« 全国旅行支援でバタバタ | トップページ | がんばれ! ソダシ »

2022.10.14

ドルリイ・レーン

相変わらず、耳の聞こえない人に関する本を色々読んでいます。

ミステリー小説には全く興味のない私でも、そのタイトルだけは知っている『Xの悲劇』。
その主人公(というか、事件を解明する人)ドルリイ・レーンは、耳の聞こえない人だったんですね。

『Xの悲劇』、そして同じシリーズの『Yの悲劇』『Zの悲劇』『ドルリイ・レーン最後の事件』を読みました。
今、呆然としてます(4冊とも読んだ人はわかる筈)。

   

レーンは、元シェイクスピア俳優です。聴覚を失った為に引退したそうですが有名人のようです。
60歳を過ぎているのに、見た目は40代なのだとか。
そこで思い出してしまったのがデヴィッド・ボウイの"Cracked Actor"(気のふれた男優)という歌。
こんな歌詞があります。

The best of the last, the cleanest star they ever had
I'm stiff on my legend, the films that I made
Forget that I'm fifty 'cause you just got paid

この歌に出てくる俳優は、かつてない程ステキな、伝説的なスーパースターだと思われます。
ただ、「私が50歳だということは忘れてくれ、金を払ったんだから」なんて言っちゃってます。クリーンなイメージも実は……?

ただし、レーンはシェイクスピア好きとはいえアメリカ人なので、アメリカの国民的俳優ジェームズ・ステュアートも連想しました。彼は「アメリカの良心」と言われたらしいので、「the cleanest star they ever had」にも合致します。

大好きなデヴィッド・ボウイや大好きなジェームズ・ステュアートを連想させるレーンに、魅かれてしまった私でした。


この先、ラストが想像出来ちゃうような事が書いてありますので、ご注意下さい。
これからドルリー・レーンシリーズを読む方は見ちゃダメー!


レーンは事件が起こってから登場するので(例外もありますが)、ミステリーファンでない私は途中で退屈してしまう所もありました。(私にとっては)結構どうでも良い事にページを割いていると思える部分もあり、適当に読み流してしまって途中でわけわからなくなったり(爆)。
挫折しそうになった事もあるのですが、「レーンの登場を楽しみにしながら、なんとか頑張って読む」という感じでした。

だから、『ドルリイ・レーン最後の事件』というタイトルを見た時は切なかった。
「最後」ってどういう事?
探偵(もどき)を引退するの?
まさか、亡くなっちゃうなんて事はないよね?

しかし、読み終わる前に、うっかりネットで犯人を知ってしまいました。
レーンのファンになりかけていて、「どういう人だっけ?」みたいな感じで過去についておさらいしようとしたのですが、その際に『ドルリイ・レーン最後の事件』の犯人を知ってしまったのでした。

にわかには信じられなくて、「勘違いかな?」と思いました。
小説を読み進めて、ますます「うん、そうだよね、そんな事ありえないよね」と感じたのに……。

このシリーズ、謎解きの場面がすごく短いです。
ずーっと謎だった事が、最後の最後に一気に明かされて衝撃を受けるのでした。
犯人を知ってから読んでも、衝撃がありました。
うーん……。

やはりレーンは、"Cracked Actor"だったのでしょうか?
"the cleanest star"だとも思いますが。
うーん、うーん、うーん……
泣きじゃくって旅に出ちゃうペイシェンス(ヒロイン)の気持もわからないでもないなぁ。
私も旅に出てスッキリしよう!(という感じで、全国旅行支援のバタバタは継続中・笑)

これは、『ハムレット』を意識してるのかな?

|

« 全国旅行支援でバタバタ | トップページ | がんばれ! ソダシ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 全国旅行支援でバタバタ | トップページ | がんばれ! ソダシ »