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2022.07.22

はじめてのインターネット体験

ニフティはサービス開始35周年を迎えたそうです。
「35周年キャンペーン」ということで、提供されたお題をテーマにした記事を書いたらポイントを貰えるらしいので参加してみます。

パソコン通信愛好者だった私にとっては、
ニフティのフォーラムかPATIO(どちらも電子掲示板みたいな物)に記載されていた「とあるURL」にアクセスしたのがはじめてのインターネット体験でした。
インターネットがどういうものか全く想像出来なかったんですが、「百聞は一見にしかず」だろうと思って、暗号のようにも思えた謎の英数字を手打ちしてみたのでした。

果たして……
「画像が表示されるみたい」と思ったのですが、無茶苦茶時間がかかりました。「どうやらデヴィッド・ボウイのアルバム『ロウ』のジャケット写真だ」と思ったのですが、数分待っても半分も表示されなくて、「どんだけ時間がかかるんだ」と呆れて諦めてしまったような朧げな記憶があります。

時間がある時に再トライして、さんざん待って、ようやく完全な写真は見れたんですが、その後どうしてよいかわからなかった。
そのページには文字もボタンもなかったので、「インターネットって、写真を見る為のツール?」と思ったのでした。
そして、表示にとんでもなく時間がかかったので、「使えない」と思いました。
「インターネットが実用化するのは、まだずっと先の事なんだろう」と思ったっけ。
いや、普及するとは思わなかったかも。

あのページがなんだったのか、今となってはわかりません(当時もわかっていなかった)。
誰のページだったのか? 日本のサイトだったのか海外のサイトだったのかもわかりません。そもそも「サイト」と呼べるものだったのか? テストページだったのかもしれません。

その後、インターネットのホームページというものは文章も表示できて、文字に色を付けたり、画像と文字を並べて入れる事も出来ると知ったわけですが、画像があるとページが重くなるのがイヤで、「別に画像も色もいらないよ。だからパソコン通信でいいよ」と思っていた時期が結構長かったのでした。

インターネットが身近になったのは、自分の環境が常時接続になってからです。
「海外では常時接続が当たり前」と聞いて無茶苦茶憧れていましたが、いつのまにか日本でも常時接続が当たり前になりましたね。すっかり慣れて、ありがたみを忘れてました。

携帯電話でもインターネットが使えるなんて、すごい時代になりました。年取るわけです(苦笑)。

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