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2024.06.18

アンチダークヒーロー

私は野村萬斎さんのファンです。
萬斎さんの舞台を年に20本位見に行っていた時期もありました。

ファンになったきっかけは、凛々しい殺陣で魅せてくれたNHKドラマ『鞍馬天狗』でしたが、『にほんごであそぼ』の子供向けのお茶目な動きも面白過ぎた。シリアスな部分と飄々としたコミカルさのギャップにやられて、ますます好きになってしまいました。

かつて萬斎ファンの某方(以下Rさんと記します)が、「絶対似合うから(萬斎さんの)悪役を見たい」とブログかツイッターに書いていました。
私は「確かに絶対似合いそうだけれど、逆に似合いすぎて恐いから見たくない」と思ったっけ。
能 狂言『鬼滅の刃』は興味がなかったわけではないけれど、「萬斎さんの鬼舞辻無惨って、絶対似合うけど、絶対恐い」とおののいてました。(見に行くか、迷ってるうちに終わっていた……)

が、ついに『アンチヒーロー』で、
身近なTVの世界に、萬斎さんがダークヒーローとして君臨してしまう事になったのでした。

主演は長谷川博己さん。
世間では「『シン・ゴジラ』対決」と騒がれてましたが、私の中では「『わが魂は輝く水なり』対決」でした。
『わが魂は輝く水なり』というのは、2008年に上演された野村萬斎さん主演・蜷川幸雄さん演出の舞台。当時、長谷川さんはまだテレビドラマに出演した事がなく、私はこの舞台で初めて長谷川さんの事を知りました。全体的にはシリアスな暗い作品で、あまり好きではないのですが、長谷川さんが演じたおとぼけキャラには和ませてもらいました。出番の少ない無名俳優さんだったのに印象には残ったので、当時から魅力的だったとは思うのですが、大河ドラマや日曜劇場の主演を張るような大物俳優になるとは予想できませんでした。あれから16年も経ったんですね……。

Rさんの予想通り、萬斎さんの悪役は大評判。無茶苦茶ハマっていたと思います。
でも、なんだか心はずっとザワザワしてました。
「うわー、伊達原(萬斎さんが演じた検事)絶対悪い事してるー」
「うわー、嫌味言ってるー」
「うわー、あんな嫌がられる事してるー」
「うわー、あんなとこ、ビデオに撮られてるー」
「うわー、裏切られたー」
「うわー、おかしくなっちゃったー」
うわー、うわー、うわー、うわー(ザワザワ)。

主役の明墨先生(長谷川さん)を応援してはいるんですが、伊達原の旗色が悪くなると、なんだかダメージを食らうのです。「く、苦しい……」と思っちゃうのでした。ラストの放心状態のような伊達原の表情を見ていたら、ツライ気分になっちゃうのでした。

今回の好演のせいで、悪役のオファーが殺到しそうで心配です。ファンとしては喜ぶべきなのかなぁ。

次は映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』ですね。萬斎さんは徳川家康役ですが、家康もその気になればダークヒーローに仕上げる事は出来そう……。でも、ここは違いますよね、ね、ね。どきどきどき……

ちなみに、
2019年6月を最後に、Rさんのブログやツイッターの更新が止まっています。
あれ程大量に投稿されていた方の更新が止まるなんて……。
Rさんは私より年上だと思うのですが、いくつ年上かも知らない。1つ違いかもしれないし、20才違うかもしれない??? 
当ブログにコメントを下さった事はありますが、実際お会いした事はありません。
「何かとんでもない事があったら」と思うと恐くて「どうかしましたか?」なんて気軽に訊く事が出来ません。
「ブログで話題にして、万が一、第三者の方から知りたくないような事実を知らされたりしたらそれも恐い」と、触れずに過ごしていたら、5年が経っていたのでした。
今、どうされているのか、知りたいような知りたくないような……。

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