ルパン対新選組

ももさんの所で知った『ルパン三世（新）』の71話、ケーブルテレビで見ました。タイトルはなんと『ルパン対新選組』（笑）。

今回は、「ネタバレあり」どころか、ストーリー全部書いてしまってますので、これからアニメを見る方、いらっしゃいましたらご注意下さい。

「近藤勇の三代目」という、でっぷりした体型の、いかにも悪そ〜な実業家(？)が出て来ました。その片腕は沖田。こちらは沖田総司の子孫ですが、下の名前もそのまんま「総司」でした(^^;)。
近藤はスーツを着てますが、沖田は和服。五右衛門と似たようなカッコをして…というか、顔も五右衛門に似ていたなぁ。

戊辰戦争時に津軽海峡に沈んでしまった新選組の黄金の大砲をゲットしようとする話でした。この大砲、何十億円もの価値があるお宝だそうです(^^;)。
しかし、激しい海流のせいで引き上げる事が極めて困難で、かつて近藤が依頼したダイバーは皆、海の藻屑となっているという設定でした。
近藤は、「ルパンなら何とか出来るのではないか」と思い、手を組もうと持ちかけます。そして、ルパンは見事引き上げに成功するのですが、悪を絵に描いたような近藤は、大砲を我が物にする為にルパンを消そうとするのです。

一方沖田は、その大砲を使って、先祖の無念を晴らすべく「新選組を再興して北海道を独立国にしよう」という夢を持っています。が、ただの金の亡者となり下がった近藤はそれを「時代錯誤」と一蹴。対決の末、近藤は小物の悪役風にあっさり死んでしまいます。

あとは、沖田とルパンとの対決……といいたい所ですが、この回は五右衛門が大活躍。日本刀同志の戦いになりました♪
しかし、五右衛門の剣は斬鉄剣ですからね〜。沖田の剣を折り、「刀の差が出たようだな」と一言。カッコ良く決めた……と思いきや、その瞬間、沖田の仲間のお化けタコに海に引っ張り込まれちゃいます。危機一髪!!　しかし、やはり斬鉄剣でタコもやっつけちゃう五右衛門。すると観念した沖田は「もはやこれまで」と、大砲共々自爆しちゃうという、とんでもないストーリーでした。

「必見!!」というような物ではありませんが、なんか、変わった物見られて面白かったです。ただ、北海道の話なのに「土方」の名前は出なかったなぁ。星影の人（市川公演）