2017.07.23

『アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~』

映画ネタ3連発、ラストは『アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~』です。
これも借りて観ました。

2013年に製作されたドキュメンタリー映画で、昨年日本でも劇場公開されました。
終わった直後位に公開されていた事を知った私は、「なんであとちょっと早く気付かなかったかな」と地団駄踏んだっけ(^_^;)。

アーサー・フォーゲルというのは、コンサートのプロモーターです。
ローリング・ストーンズ、U2、マドンナ、ポリス、 レディー・ガガ、ラッシュなど超大物のコンサートを手掛けています。デヴィッド・ボウイの「リアリティ・ツアー」のプロモートもやっていたそうです。

ショー・ビジネスの裏側を描いた作品かと思い、「まばゆい光の影にはこんな闇が」みたいなドロドロの「金と薬と女とロックンロール」的な作品なのかと恐る恐る観たのですが、極めて健全な作品でした。
「帝王」なんていうから、ゴッドファーザーのマーロン・ブランドとかロバート・デニーロみたいな貫禄あるボスキャラ風ドンをイメージしていたら(古っ)、偉そうに見えない人出てきたし。今時の帝王はあんな感じなんですね。ちなみにスティングも「そんなエライ人だとは思わなかった」的な発言をしてました(笑)。

昔のロック本などでは、「プロモーターに騙された、着服された、逃げられた」という記載を目にする事もありましたが、それは一部の人なのか、あるいはそんな人ばかりだったから駆逐されてアーサー氏が一人勝ち出来るようになったのかもしれません(?)。
「アーサー氏は、アーティストの事を第一に考え親身になって働いたからアーティスト達の信頼を得て、努力したから偉くなれました」という内容の映画で、周囲の人がそれを証言しているといった感じでした。「アーサー氏を称える映画」といった趣。

レディー・ガガはアーサー氏の事を「尊敬している、崇拝している」とか言ってたかな。「そこまで言うんだ」とちょっとビックリ。

ボノもアーサー氏を褒めていたけれど、彼の場合は負い目もあったかもしれません。
なんと100万枚ものコンサートチケットが売れた後に椎間板ヘルニアでツアーを中止するというアクシデントを起こしていたのです。100万枚って、すごすぎ……。延期という形にしたら、ほとんどのファンがチケットを手放さなかったらしいですけど、もし100万人が「払い戻せ」って言ったらどうなるんだろう……(恐っ)。

アクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズ)はアーサー氏が手掛けていたコンサートに現れなかった事があって暴動になったのだとか。それでアーサー氏はガンズからは手を引いたそうです。
遅刻がよくあった事は知っていたけれど、「現れなかった事もあったの?」と確認しようとネットで調べていたら、アクセルがボウイを殴ったという記事を偶然見つけてビックリ(仲直りしたそうです)。

アーサー・フォーゲル ~ショービズ界の帝王~ [DVD]映画ではボウイのコンサート映像も流れたのですが、ボウイのインタビューは残念ながらなく、マネージャーが「次のコンサートもアーサーとやりたがっていた」というボウイの意思を代弁していました。でも、「次」はなかったんですよね……。「リアリティ・ツアー」がボウイ最後の世界ツアーになってしまったので(号泣)。
ん? あれもボウイの手術でキャンセルになった公演があった筈ですが、その事は触れてなかったなぁ。結構な損害はあったんだろうか? あるいはそこまでは成功していたツアーだったから、それ程大きな痛手ではなかったかな?

アーサー氏は真面目できちんとしたナイスガイらしいです。なので映画の主役としてはちょーっと地味で、タイトルから受けるイメージとは全く異なる作品でした。でも興味深かったです。

| | コメント (0)

2017.07.22

ガンスリンガーの復讐

前回記事にした『プレステージ』は、DAVID BOWIE is(ボウイ展)で知ったというボウイ・ファンとしてはダメダメな私ですが、『プレステージ』を借りる際に、他にも観ておくべき作品がある事を知りました。それが『ガンスリンガーの復讐』。

ガンスリンガーの復讐 HDマスター版 [DVD]1998年の作品で、日本では劇場公開されていません。ソフトもずっと発売されていなかったみたいなので知らなくても仕方ないといえば仕方ないのですが、なぜか2015年に発売されているので、ファンだったら、もう少し早く気付いていたかった気はします。

イタリア映画なんですが、観るまでイタリア映画という事を知りませんでした。しかも西部劇です。ボウイとはあまりにアンマッチな世界観に思えました。始まって数十分経ってもボウイは登場しないし、出る気配もないので、「間違えて全然関係ない作品を借りてしまったのでは?」と思ってしまいました(パッケージはレンタル時に付いてこなかった)。疑い過ぎて、途中で一時停止してWEBで調べちゃった程。
「どうやら、間違いではないらしい。本当にボウイは出てくるらしい」と確認した上で試聴再開。

登場後のインパクトはハンパではありませんでした。
絵に描いたような悪役なんですが、その悪さが恐かった。イカレちゃってる感、凄まじすぎ。「猟奇殺人の犯人役だったっけ?」と記憶が塗り変わっちゃいそうですがガンマン役です。
1998年はボウイのシングルでいうと"Little Wonder"や"I'm Afraid of Americans"が出た翌年。あの辺のPVの、「ちょっとイッちゃってるあの人が極悪になったような感じ」といえばわかる人にはわかるかな。
「ひょっとして、台本では普通の悪役なのに、ボウイがやるとサイコっぽくなっちゃうのか?」という感じがしないでもありません。西部劇ってほとんど観てないのでわからないのですが、サイコなガンマンなんて、ありなんでしょうか? ボウイのせいで西部劇感が思いっきり薄まってる気がしました。それが狙いだったのか失敗だったのかは、わかりません。でも、ボウイをキャスティングする時点で、普通の西部劇にする気はないですよね(かな?)。不思議な映像を観た気がします。
銃を撃つボウイはカッコいいです。ヒドイ役ですが、あの役をボウイは楽しんでいたかも?

ボウイの声がいつもと違ってました。
一瞬、「イタリア語を喋っているから?」と思いましたが、そんなワケはなく、他人の吹き替えでした(>_<)。
見終わってから、「特典映像」に英語版が入っている事を知り、再度ボウイの出ている所だけを英語版で見直しました。
イタリア版と英語版とでは日本語訳が微妙に違ってました。

DVDの制作者は、「英語版を観るのはボウイ・ファン」って思ってたんでしょうね、英語版のメニューの背景画像が主役でもないボウイになっていて、嬉しかったです。

Db1 Db2

っていうか、そもそもパッケージ写真もボウイが中央で主役と間違えるー。
もっとも、パッケージの写真を一目見てボウイと気付ける人は相当のボウイ・ファンだと思いますが。私はわからなかった(恥)。

と、前回の『プレステージ』とは対照的に、あらすじを書かずにボウイの事ばかりを書いてしまいました。それ程ボウイが印象に残る映画でした(『プレステージ』は面白かったけれど、ボウイの出番は少ない)。
ただ、「こんな残虐ボウイ、見たくなかった」という女性ファンもいるかもしれません。

調べてみたら、ボウイ出演映画の中で私がもっとも苦手な『エヴリバディ・ラブズ・サンシャイン』も1998年の作品でした。
作品全体で比べたら『エヴリバディ…』の方が圧倒的にダークです。20年近く前に観たきりなので(そんなに経っている事に愕然)、内容は殆どおぼえていないんですが、おぼえていたくない、忘れたい映画だったような気がします。
あんなダークな作品に出て、こちらではこんな恐ろしい役をやって、当時滅茶苦茶恐そうに(私には)見えたトレント・レズナー(ナイン・インチ・ネイルズ)とコラボしていたボウイ。
1998年のボウイしか知らなかったら、「怖ろしくて近づきたくない人」で終わったかも(汗)。

| | コメント (0)

2017.07.13

デヴィッド・ボウイ写真展ツアー その2

続きです。
正伝寺を後にして、バスは再び京都の中心地へと向かいます。
そして東山駅近くの通りで降ろされました。

続きを読む "デヴィッド・ボウイ写真展ツアー その2"

| | コメント (0)

2017.07.10

デヴィッド・ボウイ写真展ツアー その1

新たなシリーズみたいなタイトルを付けちゃいましたが、昨日の続きです。
バスツアーの事は分けて書いてみる事にしました。

続きを読む "デヴィッド・ボウイ写真展ツアー その1"

| | コメント (0)

2017.03.19

髪型がカッコ良かった

今日のタイトルはデヴィッド・ボウイの言葉から取りました。

続きを読む "髪型がカッコ良かった"

| | コメント (0)

2017.03.17

音楽が存在する最も大切な理由

小学生の時に会ったきりだったイトコに、何十年ぶりかに会いました。
白髪だらけのおじさんに変貌していて、びっくりしました。
それなのに、土屋昌巳さんのあの若さは何なんだ???

続きを読む "音楽が存在する最も大切な理由"

| | コメント (0)

2017.03.04

十余年ぶりのカラオケ

子供の頃から歌を歌うのが好きでした。

続きを読む "十余年ぶりのカラオケ"

| | コメント (0)

2017.02.27

第31回日本ゴールドディスク大賞

今月はアメリカのグラミー賞、イギリスのブリットアワードと次々受賞を決めてきたデヴィッド・ボウイですが、日本でも受賞しましたhappy02

第31回日本ゴールドディスク大賞のBEST 3 ALBUMS 洋楽部門で、★が受賞です!!
BEST 3 ALBUMS というカテゴリーがある事、今日まで知りませんでしたが(^_^;)。

ちなみに、残りの2枚はアリアナ・グランデの『デンジャラス・ウーマン』とビートルズの『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』で、ALBUM OF THE YEAR は『デンジャラス・ウーマン』との事。

しかし、2番目に売れたアルバムと3番目に売れたアルバムが、どちらももう存在しないアーティストの作品とは。洋楽の先行きが不安……というか、そもそもCDの存続も不安です。

| | コメント (0)

2017.02.23

ブリット・アワードでは2部門受賞!!

前回、アメリカのグラミー賞について書きましたが、
今回はイギリスのブリット・アワードです。

デヴィッド・ボウイ、
最優秀ブリティッシュ・アルバム(Mastercard British Album Of The Year)
最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト(British Male Solo Artist)
の2部門受賞です!!

2016年のNewsweek、MOJO、Q Magazineが選ぶ年間アルバムの1位も獲得したそうです。

| | コメント (2)

2017.02.13

第59回グラミー賞 デヴィッド・ボウイ5部門受賞!!

グラミーの
最優秀短編ミュージック・ビデオ賞とか、
特別功労賞生涯業績賞なんて物は過去に受賞した事のあるボウイですが、音楽部門での受賞は今回が初めてだそうです。ちょっと意外。
亡くなってからというのは複雑ですが……おめでたい事ではある……かな。

続きを読む "第59回グラミー賞 デヴィッド・ボウイ5部門受賞!!"

| | コメント (0)

より以前の記事一覧