My death waits to allow my friends
今日のタイトルは「My death」という曲の歌詞から取りました。
オリジナルはジャック・ブレルですが、デヴィッド・ボウイがカバーしています。
"My death waits ○○" というフレーズがたくさん出てきて、「死」は色々な所で待ち構えているというか、身近なところにあると思わされる曲です。
子供の頃は、「死ぬ人」というのは私がよく知らない人ばかりでした。会った事のないおじいちゃん、滅多に会わないおばあちゃん……。
報道される訃報対象も、子供にとっては「知らない人」。「昔、有名だったらしい人」。
年を取るにつれ、少しずつ、亡くなる人で「知っている人」が増えてきました。
私が一番好きなアーティストはデヴィッド・ボウイ、一番好きなバンドはボン・ジョヴィです。
私がボウイのファンになった時、ボウイは既にベテランでした。「あんなおじさんが好きなの?」と言われる事もあったっけ。
ボウイが亡くなった時はとても悲しかったし、「ボウイが亡くなるという事は、親が亡くなる日も遠くないのでは?」と、死を近くに感じました。でも、まだあくまで親世代のような印象でした。
私がボン・ジョヴィ・ファンになったのはサードアルバムからですが、デビューの年から存在は知ってました。若さの象徴のように見えたジョン・ボン・ジョヴィが、最近は髪を染める事もせず、真っ白な頭でいる事に驚いていますが、「メンバー」から死者が出てしまうとは……。
正確には「元メンバー」。
私が一番ボン・ジョヴィに夢中になっていた頃のベーシストです。武道館で生で見た事もあります。
その人の名はアレック・ジョン・サッチ。1994年に脱退した為、オリジナル・アルバムの参加は『Keep the Faith』が最後でした。
その後、2016年までボン・ジョヴィには正式なベーシストがいませんでした。
デビュー時代からサポートしていた別のベーシスト(ヒュー)がいたのに、アレックとの友情を大切にしたいジョンの意向により、正式メンバーにはしてもらえなかったのだそうです。
そんな、バンドにとっては特別な存在だったアレックが、亡くなってしまったのでした。
グループ(在籍時)最年長であり、ジョンとは10才以上も離れてはいたのですが、「(自分がリアルタイムで知っている)ボン・ジョヴィから亡くなる人が出る時代になったんだ」と変なショックをおぼえています。
死因がまだ発表されていないのが気にはなるのですが、70歳との事なので、「若すぎる」とは言いきれない年齢です。
子供の頃には知らない人ばかりだった「死者」、今は知っている人ばかり……。
遠かった「死」が、どんどん近くになってしまいました……。
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コメント
こんにちは。
ブログの内容とは関係なくてすいません。
最近、あまりにも鼻の調子が悪かったので、耳鼻咽喉科で血液検査を受けました。
その結果、好酸球性副鼻腔炎と診断されました。
鼻詰まり、喘息、鼻茸、嗅覚障害、と思い当たることは山のようにありました(^^;)。
好酸球性副鼻腔炎ってどこで治療を受けたらいいのでしょうか。
僕の場合、一番気になるのは喘息なので、呼吸器内科かなあとぼんやり思ってます。
それとも副鼻腔炎だから耳鼻咽喉科なんだろうか。
僕が検査を受けた耳鼻咽喉科は「喘息は診れない」と言ってました。
この病気って、ステロイド薬投与ぐらいしか治療法がない、とかネットに書いてあって、
ちょっとびびってます(^^;)。
投稿: CAKE | 2022.06.08 10:07
CAKEさん
そうでしたか……すみません、アヤシイと思ってました。やはり、好酸球性副鼻腔炎だったんですね。
私も「喘息と好酸球性副鼻腔炎、同時に両方診てくれるところはないか」と色々探したんですが、見つからないです。
実はアレルギーセンター耳鼻科編も書こうと思っていたところでした。
ちょっとまだ時間がかかりそうなので、先にネタバレしてしまうと、やはり、好酸球性副鼻腔炎に今もっとも効くといわれている薬はデュピクセントだそうです。
喘息の薬として有名ですが、最近好酸球性副鼻腔炎の薬としても認可されました。
なので、呼吸器内科でも耳鼻科でも、大きな病院、もしくは新しもの好きな先生(笑)なら打ってくれると思います。
高額なので、CAKEさんがよっぽど経済的に余裕のある人でなければ、耳鼻科で打ってもらう場合は難病申請の相談をした方がいいかもしれません。
(喘息の助成を受けているなら呼吸器内科がオススメですが)
もっとも、私はまだ嗅覚障害が治っていないので、手放しですすめて良いかわからないんですけどね。
デュピクセント打ってもらうだけだったら呼吸器内科でも良いけれど、好酸球性副鼻腔炎の事をしっかり相談したいのなら耳鼻咽喉科ですね。難病ですから(>_<)。
投稿: YAGI節 | 2022.06.09 00:38
YAGI節様
コメント、ありがとうございました!
デュピクセント、価格を調べてみたのですが、ほんとに高いですね(^^;)。
これは助成を受けないと苦しいです。
難病だから大きな病院じゃないと対応してもらえないのかなあ。
検査を受けた耳鼻咽喉科では「喘息は診れない」と言われたので、
喘息が一番気になる症状だから、ここはダメかなあ。
喘息の薬がもうすぐ切れるので、
今度は呼吸器内科に行ってみます。
そこで好酸球性の喘息を診てくれるか相談してみようと思います。
できれば病院は一か所にしたいんですけど、
その場合、喘息も診られる大きい病院の耳鼻咽喉科が第一候補かなあ。
投稿: CAKE | 2022.06.09 19:15
CAKEさん
あれ、「今度は」ということは、呼吸器内科で喘息の治療受けてたわけじゃないんですね。
まぁ、喘息は色々な科で診てもらえますもんね。
好酸球性副鼻腔炎について記事にしました。参考になれば幸いです。
投稿: YAGI節 | 2022.06.15 02:30