オリンピック開会式
待ちに待った、オリンピック開会式。
仮眠を取って備えるつもりでいたのですが、仕事が入ってしまいそれがかなわず。開会式の1分前迄働いていました。そのせいか眠気に勝てず、なんと途中でダウンしてしまいました。ああ、開会式の途中で寝るなんて、オリンピックおたくの名が泣くよ。
翌朝残っていた仕事を片づけて、なんとかお盆休みに突入。録画しておいた続きを観ました。
昼の開会式と夜の開会式って、皆さんどちらがお好きなのでしょう?
夜の方が評判良いのかなぁ? あるいは(例のごとく)テレビ局の都合なのか、はたまた暗い方が演出がしやすいのか、よくわかりませんが今回も夜でした。これで夏は3大会連続夜かな。そろそろ、昼の開会式も見てみたい所。昼だと花火を上げられないというデメリットがありますが、その分閉会式に派手に打ち上げれば良いと思うし……。
なーんて言ってはみましたが、今回の演出もとっても良かったと思います。
ギリシャというのが大きい。あのギリシャならではの歴史絵巻(?)は壮観でした。人間が彫刻や人形に扮する演出、すごく面白かった。
思わず泣いてしまったのは、人類をイメージしたランナーが、オリンピック開催地のテープを切って走るシーン。ベルリンのテープの所でランナーがぱったりと倒れるのです。なぜなら第一次世界大戦があったから。さすがにオリンピックどころではなく、大会は中止になりました。そして、第二次世界大戦の時にもランナーは動きを止めるのです。平和の象徴と言われるオリンピックですが、こんな事もあったんですね。その後また走り続けるランナーを見て、うるうる来てしまいました。うーむ、涙腺弱くなったかな。
今だって決して世界中が平和というわけじゃなくて、イラクやアフガニスタン、パレスチナやの入場行進時には大きな拍手が起こりました。「オリンピックに戻って来れて良かったね」とか「大変な時によくオリンピックに来てくれたね」という類の拍手。パレスチナの旗手はピースサインをしながら歩いていました。
でもイランの選手がイスラエルの選手との対戦を拒否するなんていう政治絡みの残念な出来事も早々にありました……。
知らない国に出会えるのもオリンピックの良い所。
印象に残ったのはブルンジ。
獣の皮の腰巻きのような物を巻き、踊りながらの入場です。有働アナに「一緒に踊りたくなりませんか?」と言われた星野仙一さんが「なりません」と答えたのも印象的(笑)。しかし外務省のホームページで調べてみると危険度が高いようで、「渡航の延期をおすすめします」となっていました。内戦の影響で治安情勢が不安定なのだとか……。
そしてエリトリア。
両手を上げて円のような形を作り、リズムに合わせて左右に楽しそうに振っている人がいて、そのあまりに楽しそうな仕種に魅きつけられてしまったのですが、ここも国境紛争で大変だったらしい。まだ地雷も沢山残っているのだとか。地域によって微妙に異なってはいましたが、やはり「渡航の延期をおすすめします」とか「退避を勧告します」となっていました。
共にアフリカの国です。
世界に真の平和が訪れる日って来るのかな?
| 固定リンク
« キャバレー | トップページ | 体操日本復活!! »
コメント