2019.12.01

【語りたくなっちゃう曲】Modern Love

「語りたくなっちゃう曲」、洋楽第二弾はデヴィッド・ボウイの"Modern Love"です。

デヴィッド・ボウイの曲の中で1番好きな曲を挙げるのはとても難しい。
「名曲がたくさんある」というのもその理由の1つですが、「"Modern Love"が好き」と正直に言うのには抵抗があったんです。
80年代のボウイを好きだと言うと、濃いロック・ファンにはナメられそうなんです(爆)。
基本70年代。もしくは、いっその事2000年代の曲を挙げちゃった方が、カッコいいという風潮がなきにしもあらず……。

でも、最近は恥ずかしがらずに(?)「"Modern Love"が好き」と言っちゃう事にしてます。まぁ、日常生活でそんな事を言う機会はほとんどありませんが。

あのイントロの「キュウキュキュッキュキュ」というヘンな音(ギターです)を聴いて、スルー出来ますか?
トニー・トンプソンの弾けるような溌剌としたドラムに圧倒されずにいられますか?
サックス好きとしてはサックスが目立っているのも嬉しい。
そしてボウイの声のカッコいい事といったら!
もう全て私好み。完璧な曲だと思うのです。

歌詞の意味はなんだかよくわかりません。
結局「Modern Love」ってなんなんだ?
「Don't believe in Modern Love」だから、なんだか気をつけなきゃいけないものみたいではありますが。
曲調は明るいけれど、すごい警告されてる感じですよ?

ボウイって、一筋縄ではいかないんですよね。
楽しい曲だと思ってると、実はそうでなかったり。
優しいと思ってたら、恐かったり。
たとえば、この曲はアルバム『Let's Dance』に収録されている曲ですが、同じアルバムに収録されている"Shake It"という曲があります。軽い感じの楽しいダンス・ナンバーで、一部では「捨て曲」扱いされています。
が、私にはこの曲の歌詞の一部が無茶苦茶心に刺さりました。

I could take you to heaven
I could spin you to hell
But I'll take you to New York

君を天国に連れてく事も出来るし
地獄に突き落とす事だって出来る
でも、ニューヨークに連れてくよ

って感じ?

ボウイが言うから恐いけど、ボウイのみならず、多分誰もが、誰かを天国に連れて行く事も地獄に突き落とす事も出来るんでしょうね。私もその気になれば、地獄に突き落とす事が出来るのかも。いや、もしかしたら気付かぬうちに、既に誰かを突き落としていたかも……?

幸いボウイは地獄ではなくニューヨークに連れて行ってくれるみたいですけど。
いや、ニューヨークだって天国であり地獄であるかも?

さて、先日、ここでフジファブリックの『茜色の夕日』はボウイの"Modern Love"を意識しているのではないかという話を書きましたが、今更ながら「『若者のすべて』も"Modern Love"じゃん!」と思ってしまいました。曲の雰囲気、テンポ、アレンジが全く違うので「何でもボウイに聞こえる病」の私でさえ気付きませんでしたが、全体のメロディーラインとか流れは似てますよね。ちょっと直すだけで、同じ伴奏で結構イケちゃいそうな気がしてきました。『若者のすべて』大好きと思ってましたが、結局「"Modern Love"大好き」と改めて言ってるような気がしてきました。
前述の記事をアップするまでは、ボウイとフジファブリックなんて全然似てないと思ってましたけどね。

なんて、つらつら考えていたらボウイの"Life On Mars"も、雰囲気違うのにメロディーは似てる所あるような気がしてきました。"Modern Love"と"Life On Mars"、『若者のすべて』と『茜色の夕日』、どれも似てるんだけど、それぞれ色が違う。面白いです。
ちなみに、"Life On Mars"は、ボウイがフランク・シナトラの"My Way"に影響されて作った曲です。

ボウイのボーカルが大好きな私は、一時期ボウイに似た声、ボウイを彷彿とさせる音楽をやる人を探しては追いかけてきました。
「ボウイっぽい」と感じる音楽を好んで聴いてました。

が、声もルックスも音楽性も全然違う(と思っていた)ところで、全く結びつかないような雰囲気の人からこんな風にボウイを感じさせられるとは。 そんな事、「♪ないかな ないよな なんてね 思ってた まいったな まいったな」って感じです。

ところで、
今「Modern Love」と検索すると、アメリカのドラマがヒットしちゃうんです。
「邪魔だなー」と思ったんですが、なんかサントラのタイトルを見ると、
"The Girl Who Fell to Earth"だとか"Kooks"なんて、ボウイ・ファンにとっては気になるワードが並んでるんです。試聴してみたら、"Kooks"はやっぱりボウイのカバーだったー!!
……このドラマの関係者、ボウイのファンなのですね。
ドラマはラブコメディらしいんですが、見た方がいいかな。

 

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2019.11.30

ラスト簡単には終わらないのさ

フジファブリックのインディーズ時代のアルバム『アラカルト』と『アラモード』を通勤時に聴いてます。
到着まで2ヶ月以上かかったけれど、今Amazonのサイト見たら在庫がある……。Amazonで買えば良かったのか……でも、3ヶ月前はなかったのよね(>_<)。

『アラカルト』には現在のフジファブリックのメンバーは参加していないのですが、他の志村時代のフジファブリックのアルバムと変わらない位気に入りました。やっぱり私はフジファブリックというより、志村正彦さんが好きなんだなぁ、と思い知らされてしまう今日この頃です。インディーズ時代から、こんなにいい曲作れる志村さんって凄いっ!

第一印象は「LOVE PSYCHEDELICOっぽい」。
いや、あちらは女性ボーカルだから、歌が入ると雰囲気は全然違うんですが、ギターの感じとかが似てる。
LOVE PSYCHEDELICOを初めて聴いた時は、ちょっと衝撃を受けました。古いような新しいような不思議な感じがしたっけ。今になると、LOVE PSYCHEDELICO自体がベテランだから結局懐かしい感じになっちゃうのですが(^_^;)。
『アラカルト』は2002年に発売された作品。当時はああいう感じが流行っていたのかな?

で、その中の『線香花火』という曲の中に「夏は簡単には終わらないのさ」という部分があります。
私はずっと(といっても、ひと月ちょっと?)
「ラスト簡単には終わらないのさ」と聞き間違えていました。
志村さんって滑舌あんまり良くないから、よく聞き間違えちゃうんだよなぁ。

「諦めたらそこで試合終了」みたいな感じかと漠然と勘違いをしていたのですが、安西先生(『スラムダンク』)の世界から一転、スピードワゴンの小沢さんの世界になっちゃったよ(笑)。3文字違うと、こんなにも変わるのか!

志村さんにとって、夏は特別なのかな。
四季折々の歌を作っているけれど、一番好きなのは夏のような気がする。
そして以前当ブログに、「志村さんは花に関する歌をよく作っている」というような事を書きましたが、夏と花とくれば花火ですね。『線香花火』『打上げ花火』とタイトルに「花火」が付く曲を2曲も作った上に、フジファブリックのフレーズで一番有名とも言えそうな「最後の花火に今年もなったな」という歌詞の『若者のすべて』がありますから。

ところで、
「悲しくったってさ 夏は簡単には終わらないのさ」という歌詞は、どういう事? 夏は悲しいのかな?
それとも「悲しい事があっても、夏は簡単には終わらないから大丈夫」って事なのか?

志村さんの歌詞は、ちゃんとわかりやすく説明してくれない物が多いです。
なので、ついつい色々考えちゃう。想像しちゃう。それが志村さんの狙い?
実は、この歌が誰に向けて語っているかさえも私にはわかりません。
自分で自分を鼓舞しているようにも聞こえるし、「君」を励ましているようにも聞こえる。
私が理解力がないだけ? 主語がよくわからないんだよなー。

LOVE PSYCHEDELICO以外では、奥田民生さんを連想しました。
志村さんは奥田さんに影響されてミュージシャンを目指し同じ事務所に入ったらしいんですが、奥田さんに似ていると私が感じる事はあまりありませんでした。「どちらもPUFFYをプロデュースしてるなぁ」と思うくらいで。

が、インディーズ時代は確かに似てるかも。
ただ、奥田さんは昼、志村さんは夜が似合うような気がする。

今、志村さんの『東京、音楽、ロックンロール』(入手しました!)を読んでいるのですが、こんな記述がありました。

「ジェリー・フィッシュのアンディー・スターマーが〝茜色の夕日〟が(ユニコーンの)〝開店休業〟に似ていると言ったらしいです。ギターソロのオルガンが。自分としてはプルコルハルムっぽいとは思いましたが」

『茜色の夕日』は私の中ではもはやボウイの"Modern Love"ですが(笑)。
雰囲気は確かに『青い影』っぽいかもしれない。とかいいつつ、私は『アラモード』に収録されている『笑ってサヨナラ』から、よりプルコル・ハルムを感じました。
なんか、LOVE PSYCHEDELICOっぽいだとか、奥田民生さんっぽいだとか、プルコル・ハルムだボウイだとか色々言ってますが、一部似てても全く別物ですよー。
(他のアルバムでも、モンキーズとかクイーンとか美空ひばりさんなども、明らかにわかる形ですごく面白く取り入れてますよね)

以前当ブログに、「フジファブリックには絶唱系の曲はない」みたいな事を書いちゃいましたが、『浮雲』は絶唱系っぽい。
という感じで、メジャー時代とは一味違って、色々な発見があった『アラカルト』と『アラモード』でした。

奥田民生さんといえば、数週間前『チコちゃんに叱られる』に出てましたね。
しかも、出された問題が「うどんのコシ」についてだって。
「吉田のうどん」が出てくるから、「これって、志村さんの話をさせようと思っているよね!」なんて思いが湧き出てきましたが、そんな話は出ませんでした(当たり前か)。そして、奥田さんはやわらかいうどんの方がお好きなのね、吉田のうどんは好みではないのね。
っていうか、この日、富士山の問題も出たりと、もう志村さんを意識していたとしか思えないのですが!
……勘違いですか。すみません。

ちなみに、私、ユニコーンのベスト盤は持ってます。
「井上陽水奥田民生」(ユニット名)も、持ってます。
邦楽あまり聴かない私にとっては、同じ邦楽アーティストのCDを複数枚(名義違うけど)持ってるのは珍しいです。

 

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2019.11.04

ユーミン、フジファブリック、エルトン・ジョン

週末の『SONGS』、録画したものを今日観ました。
ゲストは槇原敬之さん。
カバー曲を歌うのが好きな事をお話しされ、3曲披露してました。ただ歌うだけではなく、それぞれの曲の良さを解説してから歌ってくれました。

 

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2019.10.19

最近心に留まった「ないものねだり」

フジファブリックのアルバム『CHRONICLE』の中で、志村正彦さんが一番気に入っている曲は「ないものねだり」だと、何かで読んだ(聞いた?)事があります。なので「語りたくなっちゃう曲」として、これについて書こうと思ったんですが、他にも「ないものねだり」関連で書きたいタイムリーな事があるので、まとめて書くことにしました。

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2019.09.28

志村さんの言葉でウィーザーを

先日、ウィーザーの"High As A Kite"について語ったので、歌詞が気になってしまいました。
が、WEBで探しても日本語訳が見つかりません。
だったら、自分で訳してみようかと思いましたが、ただ訳してもつまらない(っていうか、英語が得意ではないのでうまく訳せそうにない)ので、志村正彦さんに訳してもらう事にしました(笑)。

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2019.08.31

夏の終わり

先週の『アド街ック天国』は富士吉田市が取り上げられていたので、フジファブリックもしくは志村さんの話題が出るかと期待して観ていたんですが、ちっとも出てこないので、疲れていた事もあり途中でウトウトしてしまいました。結局彼らの話は出なかったんでしょうか?

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2019.08.18

ベスト・アルバムを見ながら考えた事

『いだてん』の感想を書いて投稿したのに、反映されませんでした。
ショック過ぎる……
最近、なんだかネット環境が悪いんです。
ルーターのせいなのか、サーバーのせいなのか、パソコンのせいなのか、J-COMのせいなのか……?

書き直す気になれないので、並行して考えていた方のネタを。

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2019.08.11

他の人が歌う志村さんの曲

相変わらずSpotifyで色々聴いてます。
フジファブリックのカバー曲や、志村正彦さんが他の人の為に書いた曲も聴けました♪

今日はそれらの感想を、私が気に入った順に書いてみたいと思います。

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2019.08.10

お盆を前に、Mステに志村さん降臨

次のブログの記事タイトルは「他の人が歌う志村曲」にしようと思ってました。
が、槇原敬之さんが歌う『若者のすべて』がSpotifyで見つけられなかったので、「いつ頃やったんだろう?」と思い、「槇原敬之 若者のすべて」で検索してみました。
すると、

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2019.08.05

今更聴く名盤

あと数週間で、Spotifyの300円期間が終わってしまいます。
本当は四六時中フジファブリックばかり聴いていたいのですが、
しつこいようですが志村さん時代のフジファブリックのCDは全部買う事に決めたので、今のうちに他の「CD持ってないけど聴きたい曲」を聴いておこうと思っています。

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