アテネを振り返って（球技1）

●バドミントン
高校時代バドミントン部だったので、気になる競技の１つなのですが、なかなか地上波で放送してくれません。前回のシドニーでは衛星放送を観れる環境を整え「『BSは全部やる』んだよね」と喜んでいたのですが、バドミントンはハイビジョンでしか放送してくれなかったような。（違ったらごめんなさい）

今回はようやく念願叶って見られました。女子シングルスとダブルスの決勝戦、混合ダブルスの決勝戦、そして日本選手登場の女子ダブルス１回戦と計４試合。
女子ダブルスの決勝は夜の８時というゴールデンタイムで生放送でした。白熱した好ゲームで、すごい長い試合になりました。そのせいか、この後放送予定だった男子シングルスが放送されなかったのが、残念といえば残念。

女子のシングルスの決勝も凄かったなぁ。
バドミントンって見かけによらないハードなスポーツで、ホント疲れるんですよ。普通にやってたって疲れるのに、あんな厳しいコースを攻められ走らされ、両者さぞかし大変だった事でしょう。最後は精神力の勝負のようだった。経験した事のあるスポーツを見るのは、他の競技と違った楽しみがあります。レベルは違えど共感出来る部分が多いんですよね。

●バレーボール
女子のロシアが凄かった!!
以前「日本は世界ランキングは７位だからベスト８止まりは妥当」なんて書いてしまいましたが、ロシアって６位だったんですよ。日本で行われたアテネ最終予選の時は日本に続いて２位での予選通過でした。それが銀メダルですよ。
まぁ今思えば、あの強豪ロシアが「オリンピック出場を最終予選まで決められなかった」っていうのが不思議ですが。

私は準決勝の対ブラジル戦と決勝の対中国戦を見ましたが、どちらもフルセットまでもつれる大熱戦でした。「粘って粘って、また粘る」という感じ。
たとえばブラジル戦は18-25、21-25で２セット先に取られました。
それから25-22、26-28（ジュース）で取り返し、最終セットは16-14（ジュース）。
途中マッチ・ポイント何度か取られてましたよ。凄い凄い。

決勝もまた凄くて、30-28（こんなスコア、見たことあります？）、27-25、20-25、23-25、12-15、やはりフルセット・ゲームでした。 何かが取り憑いているようでした。
最後は中国が下馬評通りに勝ちましたが、本当に凄いゲームでした。「日本も強くなってきた」と思いましたが、まだまだなのかな？　世界の壁は厚い。

●ビーチバレー
見たかったのに見逃した。残念〜。

●サッカー、テニス
「オリンピック＝世界最高峰の戦い」だから好きなのですが、これらの競技に関しては当てはまらない所が歯がゆい所。どうしてもワールドカップやウィンブルドンの方が燃えてしまうワケで、こちらは今一盛り上がれませんでした。でも、ナブラチロワは凄いですね。