力ある殺陣は楽しみたかったけれど、血の雨は体験したくなかったので、あの時は4Dではなく、IMAXにしました。
それ以降、観たいアクション物がなかったんですが、ようやく「4Dの追加料金払ってもいいかな」と思える映画が公開されました。
『トップガン マーヴェリック』、なぜか最初は4D版は吹替えばかりだったのですが、大ヒットしたせいなのか、最近は字幕版の4Dもあるようです。本当は大きな劇場で観たかったのですが、4D版は客席が少ない所が多いみたいですね。座席揺らしたりするのが大変だからでしょうか?
果たして、初めての4Dは……
アトラクションみたいだった!
映画が始まる前に、会社のクレジット(?)が出ますよね。あそこで、まず一揺れあって、「おおー!」と興奮。映画が始まる前にワクワクしまくり(笑)。
船に乗っているシーンやバイクに乗っているシーンの風は無茶苦茶気持ち良かったです。「もっと風のシーンを!」と思ってしまいました。なんか館内ちょっと暑かったんですけど、風の気持よさを感じさせるために、室温を高目にした……なんて事はないですよね(^^;)。
飛行機に乗ってるシーンの揺れは「風」程のリアルさはなかったけれど、それでも普通の席に座っているよりは臨場感を感じるかも。普通に観ていても手に汗握ると思いますが、4D版は気付くと体のいろんな所に力が入ってました。なんか自分もミッションを終えたような気分になった。
4D以外の事も書いておきますね。
なんといっても音楽!
前作を「それ程好きなわけではありません」と書いてしまいましたが、音楽は好きで、レンタルショップでサントラを借りてカセットテープに録って、何度も聞きました。いまだにとってありますが、インデックスカードは私にしては気合を入れて作ってます。
なので"Danger Zone"がかかった時は嬉しかった! 「そうそう、これこれっ!!」という感じ。
"Top Gun Anthem"もしみる~。このギターって、スティーヴ・スティーヴンスだったんですね。今、知りました(滝汗)。実は写真のインデックスにも、Harold Faltermeyerの下にSteve Stevensって書いてあるんですけどね、見えないんですね。…Harold Falter Meyerになってますね(^^;;;;)。
そして、今作ではなんと、"Let's Dance"がかかった~っ!!!!
思わず「え!」と声出しちゃった。
丁度ジェニファー・コネリーが出てきたから、彼女に反応したと思われそうなタイミングでした。
エンドクレジットを見るまでジェニファー・コネリーだと気付かなかった私ですけどね。っていうか、見間違いかと思って帰宅後にWEB検索して確認してしまった。
実は前作に出ていた女性でおぼえていたのはケリー・マクギリスだけだったので、ヒロインを見ながら、「この人は誰だろう? あの教官がシングルマザーのバーテンダーになった???」と混乱してました。教官の前に付き合っていた元カノだったんですね。
"Let's Dance"の次にかかったのは、なんと"Get it on"。
「80年代つながり」でパワーステーションと思いますか?
「ボウイの後だから、グラムつながり」でT. Rexと思いますか?
T. Rex でした!!
しかし、見る度に「若い!」と驚かされていたトム・クルーズ。
「年の割に」とかではなく、本当に普通に若くて、年を取らない人だと思っていました。
が、あと1週間で60歳なんですね。さすがに今回は「もう若くないんだな」と思わされました……。もちろん、「年の割には」若くてカッコイイです。
最後に「トニー・スコットを偲んで」という文字が出ました。
トム・クルーズとは『トップガン』の他に『デイズ・オブ・サンダー』でもタッグを組んでいる監督さんです。
実は、カーレースに全く興味のなかった私が、F1を観に行くきっかけとなった作品が『デイズ・オブ・サンダー』です。
友人にF1の観戦に誘われ、「えー、観に行く程好きじゃないし……」なんて思っていたんですが、映画見たらレースを生で見たくなっちゃったんですよね……。あれはF1ではなくストックカーでしたが。
トム・クルーズ作品で有名なトニー・スコットですが、初監督作品の『ハンガー』にはデヴィッド・ボウイが出ています♪
ウィキペディアには「公開当初は酷評を受けたが、(中略)次第にカルト的人気を博すようになった」と書いてありました。
『トップガン』とは真逆のような映画です。もっとも、晩年にはまたカルトっぽくて暗い作品を作ってるんですよね……。
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