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2005.12.21

1月3日に備える(?)NHK

NHKの紅白歌合戦に出場が決まったゴリエちゃんの特集があるというので、「ちょっと面白そうかも」と思い、とーっても久しぶりに『ワンナイ』(の特番)を見ました。といっても、途中で別の番組にスイッチしたので冒頭の15分のみ。
そこでNHKの倉庫が映ったのですが、その壁になんと『新選組!』のポスターが貼られてました。続編じゃなくて去年の物です。ちょっと感動してしまいました。どうしていまだに貼られているのだろう? やっぱりスタッフにも愛された番組なのだろうか?……ただ剥がすのが面倒だっただけかも知れませんけど。

で、「スイッチした別の番組」というのはそのNHKの番組で、『その時歴史が動いた』。
テーマは『それからの新選組〜土方歳三、箱館に死す〜』。
「なんか見た事あるような気が……」と思ったら再放送でした。1月3日放送予定の続編(『新選組!! 土方歳三最期の一日』)に向けての盛り上げ工作の一環という感じでしょうか? 山本耕史さんを紅白の司会の一人に抜擢してみたり、1月3日の放送当日には朝から『新選組!』関連番組(『土方歳三とオレ』『新選組! 総集編』など)を怒濤のように並べてみたりと大胆な動きが目立つNHKさん、ホント続編に力を入れてくれてるんですね〜。「だったら続編の放送時間も90分なんてケチらないで、せめて2時間位にしてくれれば良かったのに……」という気もしないでもありませんが、プッシュしてくれているのは嬉しいです。

そういえば、去年『その時歴史が動いた』を見た時はまだ『燃えよ剣』すら読んでいなかった新選組ビギナーだったので、箱館戦争の事はほとんど知りませんでした。「近藤や斎藤さんがいない新選組になんて、あんまり興味ないなぁ」なんて失礼な事を思っていたっけ。多分この番組も真剣に観てませんでした。ほとんど憶えてなかったし。

しかし、今回改めて観たらとても面白かった。「二股口って、こんな山だったの!?」とか、「うわ、ホント弁天台場まで救出に行くのって大変そうだよ」とか。色々読んでから観ると感慨深いものですね。活字から漠然と想像していた物が映像や地図によってより具体的にに想像出来るようになりました。いや、所詮は想像なのですが、なんかリアリティを帯びてくるというか。思わず吉村嘉一郎(『壬生義士伝』に出てくる貫一郎の息子)が台場に立っている姿が浮かんで来たりして。あ、あれも小説だった(爆)。

先日、『土曜スタジオパーク』に出た伊東四朗さんが、新選組の事を「つい最近の話だ」みたいな事をおっしゃってましたが、二股口を見ていたら本当にそんな気がしてきました。
「ついこの前まで、土方はあそこで戦っていたんじゃないか?」という感じ。
会津の如来堂に行った時もなんだか戦いをすごくリアルに想像してしまったけれど、二股口に行ったら、もっと強くそういう印象を受けるんじゃないかなぁ。もっとも、あの映像を見た限りでは気軽に行けそうな所には見えなかったけど。

ますます、1月3日が楽しみになってきました。……NHKさんの術中にはまってます(笑)。

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